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真実味増す「コロナ人為発生説」 すべてトランプ大統領の言った通り、8月復帰??????

真実味増す「コロナ人為発生説」バイデンが武漢研究所を徹底調査する2つの思惑  =澤田聖陽

2021年6月3日ニュース

欧米メディアはここに来て、コロナウイルス武漢ウイルス研究所で発生した可能性が高いという姿勢に舵を切り始めています。なぜ急に方向転換したのか?2つの理由が考えられます。(『元証券会社社長・澤田聖陽が教える「投資に勝つニュースの読み方」』澤田聖陽)

 

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コロナ「人為発生説」が急浮上

コロナウイルス武漢で発生したという説が有力で、華南海鮮卸売市場が発生源であるという説(市場発生説)と、武漢ウイルス研究所から何らかの形で漏れたという説(武漢ウイルス研発生説)があります。

前者は自然発生説であり、後者は人為発生説です。

欧米主要メディアは、ずっと武漢ウイルス研発生説は「陰謀論」であり、議論するに値しないデマであるという姿勢をとってきました(特にCNN、ワシントン・ポストなどの左派メディアは顕著でした)。

それが、ここにきて急に180度方向転換して、武漢ウイルス研発生の可能性が高いという姿勢に舵を切り始めています。

このような話は、なぜか日本の新聞、テレビなどのメディアではまったくというほど報道されません。

幸いにして、今はネットを通じて欧米メディアの記事や動画も見れるので確認できますが、日本の新聞やテレビを主な情報源としている層(主に高齢者層が多いと思います)は、このような情報はまったく知らないままという状態だと思います。

いったん中止した発生源調査を再開?バイデン政権の不穏な動き

トランプ政権が国務省指導で非公表に行われていた新型コロナウイルスの発生源に関する調査を、バイデン大統領のチームが中止させていたことが判明したと5月28日にCNNが報道しました。

CNNはご存知の通り、トランプ前大統領が嫌いで、バイデン大統領推しのメディアです。そのため、トランプ政権下で決められた調査は政治色が強く問題があったとか、調査の質に問題があったなどという書きぶりです。

しかし、実際にバイデン大統領が調査の打ち切りを指示していたという事実があり、それが報道された点は非常に重要です。

バイデン大統領はもともと中国寄りではないかという印象があるなかで、このような事実があったということは批判に繋がります。

バイデン大統領は、調査の打ち切りを指示したものの、その後再度、武漢ウイルス研究所を調査するように指示したようです。

ただ単にトランプ政権下に決めた調査のやり方に問題があるというのであれば、やり方を変えるよう指示すればよいのですが、一度中止を命令して、その後に再度調査を命じているという点で、何か理由があるのではないかという疑念が湧いてきます。

 

 

なぜ欧米メディアは「武漢ウイルス研発生説」に舵を切った? 2つの理由

このタイミングで、なぜバイデン政権と大手メディアが武漢ウイルス研発生説に大きく舵を切ってきたか。その理由として、以下が考えられます。

武漢ウイルス研発生説のかなり信ぴょう性の高い証拠が出てきた

・政治的に中国を叩きたい世論になっており、そのために武漢ウイルス研発生説を蒸し返した

個人的には、このどちらの要素もあるのではないかと考えています。

証拠はもう隠蔽済み?それでも政治利用したい米国政府

一部の報道で、感染が拡大する前の2019年11月に武漢ウイルス研究所に所属する研究者3人が病院での治療が必要になるほどの体調不良を訴えていたという情報が出ていました。

状況証拠的には、武漢ウイルス研発生説の疑いがかなり強くなっていますが、決定的な証拠はあったとしてもすでに隠滅されているでしょうし、中国政府が自由に調べさせるわけもありません。

このままではずっと状況証拠はクロだが決定的な証拠がないという状況が続く可能性が高いわけですが、アメリカはそんなことは十分承知のうえで、政治的に利用しているのだと思います。

中国としては、ウイグルの件とコロナの起源が武漢ウイルス研究所ではないかという点を追及されるのが一番嫌なはずで、ここを突くことで対中外交を優位に進めようとしているのだと思います。

オバマ政権、武漢ウイルス研究所に資金援助か

しかしながら武漢ウイルス研究所からコロナウイルスが流失したという件についてですが、実はオバマ政権下で国立アレルギー・感染研究所(NIAID)のアンソニー・ファウチ所長(博士)が主導して武漢ウイルス研究所へ資金援助をおこなっていたという話があります。

アメリカ国内でのウイルス研究に対する規制が厳しくなってきたことで、ウイルスの「機能獲得研究(病原体を遺伝子操作して病原体が持つ機能を増強したり、 病原体に機能を付加したりする研究)」を武漢ウイルス研究所に委託していたという疑惑です。

アメリカ国内では危険が大きすぎるので禁止されたが、研究を進めたいファウチ所長が武漢ウイルス研究所に研究を委託したと言われています。

今のところ決定的な証拠もなく、陰謀論のような話に思われがちですが、個人的には結構信ぴょう性が高いのではないかという気もしています。

 

外交のネタに使われるコロナ。米中関係はより緊張感を増してくる

そもそも武漢にウイルス研究所があって、その武漢からウイルスが発生したという時点で、研究所から流出したバイオハザードであるとの疑いが生じるのは当然だと思います。

逆に、もう一方の市場から自然発生したという説、少し説得力に欠ける気がします(蝙蝠が発生源と言われていますが、野生動物を食す野味は武漢に限らず中国で多く広まっていますし、武漢だけで起こるというのは不自然ではあります)。

アメリカはコロナで大変な被害を受けていますし、すでに50万人以上死んでいます。

国民向けにも、発生源であると言われている中国を厳しく問い詰めているという姿勢を貫かないわけにはいかないでしょう(行政府よりも議会はより反中姿勢に傾いていますし、アメリカ国民の反中意識も高まっていますので)。

おそらく米中関係はより緊張感を増してくると思います。

大国同士の大規模な戦争に発展する可能性は低いとは思いますが、外交でのつば迫り合いは当面続いていくでしょう。

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2021年6月配信分

  • Vol.075 「コラム コロナの起源は武漢ウイルス研究所?」(6/1)

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