パルデンの会

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菅か?小沢か?    マスコミを信ずるな!!!!

マスコミに踊らされず、日本の社会を覆っている 間違った「役人・事なかれ」、「マスコミ・事なかれ」、を排し   
中国をふくむ覇権を目指す 魔の手を振りほどく 社会が要望されている。

菅か?小沢か?  
マスコミを信ずるな!!!!


2010年9月1日号。

<「大マスコミ様の意に反して」代表選に出た小沢さんへの狂ったような攻撃が始まるだろう>

勝谷誠彦の××な日々。より一部転載
 
前略
 
実は鳩山さんの異様な行動もその背後には大マスコミの策動があったと私は思っている。週明け、いくつかの大マスコミはまことに異様で卑劣な「世論」調査の結果を発表した。似たりよったりの数字なので代表として産経新聞をとりあげておく。
<【世論調査】「首相にふさわしい」菅氏60.1%、小沢氏16.4%、産経/FNN合同世論調査
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)は28、29の両日、合同世論調査を行った。民主党代表選出馬を表明した菅直人首相、小沢一郎前幹事長のどちらが「首相にふさわしいか」を聞いたところ、菅氏が60.1%で、小沢氏の16.4%を大きく上回った。
菅首相続投を「支持する」は74.2%、小沢氏の代表選出馬を「適切ではない」と答えた人は77.1%に達した。菅首相の「脱小沢」方針は71.4%が「評価する」と回答。鳩山由紀夫前首相の小沢氏支持表明について77.3%が「適切だと思わない」と答えた。>
以前、スポーツ新聞がウェブでやった調査では正反対の結果が出ていたことをお報せしましたよね。しかし新聞やテレビ局各社は揃ってこうした「圧倒的に小沢不利」の数字を流した。「出るな」というメッセージである。鳩山さんはこれによってもう一度振り回された気配がある。
それにしても産経に限らずこれが民主国家の大マスコミのやることだろうか。<小沢氏の代表選出馬を「適切でない」>という調査項目はどうであろう。
 
中略
 
ちなみに大マスコミがどういう偽情報を垂れ流していたか歴史に残すために一例を記録しておこう。今からわずか十数時間前に配信された記事だ。たまたま、毎日新聞だが、どこも似たようなものである。
民主党代表選:小沢氏不出馬で最終調整/菅首相と午後会談>
<9月1日告示の民主党代表選を巡り、菅直人首相と小沢一郎前幹事長は31日午後、会談する。党内対立激化を回避するため、小沢氏の不出馬に向けて最終調整する。これに先立ち、小沢氏は国会内で鳩山由紀夫前首相、輿石東参院議員会長と会談し、対応を協議した。首相は小沢氏との会談で、鳩山、輿石両氏を加えた体制で政権運営する意向を伝え、理解を求めたい考えで、重要ポストを巡り、小沢氏の処遇などが焦点となる。>
 
後略
 
当初は「ヤッシー」と持ち上げておきながら記者クラブ利権を巡って対決することになると手のひらを返したように個人攻撃をはじめたのだ。
政権交代と大はしゃぎしていたかと思ったら、脱官僚、クラブ利権剥奪の動きが見え始めると、スクラムを組んで民主党叩き、小沢叩きに奔走する今の大マスコミの姿は、あの時の信州のそれのVTRを見るようだ。「世論調査」「街の声」といったものを駆使し「世論」を作り上げる手法も。
大マスコミは社説などではしたり顔に「政策論争を」と言う。しかし論点を政策ではなく「政治とカネ」とやらにしているのは、オノレではないか。「政治とカネ」を政策論争にするのならば、自分たちの取材力で新しい疑惑をきちんともって来るがいい。素人の民間人が集まった検察審査会がどう判断するかだけを「神託」のように待ち構えていることの滑稽さを、識者という人々が指摘しないのも私には不思議でならない。
ちなみに大マスコミが作り出す「世論」は小沢さんや田中さんに対するように「バッシング」だけではない。小泉純一郎首相の時の馬鹿踊りも大マスコミが煽った「世論」によるものだった。その結果この国がボロボロにされたことを、大マスコミは一方では他人事のように報ずる。いや大マスコミだけではない。国民もまた反省がない。反省がないままに、今度は「負の熱狂」に踊らされようとしているのである
 
 
 
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