チベット観光列車が運行再開―中国
中国鉄路青蔵集団は3日、新型コロナウイルス感染症のため一時運休していたチベット観光専用列車の運行を再開し、最初の列車が青海省西寧市を出発してチベット自治区のラサに到着したと伝えました。
観光列車は、観光を目的とする特別列車で、切符1枚に全区間の諸費用がすべて含まれています。チベット観光列車は、世界最長の高原凍土トンネルである崑崙山トンネルをくぐり、標高5072メートルで世界で最も高い鉄道停車場の唐古拉駅を通過します。乗客は途中、チベット高原の美しい景色や青海チベット鉄道の曲がりくねった独特の景観を堪能することができます。
旅客のニーズを満たすため、青蔵集団は3月4日、5日、7日にも引き続き3本のチベット観光列車を運行し、延べ2600人余りの旅客を輸送する予定です。中国鉄路成都局集団有限公司は3月中旬と下旬に成都と西昌、麗江、シーサンパンナ、成都と瑞麗、騰衝、大理を結ぶ観光列車を運行する予定です。詳しくは中国鉄路の公式サイト12306を通じて調べることができます。(提供/CRI)
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