パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

宗教を消滅するための中国宗教局

植民地チベットチベット自治区および 周辺各州)においては
チベット仏教を利用して 民衆をコントロールしようとしている現実がある。
中国共産党政府は パンチェんラマ11世 のニマ少年を誘拐、幽閉して 
似非11世パンチェン・ラマを布告した。
ギェンツェン・ノルブという6歳の少年で、1995年11月30日に就任式行われた。
現在 偽11世は20歳を過ぎ、四川省青海省地震時には公式にチベット人の前に顔を出したが、民衆は政府の顔を見ながら対応していると聞く。

現在のダライ・ラマが死去した場合、パンチェン・ラマがその転生者の指定に影響力を持つ。中国が擁立したパンチェン・ラマが、中国傀儡の新ダライ・ラマを指定するようなことにでもなれば(もちろん中国はそのつもりで偽のパンチェン・ラマを擁立したのだろうが)、チベット人の文化は完全に根絶やしにされてしまうかもしれない。
ニマ少年が今も釈放されないのは、外見は子供であっても中身は徳の高い僧侶なので、洗脳できないからかもしれない。おそらく中国はニマ少年を殺害していない。新たな転生は中国政府にとってやっかいな問題を引き起こすだろうからだ。

http://tibet.turigane.com/panchenlama10.jpg
パンチェン・ラマ10世
(チューキ・ギャルツェン)
パンチェン・ラマ10世は、ダライ・ラマ14世が亡命を余儀なくされた後も、チベットに留まった。文化大革命時に14年間投獄。その後も活動の自由を制約されながらも、文革で破壊されたチベット仏教を復興させるなど、チベット文化や自然環境を守るため必死の努力を重ねた。1987年、全人代で中国のチベット差別政策を非難。1989年、共産党高官が居並ぶ中、当局が用意した原稿を無視し中国批判の演説を行う。その数日後に死去(53歳)。


http://tibet.turigane.com/panchen.jpg
パンチェン・ラマ10世の転生者、ゲンドゥン・チューキ・ニマ少年(パンチェン・ラマ11世)。6才から政治囚として投獄。この児童虐待を我が国の政府もマスコミも無視。

http://tibet.turigane.com/nisepanchen.jpg
中国政府が擁立した偽パンチェン・ラマ。確かに偽物っぽい。13歳の儀式では「江沢民主席の教えに従い愛国の活き仏になります」と誓わされている。






































チベットの民衆の敬虔な仏教心と 中国共産党が心にする拝金主義の
どちらが生き残るか?、
世の中は勧善懲悪ではない。


http://www.epochtimes.jp/jp/2010/10/img/m42324.jpg
中国の国家宗教事務局局長・王作安(ネット写真)

宗教を消滅するための中国宗教局

文・候念祖

 【大紀元日本10月18日】中国国家宗教局の局長王作安は先日、台湾法輪大法学会から台湾高等検察署に「集団絶滅」と「民権公約違反」の罪で告訴された。中国共産党当局の法輪功迫害を、王作安が直接計画し、積極的に参与してきたことが理由である。

 筆者は、王作安の台湾訪問スケジュールの中に、台湾のローマカトリック司教・単国璽氏への表敬訪問があることを知った。単司教と面識があったので、キリスト教の慈愛と公儀に基づき、王作安と面会した際にはぜひ法輪功への迫害を中止せよと求めるよう、手紙を書いた。

 思いがけず、その後、単司教から電話が入った。尊敬する単司教は、わたしからの手紙を受け取った後、王作安と面会した際に宗教信仰への迫害を中止するよう求めたことを私に伝えてくれた。

 面会で次のようことを厳粛に王作安に伝えたという。中国は勃興した大国になろうとするなら、人類の普遍的人権、とりわけ宗教信仰の権利を奪ってはならない。さもなければ、中国は国際上大きな汚点となるのだ。「調和的社会」(胡錦濤が提唱する理論)を構築しようとするならば、宗教信仰を迫害してはならない。なぜならば、宗教は人間の心から倫理道徳を重んじるものなので、法律は強制的に人心を左右することができないし、人間は宗教信仰を通じてこそ善良になれるからである。すなわち、そうなって初めて社会は調和的になるのである。

 電話で、単司教は次のようにも言及した。実際、迫害を受けているのは法輪功だけではない。中共が政権を手にする前から、中共の占領地帯でカトリックキリスト教などに対する迫害が始まっていた。迫害を受けた司教の中には、単司教の知り合いもいたという。単司教はさらにズバリと中共の宗教迫害の本質を指摘した。中共の宗教局は実は、宗教を消滅するためのものだが、宗教を消滅できないとわかると、今度は宗教を利用しようとするのだ」

 まったくおっしゃる通りだ。無神論中共下にある宗教局は、宗教を消滅しつつ利用すること以外に、何の役割を果たすというのだろうか。

 台湾政府は、法輪功迫害を行う人権犯罪者をも台湾に招いているが、民主自由の台湾には健全なる公民社会があり、体質健全なこの公民社会は、独立して判断する能力、自主的に行動する能力、かつ善悪をはっきりと弁別する能力を持っているのである。尊敬すべき単司教もその一例である。このような健全なる公民社会は、中共からの虚言や詐欺を防ぐことができるのみならず、台湾政府に対しても監督する役割を果たすこともできるのである。

 話が戻るが、法輪功の学習者たちは、王作安の台湾滞在中、移動する道路のそばで抗議活動を展開したり、「法輪功への迫害を止めろ」と直接に警告したりしたため、彼の台湾訪問はあたかも“通りを横切るネズミ(鼻つまみ者)”のようであり、びくびくしていた。台湾を離れる前に、今回の訪問は「中台の宗教間の認識の差を短くさせた」とのコメントを出したが、このような海賊的な虚言で、是非を判別できる多くの台湾人を騙すことはできない。

(翻訳編集・小林)




<レコチャ広場>
中国人はいつから拝金主義のとりことなったのか?

2010年10月14日、鳳凰ブログに「金銭至上主義はどうして中国人の主流意識になったのか?」と題した記事が掲載された。玉の輿願望を公然と口にする若い女性、将来は官僚になって賄賂をもらいたいと作文に書く小学生……。いわゆる拝金主義の横行を嘆く人は多い。以下はその抄訳。

なぜ中国人の拝金主義はこれほどの域に達したのか。それは参考にする対象がいたためではないか。汚職官僚が満ち足りることなく貪欲さを発揮する。富豪は良心を麻痺させ暴利を貪る。それというのも全てを支配する金銭の魅力に取り憑かれたため。これを見た一般の人々もまた拝金主義に陥っていった。

今や中国人の心には、道徳も理想も信仰もない。となれば、恐れるべきは外国という外患ではなく、功利主義にとらわれた心という内憂だ。道義も素養も伝統も失った人々が増えれば、「朱に交われば赤くなる」という具合に堕落は広がることになる。(翻訳・編集/KT)

2010-10-17 10:45:10 配信

この記事のURL : http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=46190