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中国でチベット族男性が焼身自殺 抑圧的政策に抗議か


中国でチベット族男性が焼身自殺 抑圧的政策に抗議か

 
 2014年04月16日16時45分
【北京共同】米政府系放送局ラジオ自由アジアなどは16日までに、中国四川省カンゼ・チベット族自治州道孚県の地元政府庁舎付近で15日、チベット族の男性(32)が焼身自殺したと伝えた。
 男性は、チベット族に対する中国政府の抑圧的な政策に抗議していたという。
 中国のチベット族居住区では2009年以来、当局の少数民族や宗教政策に不満を持つチベット族焼身自殺を図るケースが相次いでおり、100人以上が死亡したとされる。
 

(朝鮮日報日本語版) 【コラム】「侵略したことがない」という中国

朝鮮日報日本語版 4月13日(日)9時41分配信
 中国の習近平国家主席は先月29日、ドイツの2つの「侵略」について語った。習国家主席はベルリンのケルバー財団での講演で「日本の軍国主義が起こした 中国侵略戦争により、中国軍と中国人3500万人が死傷する惨劇が繰り広げられた。中国はこうした惨劇の歴史を骨身に染みるほど鮮明に覚えている」と述べ た。また、「日本は南京で30万人を『屠殺(虐殺)した』」という表現を使い、日本の侵略を非難した。

その一方で中国の侵略にも言及した。習国家主席は「中国は長い間、強大国の地位にあったが、他国を侵略した記録は残っていない」と話した。習国家主席だ けではない。中国で会った多くの学者や知識人は「中国は他国を侵略したことがない」と言い、実際にそう信じている。だが、中国の侵略の歴史は韓国人全員が 知っている。唐の太宗の高句麗侵略から、清が朝鮮を制圧した丙子胡乱まで、韓半島朝鮮半島)は何度も中国からの侵略を経験している。6・25戦争(朝鮮 戦争)を見ても、中国軍が中朝国境の鴨緑江を渡りさえしなかったら、南北は分断されていなかっただろう。最近テロが頻発している新疆ウイグル自治区や約 130人が焼身自殺を図ったチベットは、中国が平和的な手段で手に入れた土地ではない。それでも中国は「我々は侵略されたことはあっても、侵略したことは ない」と言うのだ。

中国の名門・清華大学の学生は「中学・高校で中国が他国を攻撃したという歴史を学んだ記憶がない」と言った。明の時代の鄭和は2万人の海軍を率いて東南 アジア一帯を事実上、侵略したが、中国の歴史の本には「大航海」と書かれている。チベット併合は「人民解放軍農奴状態だったチベット人民を解放した」と 教え、清が新疆を占領したことについては「今は中国領だということが重要だ」と説明している。もともと「中原」と呼ばれていた漢族の領域は黄河一帯にとど まっていた。現在の中国の広大な領土は、長年にわたる領土拡大戦争の結果だ。北京大学歴史学部のある教授は「かつて中国が侵略した地域は現在、ほとんどが 中国領になっている。外部で言われている中国の侵略も、中国の立場から見れば内戦に過ぎない」と言った。

中国は最近、軍事・外交面の力をアピールしている。中国の今年の国防費は前年より12.2%増えた。昨年増強配備した軍艦や潜水艦は28隻。習国家主席 は「列強の大砲の下で奴隷になった歴史を繰り返さないため」と説明した。中国は昨年末、「中国企業の石油利権を守るため」と称してアフリカの南スーダン内 戦仲介に乗りだした。「内政不干渉」という中国の長年にわたる外交原則を破ったのだ。北京のある国際会議でデンマーク代表が中国の人権・環境問題を取り上 げたが、中国代表の口からは「デンマークの人口(550万人)は北京の朝陽区の人口ぐらいになるのか」という言葉が漏れた。

中国の最高指導部は海外を訪れるたび「中国は平和を愛する」「中国の台頭は平和的」と繰り返す。しかし、最近の中国のあふれる自信を見ると、「中国平和論」は「一度も侵略したことがない」という言葉同様、信じがたい。
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