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◇スクープ！ENEOSが東証1部上場子会社の全株売却
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◆ENEOSが東証1部上場子会社・道路舗装最大手のNIPPOを売却、同社がTOBで非公開化【スクープ】
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ENEOSホールディングスが、2500億円超で東証1部上場の子会社株を売却することが分かった。ENEOSが株式の過半数を保有し、今回の売却対象となる道路舗装最大手のNIPPOは、ENEOSの持ち株全てを自社株買いで引き受ける。これとは別に、ENEOSが設立した特別目的会社（SPC）が、NIPPOに対してTOB（株式公開買い付け）を実施。2021年初頭に、NIPPO株は非公開化される見通し。
◆ENEOSが「貯金箱」子会社の株全売却へ、ゴールドマンも絡む複雑スキームの全貌【スクープ】
https://cl.diamond.jp/c/aigecR3LbDqL5qbF
ENEOSの子会社であるNIPPOは、現預金をため込んだ「貯金箱」のような会社だ。ENEOSは、保有するNIPPOの全株を同社に買わせてこの現預金を吸い上げ、なおかつSPCを介在して連結を維持する複雑なスキームを取る。このSPCに対して、ゴールドマン・サックスも出資することが分かった。それぞれの出資比率などスキームの全貌や問題点を明らかにする。
◆「脱炭素でTOB」しそうな上場子会社リスト【独自予想全50社】次のENEOS・NIPPOはどこ？
https://cl.diamond.jp/c/aigecR3LbDqL5qbG
今回の案件が進む背景に、「脱炭素への移行にかかる多額の費用を賄いたい」というENEOSの思惑がある。もちろん資金が必要なのはENEOSだけではない。温暖化ガスを多く出す鉄鋼や電力、商社などもそうだ。脱炭素でNIPPOの次に、TOBで株式非公開化を迫られる企業はどこか？ 独自作成の「TOBしそうな子会社候補リスト【50社】」で予測する。
