パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

ナショナルジオグラフィック でチベット人焼身抗議が伝えられています

先日 アメリ国務省焼身抗議を行った3家族と会い、その現状を知り 
大きな憂慮を表明した。
そして ABC,CNNなど アメリカの報道は その状況を随時伝えている。
子供たちが読む ナショナルジオグラフィック ニュースでも挙げられた。
昨日で 93人が ガソリンをかぶり 炎になっているのが現実である。
日本の報道も すべて RFA の引用であるが報道を始めた。

このブログでは 日本人こそ 焼身抗議が理解できる民族であるという。
太平洋戦争下の 「神風特攻隊」と同様に 自分の身を捧げ 家族、国家を助けるために火の玉になって、敵に突っ込んだ 若者たちであった。
しかし日本で起きたのは 兵士であり、命令を受けた上の行動である。

チベットでは 若い僧侶から始まった。 チベット仏教をやめさせようとする中国政府の宗教弾圧に対する抗議から始まった。 彼らが奪われようとするチベット仏教に対して、それに抗する事は命を盾にしても大切なことが 共産党政府 あるいは 漢族、中国人には理解できていない。
そして僧侶の焼身が続き、火を見るとすぐに消すように、背中に消火器を背負った武装警官が配置されたが、彼らは 焼身者を見つけて火を消すよりも焼身者の命を暴力によって奪うことにほかならない。
老若男女 そして子供をもつ 父親、母親までもが 
チベットの自由、ダライラマ王の帰還」を叫びながら 焼身は続いている。 リンポチェを生んだ家族の「祖父も」『200人の焼身が終えるとチベットに平和が来る』と、言い残し焼身を行った。
共産党政府は 焼身抗議を前もって通報するものには 「報奨」を 与えるという「 飴 」 も切り札にならない。
ついには 「ムチ」を使い、 焼身抗議を起こした家族への生活保護は打ち切る、 焼身抗議の起きた地元への工事や補助に対して打ち切りを通告した。 本当にチベット人の福祉など考えない共産党政府の仕打ちである。 特にこの焼身チベット自治区ではすくなく 青海省甘粛省雲南省、という中国の省に組み込まれたチベット人自治県で起きている。

自治県では2008年の蜂起でも 各家庭にはダライ・ラマ法王の写真はおかれ、車にまで写真をおいて生活する人がおり、地方政府も 容認していた。
しかし 2010年から チベット人の学校において チベット語による教育から 中国語による教育に変えてチベットの言葉まで奪い、文化も奪うような同化政策が露骨になった。
そのため たくさんの学生が デモを行い反対の意思を表した。 その学生の中からも焼身抗議は出た。
そして 1,000人の学生地元の共産党委員会が「チベット語の学習は妥当性を欠き、焼身自殺も愚かな行為だ」などとする冊子を学校で配ったことに反発し
抗議を行っったことからさらなる 若者たちの焼身抗議が続くことへも懸念されている。

我々自由社会で生きるものは 自由という素晴らしい贈り物を チベット人にまで
届けなければならない。 それが自由という権利と 義務である。

http://blogs.yahoo.co.jp/yoshi2_99/31584684.html

ニュースチベット人、ジャンフェル・エシの抗議

Jeffrey Bartholet
for National Geographic News
December 4, 2012

 中国のチベット族居住区で、中国共産党の高圧的政策に抗議して焼身自殺を図ったチベット族は、2009年以来、80人以上にのぼる。その1人が3月26日、自らに火を放った27歳の男性ジャンフェル・エシ(Jamphel Yeshi)さんだ。