パルデンの会

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東電株主「茶番も甚だしい」怒りと落胆…荒れに荒れ

株主を落胆させただけでなく、それ以上にこの損害を国に肩代わりさせようとする
東電は まったくもって会社としての責任を負っていない。
東電ー株主ー大手支援銀行をまとめて責任を負わせれば、少しは自分たちが犯した
事がどれほど あくどいことであったがわかる。
株主、大手銀行も 自分は金を貸していたでけでは済まされない。 





東電株主「茶番も甚だしい」怒りと落胆…荒れに荒れ 

産経新聞 6月28日(火)21時4分配信
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演壇に立つ勝俣久会長ら経営陣に詰め寄ろうとして制止される東京電力の株主=28日、東京・芝公園のザ・プリンスパークタワー東京(株主提供)(写真:産経新聞
福島第1原子力発電所事故の収束の見通しが立たない中、28日に開かれた東京電力株主総会。怒声が飛び交い、議事進行に不満を持つ株主がたびたび経営陣に詰め寄るなど、6時間を超えた総会は荒れに荒れた。安全性への不信感が募る原発。暴落したかつての“優良株”。詰め掛けた9千人以上の株主の顔には怒りと落胆の表情が浮かんでいた。

会場となった東京都内のホテルには、午前10時の開始を前に大勢の株主のほか、反原発を訴える市民団体も詰め掛け、入り口では荷物検査が行われるなど物々しい雰囲気に包まれた。周辺では数百人の警察官が警戒。会場は入場制限が行われたが、それでも会場に入ろうとする人が後を絶たなかった。

総会は勝俣恒久会長の謝罪で始まったが、午前中に質疑に立った株主は全て反原発の立場。「本来なら東電は倒産している。(役員は)全財産を売却して賠償に充てるべきだ」との厳しい意見も出た。

総会が紛糾したのは東電側の議事進行をめぐってだ。

東電側が提案した取締役選任を求める議案で、勝俣会長が挙手で採決を求めたところ、賛成数が瞬時には判断できなかったにも関わらず、勝俣会長が「賛成多数とみなす」と即断。会場の株主から「茶番も甚だしい」「何のための株主総会なのか」といった怒号が飛び、十数人の株主が経営陣に詰め寄った。

また、株主総会の議事録の配布と公開を求めた株主に対しても、勝俣会長は「会社法に基づき、配布・公開の必要はない」と拒否し、会場がざわめく場面もあった。

東京都三鷹市のパート従業員の女性(40)は「株価の下落分は被災者のためと思ってあきらめるが、このような事態になっているのに経営陣はなぜ、はっきり物を言わないのか」と憤りを募らせた。

総会終了後、会場から出てきた10年以上前から東電株を買い足し、1万2千株を保有する杉並区の元会社役員の男性(71)は「株価が5分の1に下がって、年金生活に響く。これまで何も主張しなかった株主にも事故対応について責任の一端はあるが、これからの東電は大丈夫だ、任せられるという風には思えなかった」と不満を口にした。