パルデンの会

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天皇陛下即位20年 「拉致」に関しても日本人の気持ちを!!!!

「過去の歴史知り未来へ」=即位20年、平和へ思い-両陛下が会見

11月12日5時14分配信 時事通信
 天皇陛下の即位20年を祝う政府式典が12日、開かれる。これに先立ち、天皇、皇后両陛下は皇居・宮殿で記者会見された。陛下は「心配なのは、次第に過去の歴史が忘れられていくのではないかということ」と述べ、先の大戦への道のりに触れ「過去の歴史的事実を十分に知って未来に備えることが大切」と、平和への思いを語った。
 天皇陛下は「この20年、長い天皇の歴史に思いを致し、国民の上を思い、象徴として望ましい天皇の在り方を求めつつ、今日まで過ごしてきました」と振り返った。
 20年でまず頭に浮かぶこととして、ベルリンの壁崩壊などを挙げたが、「その後の世界の動きは、残念ながら平和を推進する方向には進んでいきませんでした」と指摘。米同時テロに続きアフガニスタンイラクで戦争が起き、今も多くの命が失われていると憂えた。北朝鮮による拉致問題では「(拉致された)当時は、日本人皆が拉致の行われたことを事実として認識することはありませんでした。このため、拉致が続けられ、多くの被害者が生じたことは返す返すも残念なことでした」とした。
 また、国内の出来事としては阪神・淡路大震災を挙げた。
 日本の将来についての質問に対し、陛下は先の大戦に至る昭和の歴史を振り返り、「昭和天皇にとって誠に不本意な歴史であったのではないか」と述べた。一方、平成生まれの人々が、スポーツや碁の世界などで活躍するようになったことを喜んだ。
 皇后さまは「区切りの年に当たり、陛下とともに国の安寧と人々の幸せを心から祈念いたします」とした。
 健康に関し、陛下は「皆が健康を心配してくれていることに、まず感謝したい」、皇后さまは「野球の松井(秀喜)さんに見習って(ひざのけがを)忍耐強く治したい」と話した。