パルデンの会

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<在ワシントン日本大使館の公使が13日、ワシントン市内で中国や香港などアジア系メディアに対し、歴史認識や尖閣諸島(沖縄県石垣市)についてスライドを交え説明

ポトマック通信/反日に「Cool」な反論>
 http://sankei.jp.msn.com/world/news/130515/amr13051503180000-n1.htm
 <在ワシントン日本大使館の公使が13日、ワシントン市内で中国や香港などアジア系メディアに対し、歴史認識尖閣諸島沖縄県石垣市)についてスライドを交え説明した。靖国神社参拝をめぐる日本人の精神的背景や、八百万(やおよろず)の神が集まる湯屋を懸命に掃除するアニメの主人公。神社がいかに日本人の日常生活に根ざしているか、日本が世界に誇るポップカルチャーを生かした講演だった。
 神田明神には朝廷に弓を引いた平将門がまつられている。西郷隆盛西南戦争で逆賊となったが、名誉回復した。政敵の墓を暴く大陸文化とは違う、日本人の精神文化が紹介された。
 東京裁判によるA級戦犯が「平和に対する罪」という遡及(そきゅう)法(事後法)で裁かれた事実。日清戦争後の下関条約で(日本の固有領土のため)尖閣諸島が取引材料にならなかった事実。反日キャンペーンに、短時間で的確に反論していた。公使からの逆質問に中国、香港の記者は黙り込んだ。
 「日本の印象がかなり変わった」。会合後、香港の記者がつぶやいていた。>
 いやあ、東京裁判の法的な問題点にまで公使が言及するというのはなかなかだ。
 16日の日記で私は『行動格差の時代/心の勢いで壁を突破する8つの力』
 http://www.amazon.co.jp/dp/4344023897
 を紹介した。読んだという方からいくつもの感想を頂戴した。安倍さんもそして駐米公使も、実はやっているのはこのことだ。今まで日和見大過なく過ごし、そのあと天下って卑劣な人生を真っ当しようとしていた政治屋や役人ができなかった「当たり前のこと」をしているだけなのだ。「一歩前へ、正しい方へ」である。いいな、このフレーズ。次の単行本に使うおうかな(笑)。
 日本人がようやくそれをやりはじめた。みんながやりはじめた。「アベノミクス効果」とは畢竟、そういうことだと私は思っている。そしてその背中を押してくれたのは実のところ、東日本大震災福島原発事故で被害に遭われた方々なのだ。「自分たちはまだ幸せだ。自分たちが一歩前に出なくてどうする」と多くの日本人が考えたのではないか。そしてそのことがひいては被災された方々の力になるのではないかと。
 戦後、焼け野原からの急成長という「奇跡」を世界は見た。あの時は英霊が背中を押してくれたのだと私は思っている。靖国神社に行くのは慰霊のためだけではない。お礼のためにも行かなくてはいけないのだ。そして「いま、自分はどうすればいいですか」とたずねるためにも。
 私はしばしば行く靖国の杜の社頭でいつもそうたずねている。そして「微修正」の方角を模索する。状況が自分を規定するきはもちろんだが、それぞれの自分の巨大な集団が、日本国という状況を規定しもするのだ。だからこそひとりひとりが「ただ生きるな、善く生きよ」とありたいと私は願うのである。
 たかだか日曜日に走ったりカバンを買い換えた話題からえらくひろげてしまった。でも、朝いちばんでこれくらい妄想していると、いい一日になりますよ(笑)。

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