パルデンの会

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米報告書、チベット弾圧「際だって悪化」


中国の信仰の自由「国際基準満たさず」米報告書、チベット弾圧「際だって悪化」

2013.5.21 08:29中国産経新聞

 【ワシントン=犬塚陽介】米国務省は20日、世界各国の信仰の自由に関する2012年の年次報告書を発表した。中国ではチベット自治区で弾圧が「際だって悪化した」と指摘。中国政府が主張する「信仰の自由」は「国際的な基準を満たしていない」と批判し、この1年で弾圧に抗議する焼身自殺者が83人に達したと強い懸念を示した。

 亡命チベット人向けラジオ局「チベットの声」(本部オスロ)は今年1月、中国本土で09年以降に焼身自殺を図ったチベット族は100人に達したと報じており、8割以上が昨年に発生したことになる。
 報告書はチベット自治区で、法的根拠が明らかでない拘束や拷問などの弾圧が「際だって悪化した」と指摘。政府の新体制発足など、政治的な移行期や宗教的な記念日に合わせて弾圧が激化したことを明らかにした。
 また、新疆ウイグル自治区でも「違法な宗教資料」を販売したイスラム教の信者が懲役10年の実刑を受けたと懸念を示した。