パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

開催期間残り一月を切りました。次回の大阪では公立の美術館で鳴り物入り。

上野の森美術館では開催残り日も一ケ月をきりました。大阪の開催が次に控えております。我々の努力が足らないのか、大阪ではもっとパワーアップして、中国のプロパガンダが流されるようです。特に主催者側にNHKが入っていることは、もっと問題にしなければなりませんね。 また大阪では昨年大阪民族博物館において『チベット ポン教の神がみ』を開催して下地があるので 一般の多くの入館者が期待で来るでしょう。しかし一般の方がボン経の仏様と 今回のチベット至宝展との違いを感じていただければ幸いですが。 残念ながらチベット支援者においても、ノルブリンカの千手観音菩薩の美しさのみ話題になり、菩薩と一緒に日本まで連れてこられた精霊たちのお話はあまり聞いてもらえなかったようです。チベットの悲劇が始まった「法王様のインド亡命が開始させられた」始まりが、このノルブリンカであり、千手観音菩薩です。突然の亡命で何も持たずにインドに旅立たれた時、法王様は千手観音菩薩とどういうお話をされたのでしょうか?旅立たれた後におきた1万2000人にも及ぶチベット人の殺戮をどういう風に観音様は見ておられたのでしょうか、欧米諸国ではこの辺に関してもチベット支援の皆さんがよく理解されて今回の展示物に対して 中国のプロパガンダでなく、本当の記述を要請して抗議活動をおこないました。上野で ノルブリンカの千手観音菩薩を見て、美しいとおもった方、是非とも残り一ケ月の上野の森で抗議行動に参加してください。faxを送るような抗議方法もあります。ぜひ参加願います。


大阪での情報を入れておきます。

国立民族学博物館|企画展「チベット ポン教の神がみ」
2009年4月23日(木)〜2009年7月21日(火)に開催された企画展「チベット ポン教の神がみ」にて展示されたポン教のタンカをはじめ、貴重な展示資料を映像にし、公開いたしました。

ポン(Bon)教は中国のチベット自治区全域、四川省甘粛省青海省雲南省からヒマラヤ南麓にまで広く分布している宗教で、仏教がチベットにもたらされ、政権と結びつく前まではその地域の主流をしめていました。土着的要素と密接な関連を保ちながら、独自の高度な教理体系を築きあげ、少数派ながらいまも宗教集団として生きつづけています。チベット仏教の哲学・儀礼の随所にポン教からの影響が認められます。また古いポン教徒はシャンシュン語という未だその系統も文法も明らかにされていない言語をもちいていました。この言語はチベット文語の成立に重大な影響を及ぼしたはずです。このように、ポン教はさまざまな面で、チベットの文化基盤を代表する宗教であり、その地域を理解するうえで不可欠の要素といえるでしょう。
本展示では、ポン教が築きあげてきた宗教的宇宙の構造の一部を図像資料によって紹介するとともに、ポン教の歴史や現代における分布、儀礼なども紹介します。
これによってチベットの基層文化に関する理解を少しでも深めていただければ幸いです。


大阪歴史博物館 特別展「聖地チベットポタラ宮と天空の至宝-」

[2009年11月20日] 大阪歴史博物館では、平成22年1月23日(土)から3月31日(水)まで、特別展「聖地チベットポタラ宮と天空の至宝-」を開催します。世界的に注目されているチベットの歴史や文化を紹介するわが国初の本格的な展覧会です。

 平均標高4,000メートルを越えるチベット高原では、その厳しい自然条件の中にあっても古くから農業や牧畜に従事しながら人々が暮らしてきました。7世紀には吐蕃(とばん)王国が成立し、その最盛期(8~9世紀)には西域にまで領土を広げ、唐の都・長安に攻め込むほどの勢力を誇りました。その後チベットは、インドで発展した後期密教を取り入れながら、中国を通じて日本に伝わった密教とは大きく異なった密教を発展させました。そして元・明・清の歴代中国王朝とも密接な関係を持ちながら、豊かで独自な文化を育んできました。

 この展覧会ではチベットの成立にはじまり、チベットで発展した独特の魅力あふれる仏像・仏画などの密教美術、歴代王朝との交流を示す中国陶磁器、そしてチベット医学や楽器なども含めて幅広く紹介します。ユネスコ世界文化遺産にも登録されているチベット自治区ポタラ宮や河北省承徳宮をはじめとする、宮殿や寺院に保存されている至宝約120件(うち36件は日本の国宝に相当する国家一級文物)によって、チベットの歴史と文化の精髄をご覧いただけます。

開催概要

 1.  名称 : 特別展「聖地チベットポタラ宮と天空の至宝-」
 2.  会期 : 平成22年1月23日(土)~3月31日(水)
 3.  会場 : 大阪歴史博物館  6階特別展示室
                       大阪市中央区大手前4-1-32 
                       ・地下鉄谷町線・中央線「谷町四丁目」駅下車9号出口前
                       ・大阪市営バス馬場町」バス停前 
 4.  休館日 : 毎週火曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)
 5.  開館時間 : 午前9時30分~午後5時(金曜日は午後8時まで)
                        (但し入館は閉館の30分前まで)
 6.  主催 : 大阪歴史博物館朝日新聞社、中華文物交流協会、中国チベット文化保護発展協会
 7.  後援 : 文化庁、中国駐大阪総領事館、中国国家文物局、NHK大阪放送局
 8.  出品協力 : 中国チベット自治区文物局、中国文物交流中心
 9.  企画協力 : 大広
10. 協力 : 日本航空
11. 観覧料 :  大人1,000円( 900円)、 高大生 750円( 680円)
                     ・常設展との共通券
         大人1,500円(1,440円)、高大生1,080円(1,040円)
        ・前売料金
         大人 800円、 高大生 600円
          ※( )内は20名以上の団体割引料金
          ※但し中学生以下、大阪市内在住の65才以上の方、
            障害者手帳等をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料
 12. 出品点数 : 約120件