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「苦しむ被害者の話、誰もしない」自民総裁選で思い出す早紀江さんの怒り今回は具体論を

 
 
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2025.09.29)


■<参考情報>拉致問題の現場から-西岡力救う会会長

  以下は、西岡力救う会会長が、「産経新聞」の「拉致問題の現場から(9/27)」
に投稿したものです。参考情報として送ります。

<参考情報>

「苦しむ被害者の話、誰もしない」自民総裁選で思い出す早紀江さんの怒り今回は具体論を

 石破茂首相(自民党総裁)が7日に辞任を表明し、同党の総裁選挙の最中にある。思い出すのは1年前のことだ。

◆「何か行動を」選挙前に異例の会見実施

 令和6年9月11日。前回総裁選の告示日前日に、私たち家族会・救う会は異例の記者会見を開いた。横田早紀江さんから私に、「テレビなどを見ていてもほとんど拉
致問題が議論されておらず、最優先課題のはずなのに不安だ。何か行動しなくてよいだろうか」と電話があり、息子で家族会代表の拓也さんとも相談して決めた。

 選挙終了後に当選者と面会して取り組みを要望するのがこれまでの私たちの形であり、事前実施は初めてだった。特定の候補を応援する内容にはならないように申し合わせて臨んだ会見当日、早紀江さんの言葉は明らかに怒気を帯びていた。

「(めぐみさんが拉致されてから)47年がたとうとしている。3年、5年でも長いが、47年というのは人間の生涯に近い年月です」「その期間、何の罪もない被害者たちが絶叫し続け、泣き叫びながら眠っています」。

 そして、候補者たちに向けて訴えた。「たくさんの人が『私「救う会」の西岡力会長がこの国を背負っていきます』とか、『こういう状況を変えていきたい』とか、話をされていますが、47年も苦しみ嘆いている子供たちの話をなさる方は、ありません」。

 家族らはまた1つ、年齢を重ねた。具体的にどうやって救出を実現させるのか。
その議論をぜひ選挙期間中に深めてほしい。なお、私たちが求めている全被害者の「一括帰国」という言葉は、5氏の政策集の中にはなかった(高市氏は政策発表の会見で口にした)。

◆中朝関係は目立った改善なし、北「詐欺にあった」

 北朝鮮金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党総書記が、北京で今月3日に開かれた「抗日戦争勝利80年記念行事」に参加した。これを機に、冷え切っていた中朝関係が良化して中国が北朝鮮に大規模な経済支援をすることになれば、正恩氏の日本への関心は相対的に下がる。つまり、拉致被害者救出に向けた大きな障害となりうる。

 約1カ月が経過し、訪中の内実が明らかになってきたので、それを書こう。結論から述べると、中朝関係に大幅な改善はなかった。

 正恩氏は4日の習近平国家主席との会談で、
1.中国当局が密輸容疑で押収した10億ドル相当の北朝鮮への物資の返還、
2.北朝鮮人の中国での銀行口座開設許可、
3.中国入りした脱北者の即時強制送還、
4.中国人の北朝鮮観光再開-などを求めたが、

習氏はいずれも受け入れなかった。
従来から北朝鮮が求めていた大規模な食糧援助は話題にすらならなかったようで、北朝鮮は「詐欺にあった」と認識しているという。

 会談の不調に加え、北朝鮮をいら立たせたのは、正恩氏が同行させた娘のジュエ氏への待遇の悪さだった。

 関係者によると、北朝鮮は中国が軍事パレードや歓迎晩餐(ばんさん)会で、ジュエ氏の席を作らなかったと怒っている。天安門広場で行われた軍事パレードでは壇上中央に習氏、向かって左にロシアのプーチン大統領、右に正恩氏が並んだ。当初の約束ではジュエ氏も後方に登壇するはずだったが許されなかった
 各国代表が招かれた晩餐会でも、当初はジュエ氏の席がなく、北朝鮮側が抗議した結果、席が準備されたという。

◆エアコンの温度設定でもめた露朝

 3日に行われた露朝首脳会談も、友好的な雰囲気とはほど遠かった

 会談の開始前から、両国の警備員が衝突した。中国側が部屋のエアコンの温度を20度に設定していたところ、北朝鮮警備員が「首領様(正恩氏)の適切温度は23度だ」
としてそれを引き上げようとした。ロシア側警備員は許可せず、険悪な雰囲気になったという。

 また、会談で正恩氏が大きな声を出したという情報が伝わっている。正恩氏がプーチン氏にウクライナ戦争への派兵の対価の提供が十分ではないと抗議したのだという。

 ロシアからの対価は主に、偵察衛星原子力潜水艦(原潜)といった軍事支援として提供されている。小麦粉やガソリンなどもいくらか入ってきているが、それらは兵器工場の労働者や平壌の幹部らに配られ、一般人民には届いていない。

 軍事支援の詳細に関して情報を得たので紹介する。北朝鮮は昨年、ロシアから偵察衛星1基をもらった。当初、1基1億ドルで計5基の提供契約を結んだが、代金を用意できず、残り4基はまだ引き渡されていない。

 原潜は当初、中古でいいので現物が欲しいと求めたが15億ドルと高価だったため断念。5億ドルで設計図や特殊鋼板などの材料を入手し、現在1隻を建造中だという。

 正恩氏はこれに加え、最新鋭のステルス戦闘機20機を求めているが、これも非常に高価で、購入に至るかは不透明。正恩氏がプーチン氏に声を荒立てた際に求めたのは、戦闘機の可能性がある。

 中朝、露朝の内情は、互いに自分の利益を優先する利用と被利用の関係に過ぎない。正恩氏はトランプ米大統領との首脳会談で国連制裁を大幅に緩和し、その後の拉致問題を媒介にした日朝交渉に期待を持ち続けている。

 次期総裁、新首相はこの機を逃さず、親世代の家族会メンバー、つまり早紀江さんが存命中の全拉致被害者の即時一括帰国を実現させてほしい。

◆元工作員証言から迫る拉致の全貌 安明進氏「大学で正日氏の指令を学んだ」

 日本政府認定の拉致事件は1977~78(昭和52~53)年に集中して発生した。その理由は、76年に金正日(キムジョンイル)氏が工作員の「現地化」(外国人への偽装など)のために、日本を含む多くの国の国民を拉致せよという指令を出したからだと本欄で書いてきた。

 今回からは、この指令に関する元工作員らの証言を紹介し、拉致の全体像に迫る。

 初回は安明進(アンミョンジン)氏だ。正日氏の拉致指令は、安氏の命がけの証言によって明らかになった。

 元朝労働党作戦部の戦闘工作員で、93年に韓国に亡命。時期によって証言内容が変わったり、覚醒剤の使用・販売容疑で有罪判決を受けた過去があるといった理由で、証言の信憑性を疑問視する声もある。

 しかし、私は98年以降、安氏と面談を重ねてきた経験から、少なくとも工作機関内での経験談は信用に足ると判断している。

 安氏が拉致指令を明かしたのは98年7月31日。新潟空港内の一室で開かれた記者会見の場だった。安氏はこの日、家族会・救う会の招聘(しょうへい)で来日。全国を巡回して講演する予定で、初回の講演場所が新潟だったため同空港から入国した。

 安氏は「金正日は74年に後継者に選ばれた後、対南(対韓国)工作部門『3号庁舎』の実態把握に真っ先に着手した」と指摘。「それまでの工作活動を検閲し、成果はゼロだったと批判。『工作員の現地人化教育を徹底して行え。そのために現地人を連れてきて教育に当たらせよ』と指示を出した」と説明した。

 正日氏が日本人拉致を認めた日朝首脳会談の4年前で、この時点で正日氏が拉致の指令者だと証言すれば北朝鮮に命を狙われることは明白。この数カ月前に発刊された自著では、韓国当局の勧めで伏せていた内容だ。

 安氏はのちに翻意の理由について、新潟空港横田めぐみさん(60)=拉致当時(13)=の父、滋さん=令和2年に87歳で死去=と母の早紀江さん(89)の出迎えを受け、「この2人には真実を伝えないといけないと思った」と語った。

 その後の私の聞き取りでは、安氏は拉致指令の経緯について、87~93年に籍を置いた金正日政治軍事大学工作員の養成学校)の「主体哲学」など4科目で学んだとした。指令から10年以上が経過していたが、当時も工作部門は正日氏の指導体制下にあった。当然、授業では指令を含む正日氏の業績が強調されていたので、安氏の詳細な証言にも合点がいく。

以上



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