パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

米専門家が中国臓器狩りの暴露本出版 「目を背けないで」



http://www.epochtimes.jp/jp/2014/08/img/s87357.jpg
新書に関するシンポジウムに参加したイーサン・グートマン氏 (大紀元)

米専門家が中国臓器狩りの暴露本出版 「目を背けないで」


大紀元日本8月18日】米国で著名なシンクタンクの元研究員、中国問題専門家、そしてジャーナリストのイーサン・グートマン氏(Ethan Gutmann)の著書、中国当局による組織ぐるみの臓器狩りに関する暴露本『虐殺』(The Slaughter)の英語版が12日に米国で発売された。

情報収集等を含め発売までに7年間を要した同書によれば、中国で受刑者を対象とした移植目的の臓器摘出は1970年代から既に始まっていた。当初は、ウイグル人などの少数民族や政権異見者が被害者だった。1999年に伝統的気功「法輪功」への弾圧がはじまると、膨大な数の学習者が主要なターゲットにされた。

『虐殺』発売当日、米国議会がバックアップするシンクタンク「全米民主主義基金(National Endowment for Democracy」は同書に関するシンポジウムを開いた。

シンポジウムに参加したグートマン氏は「本には大量の証拠を採用した」と述べ、証人には、中国軍部の元警察官や医師のほか、移植目的とみられる採血などの強制検査を刑務所で受けた法輪功学習者も多数含まれているという。

同氏は「確かな証拠を掴んだ」と強調し、「あまりにもショッキングであるため、人々は『ありえない』と事実から目を背ける。しかし、証拠は次々と出てくる」と国際社会の反応をけん制した。

グートマン氏は米コロンビア大学で国際関係学の博士号を取得し、米国では中国問題専門家として名が知られている。80年代から、米国で著名なシンクタンク「ブルッキングズ研究所」の研究員、ウォール・ストリート・ジャーナル・アジア紙などのメディアでコラムニストを務めた。2005年には、中国政財界の暗部を暴露する著書『中国に未来はない:米国商人の中国での夢と裏切り(英語名:Losing the New China: A Story of American Commerce, Desire and Betrayal)』を出版し、大きな反響を呼んだ。

今回発売の『虐殺』の英語版はアマゾンでも販売している。

(記者・李辰、翻訳編集・叶子)
しかしまだ 中国人自身が
わかっていない

香港の親中派デモに19万3千人 選挙制度めぐり民主派と対立

産経新聞 8月17日(日)21時34分配信

 【上海=河崎真澄】香港の民主派団体が選挙制度民主化を迫る目的で9月にも行う抗議活動の計画中止を求め、香港の親中派団体が17日、市内中心部で中国国旗を掲げて“反民主派デモ”を行い、約19万3千人(主催者発表)が参加した。

香港の親中派団体はこれまでも民主派によるデモの際に妨害活動を行ってきたが、自ら主催し大規模なデモを行うのは初めてだ。中国による“選挙介入”をめぐって香港の世論がくっきりと二分された格好だ。

香港で2017年に行われる行政長官選から「普通選挙」を導入することで中国も同意していたが、中国の全国人民代表大会全人代、国会に相当)常務委員会は8月末にも親中派以外は事実上、立候補できない選挙制度改革を決め、香港政府に通達する見通し。

こうした中国の抑圧に反発する民主派陣営では、大群衆で金融街の中環(セントラル)を占拠し、民主派も立候補可能な「真の普通選挙」導入を要求する抗議活動を予告している。香港紙、明報によると発起人の戴耀廷氏は「9月にもまず1万人規模で中環占拠を実行する」と話している。

中環占拠は、3年前にニューヨークで起きた抗議活動「ウォール街を占拠せよ」にならったものだが、金融機能に支障がでる恐れがあるとして香港の経済団体はこぞって反発している。

また、香港経済日報は消息筋の話として、中国全人代張徳江常務委員長が7月、広東省深セン市で香港の親中派と会った際に、「香港が(政変で混乱した)ウクライナやエジプトのようにならないよう望む」と語ったと伝えた。中国は「中環占拠」による政情の混乱に神経をとがらせている。

香港では7月1日の返還記念日に民主派が大規模なデモを行い、主催者発表で51万人が参加している。

【関連記事】