パルデンの会

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プーチン大統領  すべて死に体、 助けを求めて 北京や平壌へ! 北京も水が引いたのか?

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 「宮崎正弘の国際情勢解題」 
    令和五年(2023)10月17日(火曜日)弐
        通巻第7962号  
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 プーチン大統領北朝鮮を電撃訪問か?!
  きょう、北京入りし、一帯一路フォーラム出席、19日は?
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 北京市内は厳戒態勢にある。
 習近平肝いりの一帯一路フォーラムが開催され、18日には習近平演説につづいて、プーチンが重要な演説を行うという。また中国と歩調をあわせ、ロシアは日本からの水産物輸入を制限すると発表した(とは言ってもマグロ、カキなどで水産物全輸出額の0・1%程度)。

 プーチン訪中の前後の予定を緻密にながめると、プーチンの前にラブロフ外相が18日から北朝鮮へ入る。これは先乗りかもしれない。九月に金正恩はロシアを訪問した。以後北朝鮮はすでにコンテナ1000個以上の武器をロシアへ輸送した。これは砲弾換算で数十万発に相当する。
 ロシアは北朝鮮兵士の派遣も打診しているといわれるが、もしプーチンが19日に電撃的に平壌へはいれば、軍事協力で突っ込んだ話し合いがもたれることになる。

 ところで「一帯一路国際協力フォーラム」は中国の提唱から10周年に合わせるイベントで、とくに中南米やアフリカを中心に130ヶ国が参加する。2017年と19年に開かれた過去2回のフォーラムにもプーチン大統領は出席し、習と会談した。

国際刑事裁判所(ICC、本部オランダ・ハーグ)がプーチンに逮捕状を出しているが(このため南アBRICSは欠席した)キルギスも中国もICCに加盟していない。
 一帯一路からはイタリアが抜けた。
インドは冷笑的で「(中国主導の)ネパールのポカラ国際空港プロジェクトは『第二のグアダール』になるだろう」と論評した(『ザ・タイムズ・オブ・インディア』、2023年10月17日)
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