チベット至宝展 大広の【欺瞞】【嘘】に惑わされた115日
チベット・ウイグル・モンゴル三民族連帯まとめWIKI より
http://www28.atwiki.jp/3minzoku/
最終日 トラブルの状況
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最終日 トラブルの状況
http://www.youtube.com/watch?v=Jzx-WCb7n-k 2階で上着を脱ぎ、ビニール紐で首にぶら下げたA3のプリンター用紙を表に出す。 (素材は紙とビニールで見るからに危険ではない) その状態で2階の展示を展覧。 しばらくして気が付いた美術館側から 「外すか出て行って欲しい」と要請される。 「出て行くべき根拠を示して欲しい」旨を問うと引き下がる。 しかし、しばらくして主催、大広の鶴巻氏が現れ 同じような問答の末、 鶴巻氏から「ぶら下げた物を手に持ち安全にしてもらわないと困る」 との要請があり、首にぶら下げた紙に手を添える事で なぜか安全問題が解決した事となり鶴巻氏も引き下がる。 さらにしばらく展示を見ていると、一般客の方に展示への疑問などを質問していただいたので展示から離れた邪魔にならない位置で美術館内の常識の範囲での音量で立ち話しする。 話すうちプリンター用紙に添えた手が離れる。 美術館側が即、捕まえにくる。 プリンター用紙を無理やり引っ張り外そうとする。首にひっかかり外れず。 用紙から手を離した事を理由に退館を命令。 人だかりの中、再び問答警察を呼ばれる。 警察が来るまで展覧を続けようとするが連行されそうになる。館側の複数人に引きずられる。 階段で引きずられ、見るからに危ない状態。 (特に大使館派遣と思われる中国人が強硬に引っ張り、他の日本人館員が制止する場面も) 偶然階段を上がってきた一般客の方が見かねて美術館側の行為を非難、(動画ここらへん) 一連の連行を目撃していた一般客も集まり踊り場で美術館側を非難、 警察来たので、一緒に階段降り一階の控え室的な部屋へ 鶴巻氏、警官との三者で事情徴収されるも 「これ以上、館内にそのままとどまろうとするなら署で話を聞く事になる」 との話と、閉館時間が目前に迫ってきた事とで、出館が現実的と判断。 鶴巻氏は入場料を返そうとするが受け取らず外まで警察に付き添ってもらい出館。 以後、外の抗議隊と合流しビラまきに。 しかし館内では居合わせた一般客の方達がその後も、美術館側へ処置を疑問とし追及し続けていただいたとの事。 会場に飛び込んでー「チベット至宝展の仏様を見送る、上野送別式」報告 各自の自己判断、自己責任での館内展覧で、 意思表示をし、かつ仏様を見送るという送別式でした。 ダライ・ラマの写真やフリチベタオル・Tシャツ等思い思いのものを 身につけ館内を巡る中、美術館から退館させられたケースもありました。 しかし送別式参加者とは全く無縁の一般客の方達に次々と、 退館処置へ抗議していただき、 図らずも展覧客の中にあった疑問や日本人の良識を示していただける結果となりました。 大手マスコミの報道では抗議情報は今後も扱われる事は期待薄ですが そうした多くの方達にも出館後にチラシやプラカードを見回っていただけました。 最後は閉館と同時に始まった展示品搬出作業の前でフリーチベットコールで〆 (やはり美術館側では最終日の供養的処置は皆無) 2010年1月11日 聖地チベット展 上野最終日の抗議の様子。美術館内の騒動。
2010年1月1日:大広鶴巻氏への抗議署名の提出時の 大広の対応:嘘のオンパレード
「聖地チベット-ポタラ宮と天空の至宝-」展に抗議する国際連盟1.今回のチベット展開催の経過について 質問: 今回のチベット展開催の経過についてお尋ねします。このチベット展の開催については、たくさんの抗議が届いているかと思 います。本来ならチベットに縁を持っている人間にとっては、チベット展そのものが日本で開催される事はむしろ大変喜ばしいことです。しかし、この展覧会開 催の背後には、中国共産党(*注:主催である中国国家文物局は政府機関であることを前提)が居り、中国共産党政府がチベットの民族や文化をコントロール下 においた状態で、チベット文化を如何に擁護しているか、をアピールするために行われている、いわばプロパガンダ的なチベット展であると考え、私達は抗議の 声をあげています。そのことは理解して頂けていますか? チベット展実行委員会実行委員長(以下:実) 理解というか、そのような声が寄せられている事は確認しております。 この展覧会の発端は弊社が中国からのコンテンツを探していた時に、ドイツでのチベット展の話を担当者が入手しました。 それで日本でもそれらの文物を借りられるか、という交渉を始めました。大広が中国共産党から依頼を受けて行っているのではありません。準備を始めたのは、2005年か2006年くらいのはずです。 質問: 御社に中国国家文物局に居た方がいらして特別のつながりがあると聞いていますが? 実: それは半分事実です。でもそれは大広が中国から文物を借りてくる時のルートのひとつです。(このような展示会では)、普通に貸して下さいと言っても貸して くれるものではなくて、ルートを開拓していかなくてはなりません。開拓してきたルートは1回つながれば、他の物も借りることが出来ますので、それを利用し ます。 質問: 実行委員長はこの展覧会を担当されるにあたって、中国とチベットについてご存知でしたか?チベット問題についてはご存知でしたか? 実: チベットについてはあまり知りませんでした。チベット問題があるということは知っていました。ダライ・ラマという名前は知っていましたし、亡命されて今は 亡命政府を持たれているという事実は知っています。また、ダライ・ラマ法王はノーベル平和賞を貰っているということは知っていますし、それに対し中国側が コメントをしていたというのは知っています。 質問: 準備期間中に聖火リレーが世界中で非難を浴びていたのですから、展覧会を見直そうとは思わなかったのですか? 実: 去年の春の段階では、すでに(中国政府から)展示品を貸して頂けるということになっており、その為の支払いも済ましていました。当然チベット展の準備を継続できるかどうかを社内で検討しました。 質問: 内定ですよね?お金を払ったから、実施するほか無いということですか? 実 こういった事情(2008年のチベット騒乱)があるので、九州国立博物館と、北海道立近代美術館がどういう判断をされるか?打診しました。その時に、九州 国立博物館・北海道立近代美術館・大阪歴史博物館・仙台市博物館ともに、チベット展(開催準備)は継続すると判断しました。チベット展は開催するというこ とであるなら、大広は文物を日本に持ってくるという仕事がありますので、そのようにしたという状況です。 質問: 全体の仕切りは大広に責任があると思います。今回は中国政府からの依頼で行っているのではない、ということですが、そういうことであれば、展示内容を正し く伝えることは充分に出来たと思います。今からでも展示内容を正しく伝えることは遅くはないと思いますが、中国政府から干渉されているということはあるの ですか? 実: それは全くありません。 質問: ということは、これからも展示内容を修正する事は可能ですね? 実: 大広の哲学としましては、チベット展で何かしらの啓蒙をしようとは思っていませんし、効果を見ようという発想も持っていません。ひとつの美術的・希少的価値のある物を紹介する。歴史的背景を交えてという話は無いです。 2.主催者側のチベットについての理解と立場 質問: これらの展示品は文化です。文化を創ったというチベット人がいて、ダライ・ラマ法王が来日しているのに法王をお招きするわけでもない。展示会の政治的背景 を理解しているからしょうがないとは思いますが、このようなことは異常です。このような展覧会というのは、歴史的にこれを創った人々に対するリスペクトは 絶対的に持っていなければいけないものだと思います。 中国政府の干渉がないのであれば、これだったら内容に入れられるというようなことを、在日チベット人やチベットサポーターと相談しながら変えていくという ことは可能ということですよね?開会式ひとつとってもわかりますが、中国人の大使が呼ばれているにも関わらず、何故在日チベット人は呼ばれていないのです か? 実: (無言) 質問: 実行委員長は今回チベット展の実行委員長になられたわけですけど、チベットに対して自分は、ダライ・ラマ法王の名前くらいしか知らない、ただ美術的価値があったから、この展示会をやったということですか?そうだとすれば、私達にしてみればかなりショックなことです。 実 知識というのは何に対する知識ですか? 質問: まずポタラ宮がどのような役割を果たしていたかということ。また、そこにあった仏像がどのような役割を果たしていたか、ということを理解していないと思い ます。昨年10月~11月にかけてダライ・ラマ法王が来日されました。ポタラ宮にあった物は、もともとはダライ・ラマ法王のものです。 チベット展なのですから、チベットの最高指導者が来日された時に、お招きしてチベット展をこのように開催しています、という招待を打診してもよかったので はないでしょうか?そうではなく、むしろ避けたのは何故ですか?これだけのものを展示しているのに、ここにダライ・ラマ法王の写真が無い。ダライ・ラマ法 王とのつながり一切書いていないということは、主催者が中国にとても気を使われているのではなく、敢えて書いていないのですか?あれだけの専門家の力によ り、背景も全部調べ上げ、立派な図録を作ったにも関わらず、歴史的な記述が何故、出来ないのでしょうか。 実 私共は基本的に、展示物について、その年代とか、どのようにして創られたのか、とかいう部分は記載しております。それと同時にそれを説明するに必須な、チ ベット仏教というものはどのような形かという説明は入れています。しかしこの展示会は、今のチベットの状況というようなものを広く知ってもらおうというこ とではありませんし、逆に中国側の主義・主張をサポートする意図もありません。 続ー