パルデンの会

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大学入試の逆差別に関しては52%が賛成、32%が反対だった  大學ローンの減免は45%が賛成し、40%が反対。

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 「宮崎正弘の国際情勢解題」 
    令和五年(2023)7月4日(火曜日)
        通巻第7817号   
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 バドワイザー事件は米国の完全な分裂を象徴
最高裁判決への賛否比率がアメリカ人の分断をしめした
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 米国最高裁は大学入学における少数民族優遇は違憲であり、大學ローンの減免は不平等であり、かつ広告で少数派を忌避する出稿は表現の自由であると立て続けに保守的判決を出した。

 大学入試の逆差別に関しては52%が賛成、32%が反対だった
 大學ローンの減免は45%が賛成し、40%が反対。党派別では共和党の71%が賛成、民主党支持者ではわずか17%が賛意を示した。
 広告は出稿側の表現の自由だとする判決では賛成が43,反対が42と殆ど同数。党派別では共和党支持者の68%が賛成、民主党15%

 さてバドワイザー広告事件を振り返ってみよう
 バドワイザーライトは過去十年、全米のベストセラーでビル銘柄のトップだった。異変は広告にトランスジェンダー活動家のディラン・マルバーニを起用し、Z世代とTIKTOKの愛好の若者向けにキャンペーンを開始した。

 怒り狂う中西部から南部にかけてのバドワイザー売店仕入れを拒否、売り上げは忽ち24%激減し「不買運動」が拡大した。
 「あんな気持ち悪いPRをするなって、もう二度とバドを呑まない」とする意見がネットに溢れ、大手メディアのLGBTへの「理解度」と民衆の末端における直接の感情的反応とはこれだけの乖離がある。

 いずれにしてもアメリカの分裂状態は修復不能、いずれ現代版南北戦争で決着をつけなければならなくなるだろう。
      ◎☆□☆み□☆☆□や☆◎☆□ざ☆□☆◎き☆□☆◎ 
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