パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

王立軍、秦城監獄でとつじょ半身不随に 薄煕来裁判を守旧派有利とするのか

 
 
 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
    平成25(2013)年7月11日(木曜日)
         通巻第3980号
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 
  王立軍、秦城監獄でとつじょ半身不随に
  密殺か植物人間にして発言を封じ込め、薄煕来裁判を守旧派有利とするのか
**********************************
 
  博訊新聞網(7月10日)によれば、北京郊外の秦城監獄で服役中の王立軍が半身不随状態にあるとこが分かった。
  神経疲労によるものとされているが、国家公安部筋が博訊新聞網記者に漏らした情報に寄れば「この一ヶ月ほど、突然の半身不随に襲われている」状況という。
 
  王立軍は重慶特別市の副市長兼公安局長として、腐敗分子とマフィア退治に辣腕を振るったが、土壇場でボスの薄煕来と対立、2012年二月、多くのスキャンダルの機密、録音テープなど証拠をもって成都の米国領事館へ駆け込んだ。
 
この事件で薄煕来夫人の谷開来の英国人殺害が明るみにでて、薄の失脚へと繋がったため守旧派の恨みを買っていた。
 
  おりから劉志軍(前鉄道部長、江沢民派)に死刑判決がでて、秋には薄煕来裁判が開始されるという絶妙のタイミングで最大の証人が、証言を出来なくなってしまった。
 
  この王立軍の半身不随という突発事故を邪推すれば、王立軍を密殺か植物人間にして発言を封じ込め、薄煕来裁判を守旧派有利とする謀略とも考えられないか?
 
  
 
――――――――――――――――――――――――――――――――――
なにしろ何がおきても不思議ではない国。刑務所の中で何がおこなわれているか、誰にも分からないのである西村幸祐反日包囲網がアベノミクスを壊す』(文芸社
 @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
 
  日本の復興を目指し、「取り戻せ 日本」を進める安倍政権の敵は内部にいる。
 反日・日本人」らである。朝日、NHK,そして左翼学者と左翼文化人と経済学者らがアベノミクスをつぶそうとして躍起である(脱線だが朝日新聞前上海支局でボーン賞に輝くA記者、中国の美人スパイと出来てハニー・トラップに引っかかっていたと『週刊文春』が伝えている)。
  何としても安倍政治を破滅へ導くために、様々な手練手管の謀略を『反日日本人』が仕掛けている。
  従軍慰安婦を、どうしても「性奴隷」にでっち上げたい左翼マスコミは、著者の造語である「トクアノミクス」と共闘している。
  本書で著者の西村幸祐氏は「安倍維新」とか「トクアノミクス」とかの新造語を用いる。比喩的であり、わかりやすい印象をもつ読者も多いだろうが、なにしろアベノミクス明治維新、戦後の革新的な政治改革についで第三の大改革と位置づける。
  トクアノミクスという「怪物」は特定アジア三カ国、つまり中国、韓国、北朝鮮で、これにアメリカの左翼が混合し、「日本の自立、独立を認めない。日本を封じ込めるシステム」のことを意味する。
  とんでもない敵を日本国内にかかえているのである。
  さて誤報というより改竄、捏造報道の典型をやらかす朝日新聞は5月17日の記者会見で橋本大阪市長が訪米を予定していたが、米政府報道官は「性奴隷発言は言語道断で侮辱的」と発言した、と報道した。
  ところが、公式記録にこの発言がないのだ。
いや、そればかりか、当時の記者会見でサキ報道官は「米政府が(慰安婦とか性奴隷を)定義するかどうか分からないしし、従来通り慰安婦と説明します。あなた方(朝日)が細かく考えた性奴隷と言って欲しいんでしょ」と答えたのである。
  もう一つ本書を通じて知った意外な事実は、日本人拉致をアメリカははるか昔、1970年代からCIAは把握しており、その機密報告をもとにイノウエ上院議員が質問をしている事実がある。ということは日本政府、警察も知っていたが、何故か握りつぶしてきたということである。
  安倍維新は、こうした戦後日本の宿痾のような自閉、自虐を是正する必要に迫られている。
 (註 アマゾンのURLは下記の通りです)