http://www.music.palden.org/mangtso.mp3
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夜参り:歌姫ドルマさん、入国・出演できず--宇佐神宮 /大分
宇佐市南宇佐の宇佐神宮で「第7回夜参り」が23日開かれる。今回、「チベット民族音楽の夕べ」と題し、ニューヨークなどで活躍しているダムニェン(チベット三味線)奏者のトシ・クガ(本名・空閑俊憲)と舞踊家・テンジン・クンサンさんを招くが、予定されていた世界的に有名なチベットの歌姫・パッサン・ドルマさんは、米国の出国許可が取れず、急きょ出演を断念することになった。
23日午後6時半から、神宮本殿前広場で開演。宇佐狂言会の「狂言・婿養子」でスタート。トシ・クガさんのダムニェンの演奏に合わせ、クンサンさ んが踊る。北九州市を中心に活動している成重潤蒔トリオによるジャズ演奏もある。入場無料。問い合わせは実行委の原田寿彦委員長(090・3324・4324)まで
出演者プロフィル
【パッサン・ドルマ Passang Dolma】
チベット難民2世。孤児としてインドの難民学校で育ち、3歳で小児麻痺のため左脚の自由を失う。1980年、チベット亡命政府設立の「チベット舞踏音楽団 (TIPA)」に入り、伝統音楽を学び、14年にわたり歌手として活躍。現在は作詞作曲も手がけ、チベットでは珍しい女性シンガーソングライターとして活躍している。2003年に開かれた第1回チベット音楽コンクールでベスト女性シンガー(最優秀女性歌手賞)。
【空閑 俊憲/トシ・クガ Tashi Kunga】
福岡県北九州市出身。東京で美術を学び、1779年渡米。ニューヨークで画家、造形作家、音楽家として活躍するアーティスト。1998年にチベット仏教思 想とチベット音楽に出会い、米在住のチベット仏教僧サンポ・リンポチェからダムニェンの伝統的奏法を学ぶ。ロサル(チベット暦新年)には毎年、米チベット人コミュニティーから祝賀会に招かれ演奏を披露している。
2010年9月23日ニューヨークより
パッサンドルマさんからのメッセージ。
→ www.youtube.com/watch?v=1luCT1cKcsg
今回、米ニューヨーク在住のパッサンドルマさんは日本ツアーに米国移民局が送付した書類が米郵便局が紛失してしまうハプニングがあり、日本ツアーに参加できない残念なことになりました。
日本コンサートツアーでパッサンドルマさんと再会を待ち望んでいたパッサンファンの方々に、パッサンドルマさんが出演するDVD映像作品「山村龍和”すべてを覚醒させてやる。”ニューヨーク偏」が日本で販売する事になりました。
今のところ、2010年発売予定日は未定ですが、今回、パッサンドルマさんに会えなかった方は、ぜひ、ビデオを楽しみにしてください。
今後とも、チベット芸術の応援をよろしくお願い致します。
”花のような美しい心を持ってください”-パッサンドルマ
パッサンドルマ 公式ウェブサイトより
タシ・クンガ 2010年9月11日
パッサン・
ドルマを迎えての待望の
コンサートについて、緊急にお話しなければなりません。実は彼女は現在
ニューヨークに在住ですが、
アメリカの
郵便事情のため先月に郵送されたト
ラヴェル・
ドキュメント(
アメリカ
出入国に必要)がいまだパッサンさんの手元へ届いていません。このためパッサン・
ドルマがいつ来日するか
確約できず、全国の
プロモーターや協力者の皆さん、待ち望んでくださっている
お客様たちに大変なご迷惑と失望を与えてしまうことになりました。私たちは
演奏ツアー期間中にパッサン・
ドルマが一日も早く来日できることを祈り、待ちつづけることに決めましたが、彼女の代役として最近
ダラムサーラから日本に永住のために来日したテン
ジン・クンサンという
若者を私と同行させることにしました。
10月8日の
東京公演や多くの公演がこのような条件で実施することになります。しかし、他の公演のなかには中止になるところもあるかと思います。
パッサン・
ドルマの来日実現の朗報を祈ってください。皆さんの温かいご支援とご理解に
感謝致します。
タシ・クンガ 2010年9月11日
『チベットの空から、いま』
2010年9月15日~10月末
日本民話『はごろも』で言い伝えられてきたあの天女の美声を聴いた人は、誰もいない。子供だった私たちの心のなかで、その唄声は絵本に描かれた美しい女性像のまわりで谺した。
チベットの空から、いま一人の天女が舞い降りてくる。「タラ女神もサラスワティも私の姉妹なの」と笑いながら、ある日、私に告白したパッサン・ドルマ。同じ舞台に立ち、私はその言葉はまんざら嘘ではないのではないか、と思った。彼女の唄声は私たちの心を癒し、その祈りは愛と慈悲のオーラで包んでくれる。
音楽はその生まれた国を支え、政治を越えて、人を平等に愛してくれる。チベット音楽には、万物の生命を尊ぶチベット仏教の教えが、血と肉となり流れてい る。生きることの喜びと不思議が、偶然に乗り合わせた『人生丸』という舟のなかで、私たち乗組員の手に必然の輪を結ばせる。
タシクンガ
2010年5月
* * *
ヒ マラヤから吹き寄せる風が『祝福された平原』(ソナム・パンゲ)一面に咲き誇っていた色とりどりの花たちを、チベットを守り続けてきた花たちの霊を目覚め さす。花たちはタラ女神に深く頭を垂れ、生まれた国の自由を祈る。その瞬間、花たちは『黄金の華』に変わるだろう。どんな国もどんな人も邪魔することはで きない。辛い歴史を支えた血塗られた大地。壊された寺院。あの少女の笑顔はどこへ消えたのか。少女の髪は色褪せても、黒い炎となって燃え続けるだろう。深 いトルコ石色した湖水、『幸運の塩』の眠る湖畔で、黄色い花を差し出すあの少女の指は美しい労働者の手をしていた。
風に乗って、高原の花たちが運ばれる。私が今織っている布に赤・緑・黄・青・白の五色の糸を加えた。ひとつのマンダラが今形作られようとしている。チベットの神々が降り立つ聖なる場所として。
先ず私たちの動画から:
タシクンガの動画
第一回チベット音楽賞で最優秀女性歌手賞を受賞。チベットから舞い降りた天女の唄声。
教育を受け、三歳のとき小児麻痺に襲われ左脚に障害を残したにもかかわらず、八歳の
ときTCVの舞台で唄う。神仏は一つの宝物をパッサンに与えていた。唄い終わった彼女
の肩を当時校長だったジェツン・ペマ女史は抱き、パッサンの天才を祝った。
その後、TIPA(チベット芸術舞踏団)に入学、彼女の唄声はそのエスプリとなる。
現在はシンガーソングライターとして数々のCDを出し、世界各地で演奏活動をしている。
ニューヨーク在。
タシ・クンガ
2003年 ニューヨークのセント・ジョーンズ・ディバイン大聖堂でのダライ・ラマ法王
講話の折に、チベットのミュージシャンたちに加わり日本人として初めて法王の
御前で演奏。
2004年 テーチュン、チミ・ユドンと共に『黄金の華/チベット音楽演奏会』を東京、京都、
福岡で行う。
2005年 法王訪熊本の折、蓮華院誕生寺と熊本県立劇場にてテー
チュン、シェーラップ・ワンモらと演奏。
2006年 パッサン・ドルマと共に『羽衣/チベット音楽演奏会』を日本各地で行う。
2007年 チベット音楽賞国際部門で最優秀賞候補としてノミネートされる。
*2010/9/22 パッサン・ドルマの今回の来日を中止にしました。<チベットの空から、いま>ツアー2010はタシ・クンガとテンジン・クンサンを主とし巡業します。
パッサン・ドルマとタシクンガによるチベット音楽日本演奏ツアー 2010年9月15日~10月末
日本民話『はごろも』で言い伝えられてきたあの天女の美声を聴いた人は、誰もいない。子供だった私たちの心のなかで、その唄声は絵本に描かれた美しい女性像のまわりで谺した。
チベットの空から、いま一人の天女が舞い降りてくる。「タラ女神もサラスワティも私の姉妹なの」と笑いながら、ある日、私に告白したパッサン・ドルマ。同じ舞台に立ち、私はその言葉はまんざら嘘ではないのではないか、と思った。彼女の唄声は私たちの心を癒し、その祈りは愛と慈悲のオーラで包んでくれる。
音楽はその生まれた国を支え、政治を越えて、人を平等に愛してくれる。チベット音楽には、万物の生命を尊ぶチベット仏教の教えが、血と肉と なり流れている。生きることの喜びと不思議が、偶然に乗り合わせた『人生丸』という舟のなかで、私たち乗組員の手に必然の輪を結ばせる。
タシクンガ 2010年5月
緊急のお知らせ- チベットの空から、いま
パッサンからのメッセージ- チベットの空から、いま