パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

アムネスティへの 支援の要請に対して

本日アムネスティーから 寄付支援のお電話をいただいた。
香港のデモを支援するために署名に支援協力をした時  電話番号を入れたのでかけてこられたと思う。

小生がチベット運動をしていることは知らずに掛けてこられたが、「NGOに近い活動をしているが 当方も資金には困っている」ことを説明した。
そして みんなが資金支援してくれない理由の中で 活動のイデオロギー化について少しお話したが、 慰安婦問題を挙げて見ると余り理解されていないようだった。

「私が言いたいのは 金を支援しても 本来の支援に回らないよ!!!」と言いたいのだが
それは 話さなかった。 
なぜかって! そういうことに 皆さんまったく気がつかない!
黒柳徹子氏がいう 「パンダの大使」なんか 本当に悪意に満ちた偽称号であるが、日本人はちっともおかしく感じないそうだ。 ましてや アグネス・チャンが 支那で虐待されている人たちの何の支援になっているのか?
よ~~~く 考えて見よう!
すべて支那がかかわる 「おれおれ詐欺」に過ぎないのに!


2010年の
当方のブログをよんでほしい。

2010/4/13(火) 午前 7:36

チベット情報

皆さん 相変わらず不安定な天気が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?私は先週末(10~11日)、アムネスティの総会に参加すべく水道橋の在日本韓国YMCAへ行って、その様子をほぼ全部テープに収めてきました。一応は便宜的な会員資格を持った上での参加ですが、総会という性質上、議題になっているのは大半が事業報告だの財務関連だの組織改変に伴う定款変更だのといった、部外者にはどうでもいい事柄ばかり。┐(´~`;)┌ただ、それでも今回強いてこっちに顔を出したのは、事前に提出されていた決議案に聞き捨てならないものがいくつもあったからです。曰く、決議案3。これは細かい項目がいくつもありましたが、その中に「出身地を離れて移動の状態にある人びとに関わる活動を行う」「自由権規約委員会の勧告実施に向け、取り調べの全面可視化や個人通報制度の受諾、国内人権機関の早期設置を目指し、他団体との連携を強化してはたらきかけを行う」というものがあり、続く決議案5は死刑廃止について。そして、何よりも言語道断なのは会員で編成されるグループから提出された決議案6で、曰く「AI(=アムネスティ・インターナショナル)日本は「慰安婦」(旧日本軍性奴隷制の被害者)問題の解決をはかるための立法化に向けて活動する」というものだったんです。いずれ劣らぬ反日決議案ばかりですが、「各国支部は、政治的中立性を保つために自国の問題は扱わない」という「自国条項」を掲げるアムネスティとしては、11ある決議案のうちの実に3つまでが国内の問題を掲げていて、それ以外の問題については殆ど触れていないというのは、明らかに組織のあり方としては問題がある筈なんです。だから私は、今回は単なる敵情視察ではなくて、敵陣に切り込む覚悟で会議に臨みました。まず第一日目に各議案について説明がなされ、決議案4の自由権規約委員会勧告の完全実施は日本支部独自の活動だといわれました。また、決議案6については慰安婦問題チームなるグループの発案者から説明がなされ、曰く生存者の平均年齢は既に84歳でもう時間がないこと、ようやく民主党政権が成立してチャンスが巡ってきたこと、特に今年は韓国併合100年の節目の年であり国際アムネスティともイベントを共催することなどで活動を展開していきたいとのことでした。これらに対しては、「出身地を離れて移動の状態にある人びと」とはどういう意味かとの質問や、やはり国内の問題に偏っているのは自国条項に抵触するのではないかとの懸念、また決議案6について「旧日本軍性奴隷制」という言い方は一方の観点を明確にしているが広範な支持を集めるには「戦時性的強制」と変える方がいいのではないかとの修正動議も提出されました。私はと言えば、勿論この場で一応“質問”しました。即ち、とりあえずは決議案6を中心に、案件が全般に国内問題に偏っているのはやはり自国条項に抵触するのではないか、特に先刻からしつこく民主党政権成立を口にしているが、これは特定政党との癒着につながるのではないか、特に「立法化に向けて活動する」というのは政治活動に他ならず、何よりも戦時中に性的な害悪をなしたのは旧日本軍に限ったことではないのに何故他のケースについては取り上げないのか、と。それについてまず回答したのは女の理事長で、曰く自国条項とは自国内の個別問題を取り上げないという意味で自国の制度や法律変更についての活動をできないという意味ではない。また、「不偏不党」とはあくまで人権侵害を受けた被害者の党派性について述べたものであり、アムネスティを支持する議員との結びつきがあるという意味では、当然民主党とは「癒着」している、と。また決議案6の提案者からは、国際アムネスティは何度もこの問題を取り上げており「性奴隷制」とはその公式文書でも用いられている用語であるとの“回答”がありました。更に「性奴隷制」という語について寺中誠・事務局長からも“回答”がなされ、曰く「性奴隷制」という語は「人道に対する罪」というカテゴリーに含めるために国際アムネスティで用いられている言葉で、それを用いるのが国際アムネスティの方針だと言いました。これらの回答が結局、被害認定の際に党派的公正性をいかに担保するかについて何も答えてはいないのは言うまでもありませんが、参加者の一人からも「本部の方針がどうのと高みから見下すのではなく、素朴な疑問には真剣に答えて欲しい」との批判が出ました。(←この人はこの後で私に声をかけてきて、「いいことを言ってくれた。内輪の議論に偏らないためには是非ともこういう発言が必要だ」と言ってくれました。)で、2日目。今度は票決に先だっての意見表明の時間と相成りましたが、この場で私は、無駄を承知で最後の切り込みをかけてやりました。即ち、「不偏不党というのが被害者の党派を問わないというのは当然だが、その認定に必要な公正性の確保に全く触れられなかったのは遺憾である。また、慰安婦問題が長期化しているのは国内に強硬な反対があるからだが、彼らが何故反対するかといえば、まさに昨日自分が述べたように、他のケースを取り上げないことを差別だと感じているからだ。更に“性奴隷制”という語についても何故旧日本軍の場合にだけ用いられるのか、大体人権問題が国際世論や本部の意向などに左右されるのはおかしいではないか。また、提案者は勉強会などを開催していくとしているが、こういうものに集まるのは同じ意見を持つリピーターばかりであり、本当に問題の解決を図るのなら寧ろ反対者を真に納得させることこそが必要なのではないか」と。そうしたら、男の参加者が「もともとは“従軍慰安婦”といっていたのに何故いつの間にか“慰安婦”に変わっているのか。大体旧日本軍の場合は旧ソ連アメリカとは根本的に性格が違っていて、国策として慰安婦を拉致して売春行為を強要したのが問題なんだ」と、まさに典型的な出鱈目史観を披露してくれ、また、若い女の参加者が「“性奴隷制”という語を用いることで女性に対する暴力はいけないことだというメッセージを世界中に出せるのではないか」などと訳のわからない意見を出してくれました。これに対して私は、当時は“従軍慰安婦”なる語は存在しなかったことと、「反対論の趣旨は慰安所制度が勤労動員(=女子挺身隊)や戦地に於ける性犯罪などと恣意的に混同されているといった事実認定に関するものである。また、この場合のメッセージというのは“国策によった”場合に限定されるのだろうか」と言っておきました。この決議案6については、この他にも「アムネスティがこの件を最優先事項として取り上げるのは納得できず、内容自体には反対ではないが決議として出すのには反対だ」とする意見も出され、修正動議提案者からは「用語の変更は党派を問わず受け入れられるために必要と感じたから提案したもので、この状況では旧日本軍に限定した解釈になるだろうが、自分としては限定しないように運用して欲しいとの意図がある」とのコメントが出されました。これらに対しては、まず理事会の方から「昨年来アムネスティは“女性への暴力に反対するキャンペーン”を展開しており、これが取り上げる根拠になっている。また、慰安婦問題の解決は国連の自由権規約委員会の勧告事項に含まれており、その完全実施を含めた決議案4が先刻採択されたばかりだ」との回答がなされました。更に提案者からは「戦時下で逃げられない状態で自分の意志に依らずに性的サービスをさせられた場合は皆“性奴隷”であり、これはILOが最初に使用した用語である。そして、我々も調査活動の途上で各国のケースを承知しているが、我々が取り上げているのはドイツや中国の慰安婦制度ではない」と、全く理由も述べずに居直り、「これらの意見には国家主義的心情が見られる」と捨て科白を吐いて「アムネスティは被害者の立場に立ち、その尊厳と名誉を守るべきだ」などと抜かしました。一体、人を“奴隷”呼ばわりすることのどこが「尊厳と名誉を守る」ことにつながるんだろうね???(@_@)結局この決議案6も賛成多数で可決され、休憩時間に男の参加者が薄笑いを浮かべて寄ってきて言いました。「貴女の意見は一方の側に偏っている。両方の意見を済んだ目で眺めて欲しい」。私も今更この種の陳腐な言い種には一々驚きませんが、「旧日本軍のケースだけを殊更に取り上げて他は無視することによって、こんなことをするのは日本軍だけで他は関係ないという意味に受け取られたらどうするのか」と言ってやったら「それについては自分からは何とも言いようがない」と逃げましたね。本総会ではこの他に、「現会員は15年以上続けている年輩者ばかりで世代交替が必要だが、いかにして会員の新規入会や定着を図るか」という議題もありましたが、まあ、こんな調子でいるようじゃ若者は来ないだろうことは容易に予想できますね。審議過程にしてからが全くの予想通りで、これをいい意味で“裏切る”こともなく、人権問題といえばバカの一つ覚えのようなスローガンを唱えれば足りると思い込んでいる自分たちのあり方すら自覚できずに、“韓国併合100年ネット”から買い取ったとかいうパネル写真を廊下にベタベタと貼っつけ、北朝鮮も中国も、ましてやダルフールも何もないんだから…。(-_-;)