日刊カルト新聞から
2013年12月7日土曜日
川崎市教育委員会が条例所管する施設で統一教会霊能者が二世信者を教育
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看板に「統一教会」の表記はない |
市の教育委員会が条例所管する施設に於いて、カルト教団のインチキ霊能者が二世教育を行なうとは、タチの悪い冗談の様な話だ。
施設を管理する川崎区の職員からは「貸さないと訴えられる」「断る理由がないかぎり断れない」などの呆れた発言も飛び出した。
当日、現地では本紙記者が取材を敢行、会場整理をする信者から執拗な取材妨害を受ける一幕もあった。
◆統一教会霊能者が二世教育
この日の集会の名目は「天運相続・青年二世大会」(川崎市教育文化会館のHPのスケジュールには単に「セミナー」とされていた)
統一教会の第五地区が主催、東京近県の二世信者・青年信者約2千人が集まった。
チケット代は3千円だが、祈願書を書くと入場料は免除されるという。しかし信者の話では祈願書の額には5千円・1万円・3万円と3段階があり、これだけでも教団にとっては一儲けだ。(尚、統一教会によると祈願書の額は「5千円・1万円・3万円」ではなく「5千円・1万円・2万円」とのことだ)
二世教育の講演を行なった霊能者の名は金孝南、韓鶴子の母親の霊が降臨するとされ、教団内では『テモニム(大母様)』と呼ばれている。この日は霊界から大母だけでなく事故死した教祖の次男・文興進と大母を迎えるとの名目だった。金孝南は日本人信者へ課せられた韓国清平での先祖解怨により巨額の資金を蓄財したと云われている。
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ぞくぞくと川崎市教育文化会館に集まる信者たち |
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集まった信者の手にはチケットが 3千円~3万円 |
教育文化会館のエレベーターホールにある案内板には会議室の使用団体として『APTF東京』と書かれていた。APTF(真の家庭運動推進協議会)は統一教会のダミー組織だ。その表記を見られることを惧れたのか、大ホールの入り口で案内をしていた青年信者が慌てた様子で駆け付け取材の妨害をしてきた。
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