この話は 中国国内とは言うものの、チベット国内での環境破壊と資源収奪を表していることである。
今も 毎晩 青海省から掘り起こされた資源を鉄道
によって持ち去っているのである、
その行為がチベットの環境悪化だけではなく、
中国そのものの環境悪化を招いている。
2010年の地震時の原子力関係の汚染も長江を
通じて拡散されたはずである。
長江流域の環境破壊が深刻化、4大生態環境問題が発生
【大紀元日本12月23日】中国水利部の江水利部長はこのほど、長江の上流地区において、4大生態環境問題である凍土、凍土環境の退化、植生の退化、凍結融解の浸食及び土地の砂漠化が現れたと発表した。
また、江部長が過去の数値を参考しながら現地調査を行った結果、長江の水源である区域の氷河は縮小状態にあり、2000年以降、水土流失の面積が増加していることも明らかになった。 一方、長江の水源地域の生態環境問題をもたらした主な原因について、中国の政府系メディアは「世界的気候の変化」だとしている。一部の学者は、政府の「自然を改造する」という長期政策の結果だと反論した。 関連の資料によると、1949年までに長江沿岸では中国人口の半分以上が居住していた。長江の源には広大な原始森林があり、水の貯蔵能力は4千億立方 メートルだという。しかし、中国共産党が「自然を改造する」という政策を掲げ出してから、長江の上流地域で森林の伐採が大々的に行われてきた。その結果、 その森林の水の貯蔵能力は1千億立方メートルまでに減少した。生態環境への破壊は、もはや限界に達している。 2006年に国家プロジェクトである三峡ダムが建設されて、長江を真2つに切断してしまった。1千億人民元(約1兆2千億円)以上を費やしたこの三峡ダ ム、水の貯蔵能力は300億立方メートル。同じダムを10個建設して、やっと中国政府による森林破壊で失った3千億立方メートルの貯水能力を取り戻せる。 専門家は、数十年間にわたり、中国共産党は「自然の改造」を続けてきたため、現在は長江流域だけではなく、中国全体の生態環境が悪化していると指摘、「中国国民はこれから深刻な代償を払う」と警鐘を鳴らした。 (記者・汪宏量、翻訳編集・余靜) |
長江(ちょうこう、中国語拼音字母: Cháng Jiāng(ヘルプ / リンク))、別名チャン川 (Chang River) は、青海省のチベット高原を水源地域とし中国大陸の華中地域を流れ東シナ海へと注ぐ川である。全長は6,300kmで、中華人民共和国およびアジアで最長、世界でも第3位。
青海省のタンラ山脈からチベット高原、四川盆地、三峡を経て湖北省宜昌市に至るまでが長江上流(最上流の通天河、四川西部の金沙江、四川東部の川江)、宜昌から江西省湖口県までが中流(荊江)、湖口から上海市の東シナ海河口までが下流(揚子江)にあたる。
その流域には成都、武漢、重慶などの重要工業都市、上海、南京などの商業都市を含む中国の19の省(市、自治区)があり、全流域の人口は4億5000万にも達している。古くから水上交易の盛んだった華中でも中心的な交通路として利用されてきた。