ワシントンを訪問中のチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世は6日、米議会を訪れ、人権派として知られた
故ラントス元下院外交委員長にちなんで創設されたラントス人権賞を受賞した。
今回の訪米をめぐっては、米政府が中国に配慮してダライ・ラマとオバマ大統領との会談予定を延期したと米紙が報道。
議会がダライ・ラマをたたえたことで、中国が反発する可能性もある。
授賞式には、共和党の重鎮マケイン上院議員や民主党のペロシ下院議長らが出席。マケイン氏は「非暴力によって
民族自決の権利や尊厳を擁護してきた」と称賛した。
一方、国務省によると、チベット問題担当の特別調整官を兼任するオテロ国務次官(地球規模問題担当)が5日にダライ・ラマと会談し、米国がチベット問題進展のため、中国への働き掛けを続けていくことを伝えた。
(国際)日刊スポーツ
2009年10月7日9時38分]ソーシャルブックマーク
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夕刊紙が報道していただいた記事 はたして 主要日刊紙(朝日、読売、毎日、産経、日経)にでるのか?民主党政権で自民党と違ったとして アメリカ議会のようなことができるか???期待します
中国は外国人記者への嫌がらせをやめよ 国際人権団体
2009.10.8 13:43
このニュースのトピックス:中国
国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(本部ニューヨーク)は8日までに、北京で同日から10日まで開かれる「世界メディアサミット」を前に、中国政府に対し、報道の自由を尊重し、外国人記者に対する嫌がらせや拘束をやめるよう求める声明を発表した。
同サミットは世界の通信社やテレビ局などの連携強化を目的に、中国国営の新華社が主催。ヒューマン・ライツ・ウオッチは「プロパガンダとメディアの相違や、記者に対する嫌がらせなどについて率直に議論すべきだ」と注文を付けた。(共同)