滇蔵鉄道の麗江-シャングリラ区間で全線のレール敷設が完了―中国
2023年09月21日(木)20:30
雲南省デチェン・チベット族自治州シャングリラ駅の施工現場で19日、最後の1対・500メートルのレールが正確に道床に敷かれたことで、滇蔵鉄道(雲南省とチベット自治区を結ぶ鉄道)の麗江-シャングリラ区間の全線のレール敷設が完了した。これにより年内開通・営業に向けたしっかりとした基礎が固められた。麗江-シャングリラ区間の開通・営業後、デチェン・チベット族自治州には鉄道が通っていないという歴史に終止符が打たれることになる。人民網が伝えた。
滇蔵鉄道の麗江-シャングリラ区間は麗江市とデチェン・チベット族自治州を結ぶ。全長は139.7キロメートルで、営業速度の目標値は時速140キロメートル。計画によると、同区間は年内に全線開通し、完成・開通済みの昆楚大鉄道とつながる予定だ。そして開通後は、昆明からシャングリラまで5時間前後で移動できるようになる。
(提供/人民網日本語版・編集/YF)