房総沖でM8クラスの巨大地震が起こる可能性が高い!?
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関東南部では近い将来に起こるとされている直下地震があります。
加えて東北地方太平洋沖地震の影響によって、関東地方の地震リスクはかなり高まっているということが多くの学者から指摘されており、事実、2011年以降関東地方やその沖合では地震活動や地殻変動が非常に活発化しています。
また関東地方では、直下地震よりもさらに甚大な被害を及ぼすとされる相模トラフで起こる関東大震災タイプの地震も繰り返し発生しており、南海トラフ地震や東日本大震災クラスの地震や津波を引き起こす可能性があります。
もう一つ、関東地方で繰り返し発生しているものに房総沖の巨大地震があります。
次に房総沖地震が起きたのは、それから約44年後で、M7.5~M7.9と推定されています。(約44年)
これらの同領域の全ての大地震を見てみると400年という間隔よりは遥かに短いスパンで地震が発生していて、かつ、次の発生間隔までの長さが南海トラフ地震と同じく「前回の地震規模に比例している」という特徴があることがわかります。
まずM8~9クラスの巨大地震が72年という間隔で2回発生したことにより、次に起きるまでの間隔が230年もあいてしまったという見方ができます。
その後、M8未満の地震が30~40年前後の間隔で起きていて、最新の活動はM6.6とさらに規模が小さいことから、次の地震までの発生間隔は少なくとも40年前後かそれ未満の間隔で発生すると単純に予測することができます。
1984年から現在まで、35年が経過しています。
つまり、房総沖でも巨大地震がそろそろ発生しても不思議ではない状態であるということが言えるのです。
それが数年から数十年という短い期間で2つとも発生するとなると、日本は壊滅的な打撃を受けることになるのです。
その点からも、まずは人的被害を最小にすることが日本を守るために一番必要なことだと考えます。