中国人医師の元妻で2006年初めに渡米した女性が、眼科医の夫が実際に監禁中の法輪功学習者の角膜の摘出に参加したことを告発した。それをきっかけに、マタス弁護士はカナダの前連邦議員で元外交官のデビット・キルガー氏と連携して独立調査を行い、2007年7月に詳細な調査報告書を公表した。報告書では30以上の証拠が採用され、「中国での法輪功学習者を対象とする臓器狩りは紛れもない事実である」と結論づけた。カナダ国内では昨年、さらに多くの証拠を集めた調査報告書が『血まみれの臓器摘出』(“Bloody Harvest, The killing of Falun Gong for their organs”)として出版されている。