★☆救う会全国協議会ニュース★☆（2023.05.28）国民
５月２７日、東京で今年１回目の全拉致被害者の即時一括帰国を求
集会を開催した。家族会・救う会・拉致議連と知事の会、地方議員
体主催で、岸田文雄首相、松野博一官房長官兼拉致問題担当大臣も
櫻井よしこさんの司会で、家族会からは７家族１１人が参加し、主
代表、各党代表、特定失踪者家族会代表らが挨拶、訴えを行い、救
基調報告をした。まず、大会決議を全文紹介する。
決 議 案
私たちは本日、再び「全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大
まった。昨年10月に同じ集会を開いて半年以上が経ったが、拉致
戻すことが出来なかった。悔しく、申し訳ない気持ちでいっぱいだ
拉致被害者救出運動は新たな段階に入っている。岸田文雄首相は昨
私たちの前で「拉致被害者御家族も御高齢となる中で、拉致問題は
のある人権問題です。全ての拉致被害者の方の一日も早い御帰国を
全力で果断に取り組んでまいります」と話した。岸田首相のこの発
問題を核・ミサイル問題とは別次元で扱うというメッセージだ。
北朝鮮では、制裁と新型コロナウィルスと自然災害による未曾有の
り深刻化している。このまま外部から支援がなければ党、政府、軍
の幹部とその家族らも飢えに直面するかもしれないと伝えられてい
家族会・救う会は今年２月に「親の世代の家族が存命のうちに全拉
の一括帰国が実現するなら、我が国が人道支援を行うことに反対し
う新運動方針を決めた。５月上旬、家族会・救う会・拉致議連は米
新運動方針を説明し、米政府、議会、民間専門家らは揃って理解と
した。
人道支援は国連制裁違反ではない。核・ミサイル問題解決前にも北
道支援は実行できる。人道支援の条件は、我が国にとっての喫緊の
ある「全拉致被害者の即時一括帰国」実現だ。但しそれには「親の
者家族が存命中」という譲れない期限がある。
拉致被害者の親の世代の家族が拉致被害者本人と抱き合うことなし
の解決はない。ところが、この間、有本恵子さんの母有本嘉代子さ
ぐみさんの父で家族会初代代表の横田滋さん、田口八重子さんの長
家族会代表の飯塚繁雄さんが次々逝去した。
家族会メンバーの中の
有本恵子さんの父と横田めぐみさんの母の2人になってしまった。
ここで改めて金正恩委員長に伝えたい。私たちは、親の世代の家族
ちに全拉致被害者の一括帰国が実現するなら、我が国が人道支援を
反対しない。金委員長の決断を強く促すものだ。以下決議する。
1.政府は、全拉致被害者の即時一括帰国を早急に実現せよ。
2.北朝鮮は、全拉致被害者一括帰国を早急に決断せよ。
3.閣僚、国会議員、地方首長、地方議員、国民の全員がブルーリ
北朝鮮に対し救出への意思を示そう。
令和5年5月27日
「全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会」参加者一同
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葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 岸田文雄殿
■救う会全国協議会ニュース
発行：北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会（救
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