パルデンの会

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ダライ・ラマ法王がアメリカに到着、世界が中国に事実を突きつける

チベットの人権尊重を支持 米大統領ダライ・ラマ

2010年2月19日 06時35分東京新聞
 【ワシントン共同】オバマ米大統領は18日、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世とホワイトハウスで初会談し、チベットの宗教や文化、言語、人権を守ることに「強い支持」を示した。ホワイトハウスが同日、声明で明らかにした。

 中国外務省の馬朝旭報道局長は19日未明に談話を出し「強い不満と断固たる反対」を表明、米側に「内政干渉の停止」を求めた。

 大統領は「建設的で協力的な米中関係の重要性」についてもダライ・ラマと一致。会談に強く反発している中国に対し、報復措置に出るなどして両国関係の悪化につなげないよう、くぎを刺した。

 声明は一方で、人権尊重について言及した部分で「中華人民共和国チベット族の人権を擁護」という表現を使用。チベットは中国の一部という従来の米国の見解をあらためて強調することで、中国側への配慮も見せた。

 大統領は会談で、ダライ・ラマチベットの独立ではなく「高度な自治」を求めている姿勢や、非暴力で中国との対話を希求する姿勢を称賛。今後も両者が相違点の解消に向けて、直接対話を継続するようあらためて求めた。

 ダライ・ラマは会談後、ホワイトハウスの敷地内で記者団に対し「偉大な民主国家の大統領に会えて大変光栄に思っている」などと笑顔を見せ、オバマ氏と世界平和や宗教間の融和などを話し合ったと語った。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2010021801001013.html


対中政策、良好関係維持より人権での注文が大事と米国民53%

ワシントン(CNN) 米国民の53%が、中国との良好な関係を維持するより同国内の人権問題で米国は強く出るべきだと考えていることが最新世論調査で18日分かった。CNNとオピニオン・リサーチ社が共同実施した。

良好な関係がより重要としたのは44%だった。また、台湾問題では、中国との良好関係の維持を重視する比率より、力に訴えてでも強く対応すべきとするのが6ポイント上回った。

約4分の3がチベットは独立国家になるべきだとも考えていた。チベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世は17日、ワシントンに到着、18日午前にはオバマ米大統領と初めて会談する。チベットは領土の一部とする中国政府はこの会談に強く反発、米国に対する報復措置も警告している。

最新世論調査によると、米国民の56%がチベット亡命政府を率いるダライ・ラマを好意的に評価、逆の回答は18%だった。
最新世論調査は、2月12─15日、成人1023人を対象に電話で実施した。


チベットの人権擁護強く支持=ダライ・ラマの対話路線称賛-米大統領

2月19日6時44分配信 時事通信
 【ワシントン時事】オバマ米大統領は18日、訪米中のチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世ホワイトハウスで初めて会談した。ホワイトハウスによると、オバマ大統領はこの中で、中国におけるチベット人の人権擁護を強く支持するとともに、中国指導部との対話により、自治拡大を目指すダライ・ラマの姿勢を称賛した。ダライ・ラマはこの日、クリントン国務長官とも会見した。
 会談で、オバマ大統領は「チベットの宗教や文化、言語のアイデンティティーを守ることを強く支持する」と表明。その上で、ダライ・ラマの中国政府に対する非暴力と対話路線を「中庸のアプローチ」と表現し、高く評価した。ダライ・ラマは中国からの独立ではなく自治の拡大を目指す「中道路線」を進めている。
 また、オバマ大統領は双方に直接対話による問題の解決を促してきたことを強調するとともに、今年に入り対話が再開されたことを歓迎した。オバマ大統領とダライ・ラマは、前向きで協調的な米中関係が重要であることでも意見が一致した。
  http://www.cnn.co.jp/usa/CNN201002180028.html