パルデンの会

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『 ラビア・カーディルさん来日。水谷尚子さんへの意見など。』 8陣design blog より

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ラビア・カーディルさん来日。水谷尚子さんへの意見など。

ジャーナリスト水谷尚子さんが日本ウイグル協会に行ってきた妨害行為はとりあえず別の話し。今回は今回としてラビアさん来日で現場で見てきたことを、今後の課題として書きます。
勘 違いしてほしくないのは水谷尚子さんがラビア・カーディルさんを来日させた件に日本ウイグル協会もイリハム・マハムティさんも反対はしていません。今回の 急に決まった来日は日本ウイグル協会が裏方で苦労したことはありますが、基本的に海外の要人を来日させるのは大変なわけで、誰かが招聘してくれることはあ りがたいことです。ただ問題はあったので個人的に意見します。
というわけで、今回のラビアさん来日の主催者である水谷尚子さんの問題点を書いていきます。

・世界ウイグル会議本部と日本ウイグル協会へ連絡が遅すぎた。来日直前まで主催者窓口が機能せずに情報が錯綜した。
・日本の東トルキスタン支援者とラビア・カーディルさんの交流の場を作らなかった。日本の支援者との交流をマスコミに撮影させようとしなかった。
・マスコミ対応が偏っていた。一部のマスコミだけを優遇し過ぎた。
主に上記の3つのことです。
・世界ウイグル会議内部と日本ウイグル協会へ連絡が遅すぎた。来日直前まで主催者窓口が機能せずに情報が錯綜した。

来日の主催者が誰なのか分からない状況が何日も続きました。ラビヤ・カーディルさん講演会実行委員会がどんな集まりなのか?自分もイリハムさんと連絡取れないうちは、在日ウイグル人の有志のグループだろうかと勝手に考えたりしていました。
日本政策研究センターのサイトで告知やチラシが出て、29日の記者会見で水谷尚子さん本人が名前を出し、30日の講演会で日本政策研究センターと来日に関係した方々の名前が出ました。
その主催者窓口が機能していない間に、世界ウイグル会議の日本全権代表であるイリハムさんへマスコミなどから大量の問い合わせが来てそれに対応をしなければならない状態が続きました。他に日本でウイグルに関する窓口はありませんからイリハムさんは大変だったとおもいます。
ラ ビア・カーディルさんのような立場の人がこの時期に日本に来る。それをマスコミや一般支援者、そして公安警察にも分からないような状態が一時でもあっては ならないとおもいます。隠すのではなく正しい情報が分かり易く伝わっていたほうがラビアさんがより安全で、そしてマスコミ報道も好意的にされるとおもいま すし、報道のされ方や世論ももっと良い受け入れ方をしたかもしれません。
ともかくたくさんの怪情報が錯綜して混乱したわけで、これは主催者として改善すべき点です。

・日本の東トルキスタン支援者とラビア・カーディルさんの交流の場を作らなかった。日本の支援者との交流をマスコミに撮影させようとしなかった。

先 日アップしたラビアさんと日本の支援者のプレスセンター前での交流映像ですが、じつはそのとき水谷尚子さんから「やめてください!」と注意がありました。 それはプラカードを持っていた支援者に対してか、それを撮影しようとしたマスコミへか、ラビアさん本人へかは分かりませんが、ともかくラビアさんと日本の 支援者とが交流することに対しての注意だったことは確かです。
警備上の問題だと考える人もいるとおもうので、どういう状況だったか説明す ると、まず公安警察の人たちが日本の支援者に対して好意的で、記者会見がはじまることやラビアさんがどこにいるのか教えに来てくれていました。さすがにプ ラカードを持って記者会見場に行くことは公安の人が許してもそこまではしませんが、会えるチャンスを作らせたいということは分かりました。日本ウイグル協 会の人や来ていた支援者は信用されていたようで、自分はそのときは気がつきませんでしたが、何人かは記者会見前にラビアさんと直接会って話しが出来まし た。
そしてマスコミ各社がラビアさんと日本の支援者との写真を撮りたがっていましたね。じつは前日の成田空港で来日したラビアさんが、マ スコミと支援者をスルーして通り過ぎてしまう事態が起こりました。これは水谷尚子さんの演出のようですが、現場のマスコミ各社もブーイング。支援者もブー イングです。なぜそうしたのか理由は分かりません。
そのとき支援者が旗を持って待っていたのですが、空港職員に注意されました。なぜダメなのか聞くと「あちらの女性がダメだと…」とその先に立っていたのが水谷尚子さん。ちなみ自分が生で水谷さんを見たのはそのときがはじめてですw
そ の成田の後、イリハムさんや他のウイグル人とも会って話しをしましたが、例えばダライ・ラマ法王来日のように日本の支援者と交流する写真や映像がないとラ ビア・カーディルさんのイメージに良くないのではという話しには当然なりました。中国政府はラビアさんをテロリストと呼んでいるわけで、日本人が歓迎する 場面のない来日映像を喜ぶのは中国政府だけです。

・マスコミ対応が偏っていた。一部のマスコミだけを優遇しすぎた。

水 谷尚子さんの関係のマスコミだけしか、ラビアさんへ直接の取材は出来なかったとおもいます。2ちゃんねるの書き込みなどを見るとNHKの報道が少なかった とか、各社どれだけ報道したのかを反日親中メディアかどうかを判断する材料にしていたりするわけですが、今回現場で自分が見ている限り、水谷尚子さんに相 手にされていないメディアは基本的には報道が少ないだけです。単純に取材をさせてもらえなかったから扱いが少ない。それだけです。
ハードなスケジュールだったからと言い訳されてしまえばそれだけですが、もっとオープンにマスコミ各社に取材させる予定を組めなかったのか自分には疑問が残ります。
成 田でのラビアさんの発言もマスコミ各社がなんとかコメントをもらおうと足を止めてもらって撮影できたもののようだし、水谷さんの考えでは成田空港でコメン トもなしで急いでTBS(独占取材だったようです)に向かうだけしかなかったわけで、マスコミ対応がうまくないなあというのが正直な感想です。
ウイグルの現状を伝えることが目的の来日で、もっと報道されやすく報道各社に協力的であるべきだったとおもいます。イリハムさんは以前「我々はマスコミを選ぶ立場ではない」と話していましたが、今回の水谷尚子さんのマスコミ対応には考えさせられました。
い ろいろと忙しかったのですが結果として、今回の来日はイリハムさんや日本ウイグル協会にとってはプラスになったとおもいます。現場の公安とマスコミ各社と ウイグル支援者の繋がりも面白かったですね。ラビアさんの来日を良い印象で、日本と世界に伝えたいという意志が関係者にあったのは事実です。
そ れとラビアさんと日本の支援者が会えたことは良かったです。それこそデモでスタッフをやったり、暑い中に街宣やったり、シンポジウムで手伝いしたり、自分 の意志でやっているとはいえ東トルキスタンのために苦労しているボランティアの人たちとラビア・カーディルさんが今回の来日で数人でも会えたことはとにか く良かったの一言。次に来日するときは、誰が主催者であってもたくさんの人と会えるように調整してもらえることを望みます。
最後にリクエストあったので、ラビアさん記者会見の水谷尚子さん発言部分の音声をアップしました。

・通訳者の撮影の件。
・自己紹介。
・大紀元記者とのやり取り。
・ウイグルと中国の対話の第一歩をうけての人民日報記者の質問。一部の記者は失笑し、会場は騒然となった面白い質問内容です。

一応、水谷尚子さんにとっては発言について変な尾ひれを付けた噂になるよりは、こうして音声が出たほうがいいとおもいます。公の場で立場を明らかにすることは重要なことですからね。というか音声悪くてすいません。。。

貼り付け元 <http://8jin.blog47.fc2.com/blog-entry-174.html>;


水谷尚子さんが話すときに 中国政府に盾付くものではないと毎回言われる事に違和感がある。こういう感じで50年中国との関係が、なり立ってきたのだろう!中国が怖ければ、はっきり言おう