仙台にパンダはいらない！まとめブログより転載
http://blog.livedoor.jp/sendaipanda/archives/6551009.html
2012年4月19日に仙台市で開催された仙台市ジャイアントパンダ導入プロジェクト会議の内容が、仙台市の公式Webで公開されています。
仙台市とMarchingJの大暴走
http://blog.livedoor.jp/sendaipanda/archives/6551009.html2012年4月19日に仙台市で開催された仙台市ジャイアントパンダ導入プロジェクト会議の内容が、仙台市の公式Webで公開されています。
仙台市ジャイアントパンダ導入プロジェクト会議
http://www.city.sendai.jp/d01/1203235_1433.html
ZIPファイルによる公開資料には、信じられない内容が記されています。
１．MarchingJ財団が、仙台パンダを推進します。
http://livedoor.blogimg.jp/sendaipanda/imgs/3/3/339736c6-s.jpg
一般財団法人 Marching J 財団の目的は、①災害時の復興支援等の援助活動、②希少動物の繁殖・保護活動の支援、となっています。
ジャニーズファンの皆様のあれほどの猛抗議と、３月１１日の近藤真彦さんの「皆さんの募金はパンダには使いません」という約束にも関わらず、仙台パンダは民間企業としての「ジャニーズ事務所」ではなく、ジャニーズファンの皆様も含めての「MarchingJ」が推進するのです。
Marching J 財団
理事長：佐藤俊一 （元ベルギー大使）
理事：近藤真彦（歌手）
理事：黒柳徹子（女優・日本パンダ保護協会名誉会長・ユニセフ親善大使）
理事：小杉理宇造（ジャニーズエンターテイメント社長）
評議員：伊集院静（作家）
評議員：内館牧子（脚本家）
評議員：残間里江子（プロデューサー）
そうそうたる面々です。
２．宮城県や福島県など東北地方の竹を、パンダに食べさせます。
会議では、「仙台の飼育環境が悪いということはない」などと述べられています。このことについては、後日言及したいと思いますが、それよりもはるかに看過できない内容が記されています。
「日本でジャイアントパンダを飼育している3つの動物園では，いずれも近郊や近県の竹林で採取した孟宗竹，和竹，矢竹などを与えており，それらの竹は日本では一般的で，仙台やその近郊でも十分確保が可能と考えています。」
パンダの食用の竹を、福島県や宮城県から採取する気満々です。福島第一原発事故によって東北地方に飛散したセシウム137の半減期30年を待たずに、1日20kg（！）の福島県産や宮城県産といった東北地方の竹を、パンダに食べさせるのです。http://common.blogimg.jp/emoji/81250.gif
東北地方の農作物、特に山菜類は現在入念に検査されています。東北各地の人々も、各人で考え、判断し、購入・摂食しています。また、中国は現在も日本産の食品を、全面的に輸入禁止にしています。
にも関わらず、仙台市はパンダの食用の竹の残留放射性物質については、何も考えていないのです。
これは科学的な見地以前の問題で、日中交流においてもあまりに致命的な内容と言えます。
仙台市はパンダをどうするつもりなのでしょうか？
「復興のシンボル」として客寄せさせ、挙句に風評被害を減らすための実験動物にするのでしょうか？
仙台市はパンダで何の「繁殖研究」をするのでしょうか？
パンダの赤ちゃんを産むのはお母さんパンダです。
被災地の母親の気持ちを考えたことがあるのでしょうか？
仙台パンダを推奨する仙台市議会議員は、私にこう語りました。
仙台市議会議員も仙台市役所も仙台市民も、みんなノンポリだがらっしゃあ！（笑）
俺は中国が大嫌いだ。しかし、費用対効果を考えれば、パンダだ！
人間としてのあらゆる理性と尊厳を踏みにじる仙台パンダの、何が「子どもたちに元気と希望」で「震災復興のシンボル」なのでしょうか？
仙台市はまだ、中国と契約したわけではありません！
理不尽なものを理不尽だと判断するのが、人間の理性と尊厳です！
仙台にパンダはいらないのです。
