明日本書「われらの安倍晋三(月刊Hanadaセレクション)」が出版されます。これまでにHanadaに掲載された故安倍元首相についての論稿を再掲載し、新しい原稿(漫画も含む)を付け加えて再編集したものですが、私の論考も再掲載していただきました。本稿の中では、おそらく安倍元首相に対して批判的なものだと思いますが、安倍元首相が超えられなかったものについて考えてみたつもりです。
決して論難するのではなく、1年間が過ぎ、今からは冷静に、安倍元首相の功績と限界を考え、さらに限界を乗り越えていくべき時ではないかと思います。それは同時に、戦後日本の限界を超えていくことでもあるはずです
-
シェアさせて頂きました☆彡
-
-
安倍さんも結局自民党と言う組織には勝てず、自らが抱いていた思いも志しも半ば遂げる事が出来なかった。さぞ無念であったろうと思います。況してや、犬飼木堂や伊藤博文、斎藤実、濱口雄幸、原敬、高橋是清と同様、凶弾に斃れた総理経験者の一人に列せられた。安倍さん自身を政治家として見た時、伊藤博文や原敬、犬飼木堂の様な『大宰相』即ち『憲政史上最高の総理』などでは決してなく、安倍さん自身もそれは承知の上だったでしょう故に、志し半ばで凶弾に倒れ、伊藤博文や原敬ら、並いる大宰相と共に、その名を列せられた事には、悔しさもひとしおだったのではないかと思います。安倍さんの拉致問題にかける想いは本物であっただけに、生きて本懐を遂げて頂きたかったです