パルデンの会

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ダライ・ラマ14世が23日、京都市左京区の京都精華大で講演

京都新聞より

「21世紀、対話の時代に」 ダライ・ラマ14世が左京で講演

http://www.kyoto-np.co.jp/picture/2013/11/20131123220512seika.jpg
学生たちと壇上で手をつなぐダライ・ラマ14世(23日午後3時50分、京都市左京区京都精華大
 来日中のチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世が23日、京都市左京区京都精華大で講演した。学生ら計約1600人を前に、「20世紀は多くの血が流れた。21世紀は対話の世紀にしたいと考えるのが当然だ」と述べ、日本に指導的立場を期待した。

 「世界を自由にするための方法」と題し、ダライ・ラマは「地球上の70億人は同じ人間。幸せを求め、自由を追求する権利を持っている」と強調。「創造性を高めるために、自由は大切な役割がある」と話した。
 学生の質問にも答えた。1年の岡田実由さん(19)が「生きることに肯定的になれない」と問うと、ダライ・ラマは「広い視野に立てば、苦しみを乗り越えることができる」と話し、壇上から頰を寄せて励ました。

 開学45周年記念事業の一環。24日には左京区国立京都国際会館で、作家のよしもとばななさんと対談する。事前申込者のみ参加できる。
【 2013年11月23日 22時07分 】


ダライ・ラマ14世が京都で講演 「中国にも自由求める声」

2013年11月23日(最終更新 2013年11月23日 18時34分)西日本新聞より

 来日中のチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世が23日、京都市京都精華大で講演し「中国の多くの教養人は、自由の必要性について声を上げている。温家宝前首相も中国に自由と民主主義が必要と表現していて、これも一つの大きな変化」と指摘した。

 「世界を自由にするための方法」をテーマに講演し、学生ら約1600人が参加。ダライ・ラマ14世は「21世紀を平和にするには、対話の世紀としないといけない」と世界規模での武装解除が必要とした上で、日本が指導的な役割を果たすよう期待を述べた。


勝谷誠彦氏の有料ブログより

<漫画家の竹宮惠子さん、京都精華大学長に/来年4月から>

 http://www.asahi.com/articles/OSK201311210080.html
 <京都精華大京都市左京区)の次期学長に、漫画家で同大マンガ学部教授の竹宮惠子さん(63)が就任することになった。現職の定年退職に伴う20日の学長選で選ばれた。12月7日の理事会で承認される見通しで、任期は来年4月から4年間。

 竹宮さんは徳島市出身。1968年、「リンゴの罪」でデビュー。80年、少年の同性愛を描いた「風と木の詩」とSF「地球(テラ)へ…」の両作品で小学館漫画賞を受賞した。2000年に同大学教授となり、08年から4年間、マンガ学部長を務めた。同大で漫画家出身者が学長に就任するのは初めてという。>

 早速、お祝いのメールを差し上げた。私信ながら私としては歴史的なことだと思うので引用させてもらう。
 <京都精華大学の学長就任、おめでとうございます!
 マンガ人生を生きてきたものとしては、この世界からの人材がそうした地位に迎えられることも、わがことのように嬉しいです。
先に亡くなられた中嶋嶺雄先生が秋田の国際教養大を「東大以上」に育てたのを見て、学長というのはずいぶんなことができるのだと驚きました。
 
竹宮さんのもとで、精華大がどう成長していくのか楽しみです。
 ちょっと中嶋さんのくだりは「圧迫面接」みたいだったようで(笑)竹宮さんには申し訳なかった。私信としてもこちらは引用できないが「私に何ができるのか考えさせられました」というお便りをいただき、そうか、自分がそういう立場だったらいきなりこういうことを言われてもなあ、とメールを反省しました。
 しかし<マンガ人生を生きてきたものとしては>というのは私の魂の叫びである。何が「サブ」カルチャーだ。日本人はもうそのマンガも棄てて、わけのわからないものをスマホでいじっているではないか。マンガというのは浮世絵にも繋がる、日本人のさまざまな文化の精華である。京都精華大とはよく名付けたものだ。それらを統括する地位に少女マンガという戦後の文化のこれも精華の竹宮さんが就任するというのは、涙が出るほど嬉しいんですよ。
 副作用。『ディアスポラ』の文庫版が来年の2月に出るのですが、その表紙をお願いできなくなりました。すべての仕事を断っておられるのは竹宮さんの覚悟だと思う。物語の最後の場面、チベットの峰をなっちゃんとナムゲルが越えていくところを書いて欲しかったんだけどなあ。
 だけどまた、決心が深まった。先生もあちら側に行く。私もまた『天国のいちばん底』のまとめをして、次のステップに、つまり小説に専念しなくてはいけない。来年からはそういう年になりますので、見捨てずに助け続けて下さい。



「自由のため 創造力発揮を」 ダライ・ラマ14世、京都精華大で講演
2013.11.24 02:02 産経新聞

 京都精華大京都市左京区)で23日、「世界を自由にするための方法」をテーマに講演した、チベット仏教最高指導者でノーベル平和賞受賞者のダライ・ラマ14世。集まった学生らを前に「自由のために個々人が創造力を発揮することが重要」と訴えた。ダライ・ラマは平成12年にも同大を訪れており、訪問は2回目。
 冒頭、「20世紀には数多くの暴力や流血があったが、若い世代の力で21世紀を平和と非暴力の世紀にしてほしい」と呼びかけた。そのための方策として、「自分の頭で物事を考えて分析したうえで、現実を正しく理解しなければならない」と指摘した。
 講演後は学生との質疑応答に応じた。「生きることに喜びを持てない」と質問した女子学生に対し、「物事の悪い面をみて絶望せずに、広く世界をみて人間の多くの良き面に気づいて」とアドバイス。自身とチベットの苦難に触れ、「チベットには9回失敗したら9回努力せよとのことわざがある」と語った。また、「現在、自分の役割は何か」との質問には、「チベットの豊かな仏教、文学、自然を保存し、世に残すこと」と答えた。
 講演を聞いた同大の卒業生、古川歩(あゆみ)さん(23)は「もっと思想に燃えるカッチリした人物かと思っていたが、想像より優しそうで気さくな雰囲気だった」と感慨深げだった。
 24日には京都市内で作家のよしもとばななさんと対談する。(前田武)

立ち上がること大事…ダライ・ラマ、学生を抱擁

 来日中のチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世が23日、京都精華大京都市左京区)で講演し、学生ら約1600人に「21世紀は若い皆さんにかかっている。授業を聞くだけではなく、自ら調べて創造的な分析をしてほしい」と呼びかけた。
 講演は同大学の創立45周年を記念して開かれた。
 ダライ・ラマ14世は講演で平和の尊さについて語り、学生らの質問にも応じた。生きることの苦しさを訴える女子学生に「私もチベットも苦しみを抱えて生きてきたが、努力を欠かさなかった。失敗しても、立ち上がることが大事」と答え、この女子学生を抱擁した。
 24日も同大学の企画で国立京都国際会館(同区)で講演し、作家のよしもとばななさんと対談する。
(2013年11月24日12時11分  読売新聞)