http://image.news.livedoor.com/newsimage/8/9/89a20_429_24bfcdcf_9974ac6a-m.jpg チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世が2日、亡命先のインドから成田空港に到着し、14日まで滞在することについて、中国メディア・観察者網は6日、「スリランカ訪問を拒否されたダライが、今度はこそこそと日本を訪問した」と伝えた。

観察者網は海外メディアの報道を引用し、ダライ・ラマ14世が今回の訪日で札幌、横浜などで講演を行ったり、シンポジウムに参加したりすることを紹介。

また、空港の到着ロビーで法衣を着た関係者らに迎えられ、報道陣に対して「人間は誰でも幸せになる権利があると伝えたい。日本のコメも楽しみたい」と語ったことなども伝えている。

同メディアによると、ダライ・ラマ14世が日本を訪れるのは21回目で、北海道訪問は初めて。

観察者網はまた、スリランカ当局が今月初め、ダライ・ラマ14世の自国訪問を認めないと表明し、中国外交部が3日、「スリランカは古くから中国と友好的な隣邦であり、中国のある問題に関する注目についてよく理解し、尊重していることを称賛する」とコメントしたことなども伝えた。

(編集翻訳 恩田有紀)