パルデンの会

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盗難仏像、日本への返還差し止め/韓国裁判所

民主党政権在日朝鮮人、韓国人に対する優遇政策が不調に終わり、かの国は歴史を紐解いて政争の具を引き出し始めた。 かの国に未来はあるのであるのであろうか?

勝谷誠彦氏の有料ブログより


 対馬に対する韓国人の「侵略」がどんどん進んでいることについて、この国のメディアで最初に触れたのはおそらく私だと言われている。みんな「感づいて」はいたが妙な遠慮で口にしなかったのだ。
 私はこともあろうに自治体に食べ物の取材で招かれて出かけて、肝心のおいしいものよりも韓国人の跋扈ぶりに仰天して帰り、それをあちこちで書いた。このことがきっかけになって大マスコミも少しはとりあげるようになったが、ある局での発言に対して韓国大使館が抗議してきて、あろうことかその局が屈したことも知る人は知っている(笑)。
 いままでの韓国人の横暴ぶりは、スーパー銭湯に地元民がいかなくなるというような行儀の悪さ、一般の釣り師のふりをして漁民がやってきて漁場を荒らしまくる「プロ釣り師」問題、などなど無数にある。奴らの性根の底には「竹島の次は対馬だ」という思いがあったのは間違いない。
 これまた御存知のように竹島に行った時に寄った鬱陵島の「独島博物館」で私は「竹島はワシらのもの。対馬もワシらのもの」という巨大な石碑の写真を撮り、これもおそらく本邦初公開を『SPA!』の巻頭コラムで行った。かの国の小学生がすり込まれる「独島の歌」ではかつて「独島は韓国のもの、ハワイはアメリカのもの、対馬は日本のもの」と歌われていたが、今では「対馬はわからない」になっているというまことしやかな噂いや、実際にそうらしいですよ。
 とはいえ、これまでの韓国の振舞いは、チンピラが良民常民にイヤガラセをする程度ではあった。チンピラ国家だけに、警察が出てくるような範囲に踏み込まないコツはよくわきまえているのである。
 その一線を踏み越えた事件が起きた。いつか必ず惹起すると私が危惧していた通りになってしまった。
 <対馬の仏像盗難で韓国人の男拘束/韓国警察、被害品を回収>
 http://sankei.jp.msn.com/world/news/130129/kor13012920290006-n1.htm
 <昨年10月に長崎県対馬市の神社や寺から盗まれた仏像が韓国に持ち込まれていた事件で、韓国の警察は29日、仏像を盗んで売りさばこうとしていたとして文化財保護法違反の疑いで首謀者の韓国人の男(69)を拘束、4人を在宅で立件し仏像を回収したと発表した。他に逃走中の4人の行方を追っている。
 警察によると、男らは共謀し昨年10月上旬、対馬市にある海神神社の国指定の重要文化財銅造如来立像」と観音寺の長崎県指定の有形文化財観世音菩薩坐像」、多久頭魂神社の仏教経典「大蔵経」を盗み出し、博多港から韓国南部・釜山港に持ち込んで韓国内で売りさばこうとした。>
 さきほど書いたように、いつかはこういう「犯罪」が起きるだろうなあと漠然と私は考えていたのである。「プロ釣り師」などを送り込んで来たり、それを受け入れる組織には釜山あたりの朝鮮極道が絡んでいるのは明白に見えたからだ。何しろ狙っている獲物が凄い。丁寧に下調べをした「プロ釣り師」ならぬ「プロ泥棒」の仕事である。だがまあ、そういうことも起きて当然と、この事件の当初は敢えてここでとりあげなかった。

 とこが事態は急転換する。あの民族の性根をまたも私は見誤っていた。いや、共同通信ですら甘かった(笑)。最初の記事では、
 <韓国文化財庁が回収された仏像の鑑定を行い、盗難品であることが確認されれば関連法に基づき返還措置などを取る見通し。>
 まあこれが文明国の良識というものだ。しかし半島の北側に住んでいるあの方々の同胞にそれは一切通じないのだから、南でも同じだと知っておくべきであった。
 ここからのトウガラシを食べて頭から火を吹いている方々の思考回路の動き方を見ていくと面白い。
 <韓国「もともと倭寇が奪った」と「反日」逆ギレ、日本仏像窃盗団摘発の行方は

 http://sankei.jp.msn.com/world/news/130209/kor13020912000002-n1.htm
 <しかし、韓国の専門家や仏教界から「日本に略奪された疑いが強く、日本に流出した経緯が明らかになるまで返すべきでない」との声が巻き起こったのだ。
 仏教美術史の専門家の一人は韓国メディアに「倭寇によって略奪されたことはほぼ確実だ。何度も日本で観世音菩薩坐像を調査し、論文で略奪された文化財だと提示してきた」と主張した。>
 さきほど冷戦時代にわが国でも、どれほどの左巻き馬鹿が嘘八百をほざいてきたかに触れた。日本人は反省して、そうは騙されなくなっているのである。「民度が高い」からだ。しかし支那朝鮮では反日を標榜すると、どんな屁理屈でも通ってカネになる。それをおさえるのが近代国家の理性というものなのだが。とほほほ。そっちに乗るか。
 <盗難仏像、日本への返還差し止め/韓国裁判所>
 http://sankei.jp.msn.com/world/news/130226/kor13022622330008-n1.htm
 <昨年10月に長崎県対馬市の神社や寺から盗まれた仏像2体が韓国で回収された問題で、韓国中部の大田地裁が26日、うち一体について、韓国政府による日本への返還を当分差し止める内容の仮処分決定を出した。>
 ほとんどベタ記事にしかしてこなかった他の大マスコミと違って、ここまで引かせてもらってきたように、ずっとちゃんとフォローしてきた産経新聞だけに、怒るまいことか。なんと社説で今日、主張した。
 <韓国の裁判/法治国家の常識はどこに>
 http://sankei.jp.msn.com/world/news/130228/kor13022803530000-n1.htm
 <韓国の世論には、反日的な言動なら何でも許されるという風潮が一部にある。今回の韓国の司法判断には、こうした世論に迎合した面があることも否定できない。>
 産経、一生懸命、感情をおさえて書いているようだ(笑)。それだけにオチの皮肉がまことにきいている。
 <今年初めには、ソウル高裁が靖国神社の門に放火した中国籍の男を「政治犯」と認定し、日韓犯罪人引き渡し条約に基づく日本への身柄引き渡しを拒否する決定を出した。韓国政府は条約を守らず、男は中国に帰国した。
 韓国の裁判官には、国際法規の順守も求めたい。>
 ここはひとつ、日本の法務財務当局は、徹底的に日本にいる韓国人の在留資格と納税状況を洗って「正しく法に照らして」処断すればどうなのか。
 私としては対馬問題が、この事件でまた光を当てられるのが、わずかに慰めである。九州の放送局で、勇気あるスタッフがまた私を対馬に連れて行こうと昨年来、計画してくれているようだ。新たな状況について見てこられればいいと思う。これまでと大きく違うのは、政権が売国奴ではなくなっているということである。


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