パルデンの会

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中国が新彊ウイグル自治区のコルラに秘密レーザー基地 西側の偵察衛星、軍事衛星撃墜を目的

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 「宮崎正弘の国際情勢解題」 
    令和五年(2023)5月8日(月曜日)
       通巻第7740号 
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 中国が新彊ウイグル自治区のコルラに秘密レーザー基地
  西側の偵察衛星、軍事衛星撃墜を目的、大出力ガス装置施設も
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 米国軍事専門誌「アーミーテクノロジー」が報じた(5月1日)。
 中国が新彊ウイグル自治区のコルラに秘密レーザー基地を設営し、西側の偵察衛星、軍事衛星撃墜を目的として大出力ガス装置施設も設営されているという。

 ブラックスカイ社が撮影した衛星画像では格納庫に収容された二つのレーザー ジンバルを示しており、施設の屋根は外国の画像衛星が最も活発な正午頃に開くと報告した。
 この対衛星レーザーに加え電磁パルスとエアロスタット施設がある
https://www.blacksky.com/company/
(↑ ブラックスカイのHP)

 コルラの衛星画像は、対衛星レーザーを示しており、必要なガスを収容できるドーム型構造物が隣接している。
 2003 年にコルラ基地を人民解放軍戦略支援部隊 (PLA SSF) の第 63655 部隊によって設営管理されており、レーザーと光学、超大型成層圏飛行船、高出力マイクロ波の研究を担当しているという

 コルラは古来よりシルクロードのオアシス都市として栄えた。近年はガスと石油の大油田が発見されて夥しい漢族が流入し、近代都市に発展。砂漠の真ん中なのに摩天楼も建っている。市名はウイグル語で「眺め」を意味する。タリム盆地の東北縁辺に位置し、南はタクラマカン砂漠。域内を孔雀河が流れる。

 ロシアにもカリナ レーザー施設がカフカスで運用されていたが、カフカス諸国の独立後は詳細が不明である。

 現在宇宙を遊弋する人工衛星は米国がダントツで3415個、ついで中国が535個。
 以下英国486,多国籍が180,ロシア170。日本は88個の観測衛星、通信衛星気象衛星を打ち上げているが軍事用はない。日本に次いでインドが59個、カナダが56個である(スタチスタ、22年5月)。
 これらの人工衛星の四分の三が商業用だが、300個前後が列強の打ち上げた軍事衛星である。
      ◎☆□☆み□☆☆□や☆◎☆□ざ☆□☆◎き☆□☆◎