パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

天井のボルト6割強度不足 こんなのは 手抜きか施工ミスだ!!

笹子トンネル事故は
アンカーを施工した人間と
30年過ぎて 抜けているのに 防げなかっ            た調査員と JHの技術者が原因である

本当に 技術者  があるのか????
そして 報道もそれを追求しているのか????


ボルトが悪いのではない ボルトそのものは十分設計どうりである。
抜けないはずの ボルトが抜けただけである。
よ~~く 考えてみよう  ボルトは真上に向かって入れられている。
重力に逆らって 差し込まれている。 それを止める接着剤、すなわち接着用の樹脂も粘度はある程度ある流動性のもの、何らかの処置をしないと 流れ出すのだ。
設計は要求しているが、 実施の施工は要求には達していないのだ。
トンネル工事は 飛島建設で 天井に空隙があったという、手直し工事が別のゼネコンでおこなわれたのである。
そうすると 真上に打ち込んだボルトが 空間に行き そこには接着剤すら存在しなかったのかも??

このトンネル 本当に 頂上部分は 掘った断面とのあいだに隙間があって 水が溜まっているのでは?

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本当に 怖いお話


<笹子トンネル>天井のボルト6割強度不足 国交省試験

毎日新聞 2月1日(金)22時8分配信

 天井板の崩落で9人が死亡した山梨県大月市中央自動車道・笹子(ささご)トンネル上り線で、国土交通省がつり天井をトンネル最上部に固定しているアンカーボルト183本を引き抜き試験した結果、6割が設計上の荷重耐久力を満たしていなかったことが分かった。さらに、中日本高速道路が事故の約3年前に天井板の撤去を計画しながら取りやめていたことも判明。国土交通省の事故調査・検討委員会は適切な工事が行われたかとともに、中日本高速の対応にも問題がなかったか調査を進める。

【樋岡徹也、山口香織】

1日に開かれた同委員会に報告された。

アンカーボルト(長さ23センチ、太さ16ミリ)はトンネル最上部のコンクリート壁に開けた穴の中に樹脂製の接着剤を注入し、その後に13センチ差し込む形で固定されていた。約1.2トンの荷重がかかるが、設計上はその約3倍の重さまで耐えられるようになっていた。

国交省は事故後トンネル内に残ったボルト183本を抽出し、油圧式の装置を使って壊れる限界まで荷重をかける試験を実施した。その結果、荷重を設計上の上限までかけても引き抜けず「安全」だったのは70本。そこまでの耐久性がなかったのは113本で、うち16本は約1・2トン未満の力でも抜けた。国交省道路局は「設計値を下回る力で抜けてしまうボルトがあるのは、重大な問題」と指摘する。

耐久性が足りなかったボルトの一部は、コンクリートの穴に入れた部分全体に付いているべき接着剤が、付け根部分にしか残っていないものもあり、接着剤の量が十分でなかった可能性があるという。同委員会は今後、基準を満たさなかったボルトを分析し、接着剤の成分などについても調査を進める。

一方、中日本高速は09年度に笹子トンネルの天井板を全面撤去する計画を作ったものの、11年度に計画を変更して実施しなかったことも明らかになった。理由について中日本高速は、長期間トンネルを通行止めにする必要があったためと説明している。

さらに、08年度と昨年、崩落した部分を含む上り線全線で、高所にあるアンカーボルトなどを足場を組んで点検することを計画していたが、これも見送られていた。08年度は各地のトンネルでタイルなどの落下事故が続いたためタイルのみを点検対象とし、昨年も他の点検を優先したため、足場を組まず徒歩での点検にとどめたという。