パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

とにかく、まっとうではない反日という 日本の政治のあり方を変えたい

小沢さんを敢えて嫌うマスコミの姿が克明に現れていますが、小沢氏は普通のおじさんに徹して裏からみんなを支援していくのならばいい流れが出てくるでしょう。
何がTPP問題???? 何が国軍???
今回の選挙は
1.嘘ついた民主党の消費税の是非?
2.原発関係のこれからの日本の処し方ではないでしょうか?

勝谷誠彦の有料ブログより

 <嘉田新党結党/「脱原発後退」知事動く/小沢氏「選挙の顔」
に期待>
http://mainichi.jp/select/news/20121128ddm002010175000c.html
滋賀県の嘉田(かだ)由紀子知事が27日、
日本未来の党の結党に踏み切ったのは、日本維新の会の「原発ゼロ」方針の後退がきっかけだった。一方で、埋没を恐れた中小政党側からは「選挙の顔」として嘉田氏に期待する声があり、両者の思いが合致した。脱原発を求める国民の声の受け皿になれれば、「民主VS自民・公明VS日本維新の会という衆院選の構図に一石を投じる可能性が出てきた。>
いや、可能性が出てきたってあんた、61人の「日本未来の党
公明党をはるかに上回って「第3極」どころか「第3党」ですよ(笑)。大マスコミの方々はずっと「中小野党」と無視を決めこみ、バッタ維新のケツばかりを追い回してきた。小沢一郎さんが束ねているのが嫌だったからだ。それが蓋をあけてみればこの通り。もちろん、いつも通り、大マスコミに反省の弁は一切ない。この日記を読んでくださってきた、あなたや、あなたは、まだしも少しはまっとうな情報を得てこられたことになるのかな。
そうそう、福田衣里子さん、さっそく合流しましたね。
<前衆院議員3人、未来に合流/みどり>
http://jp.wsj.com/Japan/Politics/node_554953
みどりの風に所属する前衆院議員の初鹿明博福田衣里子
山崎誠3氏は27日、嘉田由紀子滋賀県知事が結成を表明した日本未来の党に合流することを決めた。同日夜、みどりの風谷岡郁子共同代表らが国会内で記者会見して明らかにした。谷岡氏ら参院議員4人は合流せず、みどりの風として活動を続ける。>
誰が絵図を書いているのかもちろんわかるが(苦笑)
巧みな戦術である。馬鹿の一つ覚えのように数集めのためにがっちゃんがっちゃんとくっつくのではない。参議院に関してはフリーハンドを残しておいた方がいいというわけだ。携帯電話をかけて「一緒にやろうよ」とはずいぶんと違うレベルである。ともあれ、福田さん、よかった。

小沢さんの選挙の基本は「川上から川下へ」だ。
川上は高齢者が多く、人口も少ない。しかし川上で放った声は、必ず川下へと広がって行く。子どもたちは川下に住んでいるし、高齢者は買物や受診に山を下るからである。しかしその逆はなかなか起きにくい。
嘉田由紀子滋賀県知事を小沢さんは担いだ。
この手法で誰もが連想するのは細川護煕さんの時だろう。あの時も「オリーブの木」の上に細川さんを乗せた。誰もがクリーンな印象を持つという点でも似ている。
しかしそれ以上に、私は今回の小沢さんの動きは「
究極の川上作戦」ではないかと気づいたのだ。結党の言葉に嘉田知事が名付けた「びわこ宣言」が象徴的である。
びわこ」は関西圏千数百万人にとっての共通の「川上」だ。
あそこの水が人々の命を支えている。そしてその命の水が日本海側の原発によって危険にさらされているのだ。「びわこがキーワード」だということを、私はここでも何度も書いてきましたね。大マスコミには申し訳ないが、あなた方は、その重要性に気づかなかった。
びわこの水を具体的に危険に陥れ、
いまなおその危険が続いている元凶は大飯原発の再稼働である。これこそ民意を恫喝して愚劣な行為を繰り返してきた民主党政権象徴だった。そのことを良民常民はじっと見ている。関西圏の人々は、わがこととして見ている。まさに、いわば頂門の一針としての「びわこ」の上に新党は立ち上がったのである。   もっとも新党の前途は決して平穏ではない。既に怪しい選挙ブローカーのような人物が入り込んでいるとの情報も私のもとには寄せられている。不吉な連想は先に書いておこうか(苦笑)。嘉田さんが知事をつとめる近江は、織田信長天下布武の実現を目前にした安土城を建てた地である。しかし、御存知のように明智光秀によって、天下統一の夢は砕かれた。その光秀を破った豊臣秀吉が本当の意味での天下城を築いたのは大坂…。うわああああ(笑)。石田三成佐和山城も近江なんだよなあ。
総選挙を巡って、
この新党の成立がもっとも大きな節目であることが、新たな政権が出来るとわかって来るだろう。政界再編の「種」と言えるかも知れない。「種」を発芽させどう育てていくか、今度こそ有権者の学習能力と節操が試される。

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