パルデンの会

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ダライ・ラマ:愛知学院大で講演「若人に未来変える力」


ダライ・ラマ14世 学生に訴え 愛知学院大で

2015年04月08日
 来日中のチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世が7日、愛知学院大(日進市)で講演し、「過去は変えられないが、若い皆さんは、未来を自分の力でどのようにも変えていくことができる」と2000人余の学生たちに語りかけた。
 講演でダライ・ラマは、20世紀が戦争の世紀であったことや、現在も宗教の名の下に殺りくが行われていることなどに触れて、「手足が私たちの体の一部であるように、全人類は一つの体のそれぞれの一部。自分の体のように他の人を思いやる心が必要」と語った。
 講演後、同大特任教授のジャーナリスト・池上彰さんとの対談も行われた。池上さんは、学生たちが社会に出る際のあるべき心構えなどについて質問。ダライ・ラマは「何事にも良い面と悪い面がある。様々な角度から物事を見るようにしてほしい」と呼びかけた。
2015年04月08日Copyright © The Yomiuri Shimbun

ダライ・ラマ:愛知学院大で講演「若人に未来変える力」

毎日新聞 2015年04月07日 22時35分(最終更新 04月07日 22時47分)
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学生らを前に講演するダライ・ラマ=愛知県日進市愛知学院大学で2015年4月7日午後1時43分、大竹禎之撮影
 チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世(79)が7日、愛知県日進市愛知学院大で講演し、約2000人の学生らに「若い方々には未来を変える力がある。より幸せな社会や国家を築いてほしい」と呼び掛けた。東海地方訪問は初めて。
 「仏教の智慧(ちえ)に学ぶ」と題して講演し、同大特任教授を務める池上彰氏と対談した。ダライ・ラマは自身の経験を踏まえ「祖国を失い亡命したことは悲しいが、ある面では自由に人間として生きることができ、さまざまな人に出会い、経験や知識を深められた。皆さんも広い視野で物事を見てください」と学生たちにアドバイスした。
 英語を学ぶ大切さも説き「私はブロークンイングリッシュだが、コミュニケーションができる。もううまくなる可能性はないから、英語なら私を打ち負かすことはできますよ」と笑いを誘った。8日は岐阜市で講演する予定。【加藤沙波】