【尖閣衝突事件】ダライ・ラマ来日 中国が異例の「招聘取り下げ要求」
追稿 9.28
11月予定のチベット仏教最高指導者、ダライ・ラマ14世の来日に対して、中国政府が日本側の招聘(しょうへい)自体を取りやめるよう要求していることが22日、分かった。中国政府は従来、ダライ・ラマ来日では日本側に圧力をかけてきたが、会合への出席を止めようとするのは異例。沖縄・尖閣諸島周辺での漁船衝突事件を受け、中国側が強硬姿勢を取っている可能性がある。
ダライ・ラマが出席を予定しているのは、広島市で開催される「ノーベル平和賞受賞者世界サミット」(ローマの同サミット事務局主催)。ダライ・ラマのほかゴルバチョフ元ソ連大統領や、エルバラダイ元国際原子力機関(IAEA)事務局長ら歴代のノーベル平和賞受賞者9人が、「ヒロシマの遺産・核兵器のない世界」をテーマに議論する。
複数の政府関係者によると、中国側は外交ルートを通じ「彼(ダライ・ラマ)はノーベル平和賞を受賞するような人物ではなく、招聘はしないほうがいい」などと指摘。ダライ・ラマを「分裂主義者」と見なす従来の主張を繰り返し、招聘を自粛するよう要請した。
これに対し、開催地の広島市は「中国側から現時点で抗議は受けていない」(市平和推進課)として、予定通りダライ・ラマを招聘するという。
ダライ・ラマ氏らが参加 11月の広島ノーベル賞サミット
このニュースのトピックス:ノーベル賞
広島市は21日、同市で11月に開催される「ノーベル平和賞受賞者世界サミット」に、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世やゴルバチョフ元ソ連大統領ら平和賞を受賞した9人と13団体が参加すると発表した。
平和賞サミット出席者を発表 | '10/9/22 |
中国新聞 | |
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn20100922004101.jpg
広島市は21日、11月12~14日に広島で開かれる国際会議「2010年ノーベル平和賞受賞者世界サミット」の出席者を発表した。チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世やゴルバチョフ元ソ連大統領たち歴代受賞者9人が被爆地に集う。
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広島市広報
平成22年(2010年)9月21日(火) 平和推進課2020ビジョン推進担当 担当:行廣、荒木
電話:504-2788 内線:2640
2010年ノーベル平和賞受賞者世界サミット概要の発表について
1 説明
概要について、同事務局のホームページに掲載したと連絡がありまし
たのでお知らせします。参考として、同ホームページの日本語訳を
添付します。
なお、今回発表された概要は仮プログラムであり、タイトル、内容、
セッションの順番等が変更になる可能性があります。
2 ホームページアドレス
※サミット事務局は同ホームページの日本語版を作成する予定ですが、公開時期は未定です。
3 参考
サミット事務局ホームページ(PDF文書)(319KB)
参考1 サミット概要 (日本語訳) (41KB)
参考2 サミット参加予定者 (40KB)
http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/0000000000000/1284618288711/activesqr/common/other/4c2ae9d5003.gif
広島国際大学 心理科学部・コミュニケーション学科
5月28日 毎日新聞
歴代のノーベル平和賞受賞者が集まる国際会議「ノーベル平和賞受賞者世界サミット」が11月、被爆65年を機に広島市で開催されることが決まった。広島県の湯崎英彦知事と広島市の秋葉忠利市長が28日、発表した。受賞者や関係者ら約100人が参加し、「ヒロシマの遺産・核兵器のない世界」をテーマに討議。核兵器廃絶への願いと道筋を最終宣言に盛り込み、被爆地から世界に発信する。
サミットは、99~07年はサミット事務局のあるローマで、08年は世界人権宣言60周年を記念しパリで、09年は壁崩壊20周年を機にベルリンで開催された。11回目の今回、被爆65年の広島がアジアで初めて選ばれた。
会期は11月12~14日の予定で、招待者などの詳細は今後、サミット事務局と協議する。最終日には、世界で優れた平和活動を行った人物に「平和サミット賞」を贈り、最終宣言を発表する。
会期中の11月13、14日には、横浜市でアジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議があり、オバマ大統領が出席予定。秋葉市長は「オバマ大統領ら核兵器保有国などのトップにも(受賞サミットを機に)広島に来ていただき、被爆者と対話してもらい、核兵器をなくすことを緊急の課題と考えてほしい」と話している。
【樋口岳大、寺岡俊】
歴代のノーベル平和賞受賞者が集まる国際会議「ノーベル平和賞受賞者世界サミット」が11月、被爆65年を機に広島市で開催されることが決まった。広島県の湯崎英彦知事と広島市の秋葉忠利市長が28日、発表した。受賞者や関係者ら約100人が参加し、「ヒロシマの遺産・核兵器のない世界」をテーマに討議。核兵器廃絶への願いと道筋を最終宣言に盛り込み、被爆地から世界に発信する。
サミットは、99~07年はサミット事務局のあるローマで、08年は世界人権宣言60周年を記念しパリで、09年は壁崩壊20周年を機にベルリンで開催された。11回目の今回、被爆65年の広島がアジアで初めて選ばれた。
会期は11月12~14日の予定で、招待者などの詳細は今後、サミット事務局と協議する。最終日には、世界で優れた平和活動を行った人物に「平和サミット賞」を贈り、最終宣言を発表する。
会期中の11月13、14日には、横浜市でアジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議があり、オバマ大統領が出席予定。秋葉市長は「オバマ大統領ら核兵器保有国などのトップにも(受賞サミットを機に)広島に来ていただき、被爆者と対話してもらい、核兵器をなくすことを緊急の課題と考えてほしい」と話している。
【樋口岳大、寺岡俊】
2010年9月21日掲載
【お知らせ】本学の学生が2010年度ノーベル平和賞受賞者世界サミットに参加します。
歴代のノーベル平和賞受賞者が集い、平和や人権などの世界的課題や暴力のない世界に向けた具体的提言などについて議論する「ノーベル平和賞受賞者世界サミット」が、この度被爆65周年を迎える広島市にて開催されることとなりました。
本学でも、心理科学部の共通教育科目として開講している「平和教育」が、「広島・長崎講座」に認定されていることもあり、本学の学生が世界サミットに招待されました。本学からは最終的に20名の参加を予定しています。
1.開催日程
2010年11月12日(金)~14日(日)
2.会場
広島市内のホテルほかを予定
※お問合せ先