ミャンマー カレン民族同盟と停戦合意＝闘争終結へ前進か

カレン民族同盟と停戦合意＝闘争終結へ前進か―ミャンマー

時事通信 1月12日(木)16時23分配信

　【パアン（ミャンマー）AFP＝時事】ミャンマー政府は12日、少数民族カレン族の反政府組織カレン民族同盟（KNU）と停戦合意に達した。KNUは同国の有力な反政府組織で、60年以上にわたって自治権獲得闘争を繰り広げていた。
　ミャンマー東部カイン（カレン）州の州都パアンで政府代表団とKNU幹部が会談し、合意した。
　会談に先立ち、政府代表団のキン・イー移民相は「KNUの望むものを与えるようにと（テイン・セイン）大統領から指示があった」と表明。KNU幹部はAFP通信に「今回、われわれは彼らを信じる」と述べる一方で、「われわれは60年にわたって戦っており、一度の会談で解決できるものではない」とも語った。