パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

2.27(日)中国ジャスミン革命 中国各地の 集会状況と 政府の鎮圧


実態が不透明な「中国ジャスミン革命」に当局が踊らされている感もある。
「狼少年」 という 喩えは  中国に無いのであろうか?


「中国ジャスミン革命」日本人カメラマンら10人以上を連行 厳戒態勢で集会封じ込め

2011.2.27 20:01 産経新聞
イメージ 1

 【北京=川越一、上海=河崎真澄】北京、上海、新疆ウイグル自治区ウルムチなど、中国の20都市以上で民主化などを求める集会が呼びかけられた27日、中国当局重慶などリスト外の都市でも厳戒態勢を敷き、反体制の動きを徹底的に封じ込めた。日本人記者を含む少なくとも10人以上が当局に連行されたもようだ。
 民主化集会の呼びかけは20日に続き2回目。前回の13都市に、2009年に少数民族住民らによる大規模暴動が起きたウルムチなどが追加され、当局側の締め付けも厳しくなった。
 公安関係者によると、上海市内では前回の5倍近い警官ら千人以上が動員されたという。午後2時(日本時間同3時)過ぎ、集合場所の人民広場付近に集まった数百人の群衆を警官が笛を吹いて解散させた。警官らを撮影しようとした中国人の若者や、日本のテレビ局の邦人カメラマンら少なくとも6人が連行さ れた。
 北京で集合場所に指定された繁華街、王府井のファストフード店前には工事用防護壁が設置された。散水車が何度も往復して人の集合を封じた。制服、私服警官に加え、清掃員に変装した警官も人の動きに目を光らせた。記者とみられる白人男性が警官に抵抗すると、清掃員が男性を組み伏せ連行。その様子を撮影した中国人男性が私服警官から暴行を受けたほか、日本や欧米、香港、台湾の記者らが連行された。
 また、ウルムチからの情報によると、氷点下13度まで冷え込んだ市内では警官が観光客の撮影した記念写真までチェック。集合場所付近では、立ち止まることも許されなかったという。香港でも民主派がデモを行い、2人が連行された。
 当局はインターネット規制を継続するなど、情報の拡散に神経をとがらせている。温家宝首相は27日、3度目となる市民とのインターネット対話を実施し、生活改善などに積極的に取り組む姿勢を強調。当局が民主化機運と一般市民の不満の結合を警戒していることをうかがわせた。実態が不透明な「中国ジャスミン革命」に当局が踊らされている感もある。
? 2011 The Sankei Shimbun & Sankei Digital
? 2011 Microsoft
 
 
 

外国記者らを徹底マーク=集会を警戒-ウルムチ

イメージ 2

 【ウルムチ(中国新疆ウイグル自治区)時事】中国新疆ウイグル自治区ウルムチでは27日、民主化を求める集会開催の呼び掛けがあった場所の周辺で、当局者が外国メディアの動きを徹底的にマークした。記者らが動いて、やじ馬が集まらないよう警戒したとみられる。
 インターネット上で呼び掛けられたウルムチ市内の集会場所は2カ所。映画館前は自動小銃を持った警察官がにらみを利かせ、人民広場も警察官が隊列を成してパトロール。外国人記者は宿泊先から尾行された。2カ所に人だかりができることはなかった。
 市内のデパートでは「上海の友人からの連絡で集会の呼び掛けを知った」という20代の女性もいた。ただ、「関心はない」と素っ気ない。44歳のタクシー運転手の漢族男性は「中東情勢の悪化はニュースで見た。でも、今、新疆への影響を心配する市民はいない」と語った。
 ウイグル族居住区にある掲示板には、エジプトのムバラク前大統領やリビアカダフィ大佐の写真を掲載したウイグル語の新聞が張ってあった。見入っていた住民は「もちろん、関心はある。でも、遠い国の話」と言葉少な。近くにはウイグル族の警官がいた。(2011/02/27-21:37)
 
 

香港民主派がデモ、2人連行

 【香港時事】香港の急進民主派政党・社会民主連線(社民連)のメンバー約20人が27日、中国政府の出先機関である連絡弁公室前で、本土の「ジャスミン革命」集会を支持するデモを行った。デモ参加者は警官隊ともみ合いになり、2人が連行された。
 また、ビクトリア港に面する香港島中心部の広場でも、会員制交流サイトのフェイスブックを通じて知り合った約20人が「ジャスミン革命」集会支持の集会を開き、本土の共産党一党独裁廃止と香港の政治制度民主化を求めた。(2011/02/27-18:31
 
 
 

中国でNHKニュース中断 民主化集会封じ込めのシーンで画面真っ暗

2011.2.27 20:51
イメージ 3

民主化集会が呼びかけられた街頭で、群衆を解散させようとする警官=27日、上海(AP)
 中国で27日夜、NHK海外放送がニュース番組の途中で中断された。中国でチュニジアの「ジャスミン革命」に倣った民主化集会の呼び掛けがあったことを伝えた部分で、民主化機運の高まりを警戒する中国当局による措置とみられる。
 集会予定場所の北京の繁華街で散水車が水をまく場面が映し出された瞬間、画面が真っ暗になった。
 同放送は21日のニュース番組の途中でも、20日の集会開催の動きを伝えた部分で中断されている。(共同)
 


デモ呼びかけ場所で突然工事始まる 北京市繁華街

イメージ 4


北京市中心部の「中国ジャスミン革命」の呼びかけ場所が、工事用の鉄柵で囲われた=古谷写す朝日新聞

 【北京=古谷浩一】中国の民主化を求める「中国茉莉花ジャスミン)革命」のデモの呼びかけ場所である北京市中心部の繁華街、王府井で路面の補修工事が始まった。20日の呼びかけの際には見物人ら千人以上が集まり、27日にもデモが呼びかけられている場所だ。当局による事実上の封鎖措置との見方も出てい る。

 連日、観光客らでにぎわう歩行者天国。その路上の中央に鉄柵が張り巡らされ、歩行者はその両側を通る形に。「路面陥没による緊急工事」との張り紙が出ているが、工事主体などは不明。作業員は「何も知らない」と語った。

 中国では昨年、獄中の民主活動家、劉暁波(リウ・シアオポー)氏のノーベル平和賞受賞が決まった後にも、北京市内に住む妻の劉霞さんの自宅前で突然、工事が始まり、事実上、報道陣が排除されたことがあった。

 

貼り付け元  <http://www.asahi.com/international/update/0225/TKY201102250535.html>