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日銀総裁人事はどこで決められているのか????


日銀総裁後任:岩田一、黒田氏で調整 岩田規氏推す声も

2013221日(木)01:28
 日銀の白川方明総裁の後任選びで、元副総裁の岩田一政・日本経済研究センター理事長と元財務官の黒田東彦アジア開発銀行総裁の2氏を軸に調整される見 通しが強まった。ただ、安倍首相周辺では学習院大の岩田規久男教授を推す声もあり、首相が訪米から帰国する24日以降、関係者と協議したうえで最終判断す る見通しだ。



アベノミクス潰す? 日銀総裁、危険な3候補 財務省、日銀の「罠」

2013.02.21
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日銀総裁候補とされる武藤氏(写真)、岩田一政氏、伊藤氏だが、市場や識者の警戒感は強い【拡大】
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 日銀10+ 総裁人事が大詰めだ。別表のような有力候補が浮上するが、気になるのは武藤敏郎大和総研理事長(69)や岩田一政日本経済研究センター理事長(66)ら財務省や日銀出身者が多くを占める点だ。15年ぶりの日銀総裁ポスト奪還を狙う財務省や、組織防衛を図る日銀10+ の思惑も透けるが、識者が「アベノミクスは終わってしまう」と懸念する危険な3候補も存在する。安倍政権は罠にはまってしまうのか。

 15日午後の東京市場に異変が起こった。急速に円高と株安が進んだのだ。きっかけはロイター通信が日銀総裁人事について「武藤氏が中心」と報じたことだった。

 3月19日に白川方明総裁と2人の副総裁が退任するのを前に、政府は安倍晋三首相が訪米から帰国後の来週、正副総裁の後任人事案を野党に提示する。

 観測報道も過熱気味だ。時事通信は19日、「武藤氏と経済企画庁(現内閣府)出身の岩田一政氏を軸に最終調整」と報じた。

 読売新聞は20日、「岩田一政氏と黒田東彦アジア開発銀行総裁(68)、学習院大の岩田規久男教授(70)、東大大学院の伊藤隆敏教授(62)の4氏に絞られた」と報じた。4人はいずれも安倍首相の知恵袋の一人で内閣官房参与浜田宏一エール大名誉教授が著書の中で総裁候補に挙げている。

 市場は読売の報道で武藤氏の名前がないことに反応し、今度は円安と株高が進んだ。

 「すでに市場に答えは出ている」と語るのは駒沢大の飯田泰之准教授。

 「アベノミクスは予想や期待を使った政策なので、総裁就任後の能力よりも、信念を持って金融緩和を継続する人だと市場が思っているかどうかがはるかに重要。(15日に)武藤氏の名前が出たとたんに為替相場円高になった。一方、黒田10+ 氏の『現状の仕事に満足している』という(日銀総裁就任に否定的な)発言が伝わった際には市場は動揺して円高に振れた」と指摘する。

 マネックス証券の村上尚己チーフ・エコノミストは「武藤総裁なら日経平均株価は1万円、為替は1ドル=85円まで戻ってしまう」と危惧する。

 日銀総裁は戦後、総じて日銀プロパーと旧大蔵事務次官経験者のたすき掛け人事が続いたが、1998年以降は3代連続で日銀出身者が総裁に就いている。次官経験者の武藤氏を推す声は省内に依然強いという。安倍政権内でも麻生太郎財務相は、学者の総裁起用や日銀10+ による外債購入、日銀法改正にいずれも否定的で、「武藤推しが目立つ」(市場関係者)。

 しかし、上武大の田中秀臣教授は「武藤氏や岩田一政氏にしたらアベノミクスは終わり。2人はそろって日銀副総裁として2006年に量的緩和政策解除に賛成し、デフレ脱却を失敗させた」と指摘する。

 飯田氏も「安倍政権の高支持率の理由はひとえに経済。それを崩してまで財務省に義理立てするのは愚の骨頂」と言い切る。

 そこで財務省二の矢、三の矢として名前が出るのが元財務官の黒田氏と、学者で副財務官の経験がある伊藤氏だ。

 黒田氏については以前からインフレ目標を唱えるなど、財務省関係者の中ではアベノミクスに近い立場として知られる。

 前出の飯田氏は「竹中平蔵氏の方がより強力な緩和が期待できるが、政治的に無理だろう。可能な範囲でベストなのは黒田10+ 氏。財務官時代から為替レートの適正化を主張しているほか、組織運営の能力もあり、国際的に名前を知られている。副総裁として岩田規久男氏や中原伸之元日銀審議委員など筋金入りの金融緩和論者が就けば最高のご意見番になる」と語る。

 一方、前出の村上氏は「日銀に厳しいスタンスなのはいいが、財務省の組織の論理で動くというリスクもある」とみる。

 そして田中氏はこう警鐘を鳴らす。

 「黒田氏は東アジア共同体論者として知られており、中国や韓国からの通貨安競争批判に耳を傾けて、一段の金融緩和に消極的になる恐れがある」

 伊藤氏は国内外での経済学者としての実績は申し分なく、インフレ目標導入を主張するなど隠れた有力候補だが、「震災復興のための消費増税を主張するなど財務省に近い」(前出の市場関係者)との見方もある。

  市場も歓迎し、「大胆な金融緩和」を掲げるアベノミクスを完遂できる日銀10+ 総 裁候補は誰なのか。前出の田中氏は「安倍首相とまったく意見が同じなのは岩田規久男氏だけ。財務省が金融緩和に熱心なのは消費税増税までの期間限定の恐れ があり、財務省OBや財務省派の学者が総裁になった場合、アベノミクスに重大な疑問符がつく。安倍首相の本気度が問われる」と語る。

 岩田規久男氏については、金融機関など大きな組織運営の経験が未知数とされ、「日銀に一人で乗り込んでも巨大組織を変えるのは難しい」(日銀OB)との指摘もある。しかし、村上氏も「円安株高が期待できるのは岩田規久男氏」と市場関係者の期待度は大きい。

 また、前出の飯田氏は「安倍首相がオプションとして手放してはいけないのは日銀10+ 法改正。人事がうまくいかなくても巻き返すことができる」と念を押す。

 総裁の任期は5年。日本経済の浮沈は安倍首相の決断にかかっている。

日銀総裁黒田東彦アジア開発銀行総裁の起用が有力に・・・安倍首相、麻生財務相の考えを考慮

0210()11:20   
政府が検討を進める次期日銀総裁人事で、黒田東彦(はるひこ)アジア開発銀行総裁(68)の起用が有力となった。 政府・日銀が掲げる物価目標2%の達成には、国際金融に精通した人物が不可欠で、 財務省で国際金融を統括する財務官を3年にわたり務めた黒田氏が適任だとする流れが強まった。 政府は今月下旬に予定する安倍晋三首相の訪米前に同意人事案を国会に提示する方針で、野党の反応を見極めながら最終判断する。 黒田氏には当初、財務省OBへの野党の反発が予想されることや、アジア開発銀総裁の現職にあることから、 政府内で起用への慎重意見が強かった。しかし民主党が5日に財務省OBの起用を排除しない方針を示したことを受け、 過半数割れする参院で一部野党の協力が得られるとの見方が広がった。 首相が同意人事で連携を模索するみんなの党江田憲司幹事長も8日の衆院予算委員会で 「財務省の主計官僚や税務官僚で偉くなった人が務まる商売ではない」と述べ、財務官出身者の起用を否定しなかった。 首相は野党との連携を見据え、学者からの総裁起用も検討してきた。 しかし、財務相を務める麻生太郎副総理が組織運営能力が未知数な学識経験者の起用に難色を示し、 語学力などを条件に財務省OBを排除しない考えであることも考慮し、能力重視の人選を進めていた。 首相は8日のBSフジの番組で、新総裁の起用条件について「財務省の人は全部ダメという論理もおかしい。 国際金融をやっていて金融マフィアと交流がある人もいる」と指摘した。 民主党海江田万里代表は9日の記者会見で、政府が国会に提示した公正取引委員会委員長の人事案について 賛否を明言せず、同意人事をめぐる野党側の出方にはなお流動的な側面もある。 政府内には日銀副総裁を務めた岩田一政・日本経済研究センター理事長(66)や 東大大学院教授の伊藤隆敏氏(62)を推す声も残っており、副総裁人事と合わせて最終調整を進めている。 [外部リンク]
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