パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

カツヤさん頑張って書いてね!!

 2015年5月17日号。<ごめん、しんどい。でも今日も書けた。ありがとう>。

勝谷誠彦の××な日々。 deliver@katsuyamasahiko.jp crmstyle.com 経由

8:14 (33 分前)




の有料ブログよりより転載

ヒマでね。仕方ないでしょ鬱病だもの(笑)。(笑)
カツヤさん頑張って書いてね!!


と書けるだけまだいいです。そう、悪くはない。病状についしてはあとでまた書きます。ど~でもいいとか、そこで思わないの。同時進行のドキュメンタリーだと思って楽しんでくれればいいのです。 こういうネタから入るのは好きではない。世界も気が狂っているが、地学屋としては「いまそこにある危機」に警鐘を鳴らしておきたい。何度でも言う。「ツツジの季節」か何かは知らないが、いま箱根やその周辺に近づくのは危険ですよ。
 

<箱根・大涌谷/地面が最大12センチ隆起か>
 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150517/k10010082251000.html

 <火山活動が活発化している神奈川県の箱根山について、国土地理院が解析した結果、立ち入りが規制されている大涌谷の狭い範囲で、活動が活発化する前と比べて、地面が最大12センチ隆起しているとみられることが分かりました。気象庁は、引き続き火口周辺警報を出して、危険な地域に立ち入らないよう呼びかけています。>
 地質学的な数値で言えば12センチの隆起というのは、そのあたりの私鉄の駅の前にたむろしている「自称大学生」の口調では「ハンパないっすよね」「マジッすか」だ。まずはすぐに周囲のの地殻変動を計測すべきである。何よりも富士山だ。富士火山帯そのものの「山体膨張」が起きていると考えるべきである。となれば、破滅的な噴火が一帯で起きる可能性は否定できない。
 ずっとこういう「オオカミ少年」的なことを言っているとお考えでしょう。でもそれでいいのです。地学屋などという地味な商売はそうやってバカにされているのが仕事だ。しかし何十年か一度に当たる。当たった時に「言っていたでしょう」と言えないのが辛い。だって、人々はもっと現実に辛い場面と向かい合っているのだから。箱根についても言っておく。「危ないですよ」と。避難勧告で周囲何百メートルを決める会議の風景などを観ていると、気が狂っているとしか思えない。そういう問題ではないのだ。

 「オオカミ少年」と言えば北朝鮮に対する私のそれもずっとそうだ。どう罵倒されてもうつむくしかない。しかしこれほど「狂人」もとい「強靱」だとは思わなかったのだ。何があの体制を支えているのか。それぞれの地位に対する恐怖としか思えない。しかしそのせっかくの「基盤」を「アホボン」が崩しつつある。「またか」と思わずに聞いて欲しい。これは「アホパパ」でもやらなかったことである。
 <玄永哲氏処刑確実と米高官/北朝鮮「不安定な状況」/金正恩氏は権力基盤に不安>
 http://www.sankei.com/world/news/150515/wor1505150042-n1.html
 

<ローズ米大統領副補佐官は15日までに、CNNテレビに対し、北朝鮮の玄永哲人民武力部長(国防相)が処刑されたとの情報について「疑う理由はない。この手の粛清は北朝鮮の新指導者(金正恩第1書記)が置かれた不安定な状況を示すものだ」と語った。

 ローズ氏は、金第1書記の叔父、張成沢・元国防副委員長が2013年に処刑されたことも念頭に「自分の立場に自信があれば、家族や高官を処刑しようとは考えない」と指摘、金第1書記がいまだ権力基盤に不安を抱いているとの認識を示した。>
 これは「外交」である。かかる事実は当然に事前に把握しているだろうから、敢えて「CNNに」リークすることはない。北朝鮮側の反応を待っているのである。それがどういうボールなのか、残念ながら私の能力ではわからない。複雑な外交ゲームが行われているのだろうと思うほかはない。その中に、同報の拉致被害者たちの運命が加わっていることを、ひそかにのぞむばかりである。
 こんな話、どうでもいいでしょう。でも何ヶ月かたった時に「あっ、あれか」と思い出すこともあるのですよ。私は玄永哲は処刑されていないという見方に与するものだ。
 <北朝鮮「居眠りで公開処刑」は本当か?/記録映画に金正恩氏と並んで登場>
 http://www.huffingtonpost.jp/2015/05/14/dprk-hyon-yon-chol-questioned_n_7288488.html
 <北朝鮮の軍ナンバー2、玄永哲(ヒョン・ヨンチョル)人民武力部長は本当に公開処刑されたのか。真偽をめぐる情報が錯綜している。北朝鮮の国営朝鮮中央テレビは5月14日、金正恩第1書記を讃える記録映画を再放送した。この中に、金正恩氏と玄氏が並んで立つ場面が映っていた。北朝鮮では、粛清された幹部が登場する場面を放送する場合、最初からいなかったように画像を修正することがよくあるため「実は粛清されていないのではないか」という観測も出ている。>
 それにしても。隣国の、しかも同じ民族の閣僚が殺されたか殺されなかったかで、報道合戦をくりひろげるという国には生まれなくてよかった。なに、品性のことを言っているのである。

 ヒマでね。くどい。はいはい。なぜならば今頃は千葉県の某所でストレッチをしていたはずなのだ。12時過ぎから試合だったので。しかし鬱病が私をからめとってしまって、それどころではなくなった。17日という数字はここ数ヶ月、ずっと私の頭の中にあった。試合ですから。それがやらなくなったという喪失感は、なかなかわかってもらえないでしょう。仕方がない。
 もちろん試合などに出なくて良かったのだが、そういうレベルではない。鬱病というのは身体そのものを変えてしまうのだとわかった。実に個人的な体験なのですが、みなさんもいつそうなるかわからないので、聞いておいて下さい。まず、足があがらない。今日も眠り続けている老父は「ヨチヨチ」と歩いていた。医師だけに「足が上がらないのだよ」と自分で説明していた。今回、私はそれを実感したのである。
 今朝も、コンビニに行った。時間が倍かかる。「ヨチヨチ」なのだ。足がまったく上に上がらない。「ああ、こういうものなのだなあ。病気なんだ」と実感。今日も早くから書き始めているでしょう。キーボードを打つ時間が倍かかる。トイレに行くのも「よっこいしょ」だ。仕方がない。ビョーキなんだから(苦笑)。
 鬱病だと告白したらメールがドッときた。これまでにないほど来た(笑)。ああ潜在的鬱病患者というのはやはりいるのだろうとわかった。でもね、それはやめて欲しい。私は明らかに病的に「鬱病だとわかったのでそういうものかと思った。でも「鬱に逃げている」人っていませんか。敢えて厳しいことを言う。私がその傾向があったからだ。今回は「ドカン」と来て「ああ、これは仕方がないな」と逃げることをやめた。それまでの中途半端な部分では「逃げ」があった。
 その手助けをしたくないのです。「鬱」に逃げる前に、
もっと自分と立ち向かって欲しい。こんなことを書くとまた読者を失うのだろうが、だからこそのこの日記なのです。
 「ただ生きるな、善く生きよ」などとよくも恥知らずに書いてきたと思う。いや、この名言は素晴らしいですよ。しかし自分の中で咀嚼できていなかった。「ただ生きる」ことがどれほど難しいことか。私は明日まで「ただ生きる」自信があまりない。とはいえ自死はおのれに厳しく禁じている。いや、禁じていなければ。危うい。
 少し、寂しい。

 バラク・オバマ大統領を「ヘタレ」だと私はずっと罵倒してきた。しかし、これはかなりな「変化」だな。「インテリジェンス通」であろう、この日記の読者としては、そういう見かたで読み解いて欲しい。
 <米特殊部隊、「イスラム国」の高位指導者を殺害>
 http://www.yomiuri.co.jp/world/20150516-OYT1T50126.html
 <カーター米国防長官は16日、米特殊部隊が15日にシリア東部で作戦を実施し、イスラム過激派組織「イスラム国」の高位の指導者、アブ・サヤフ容疑者を殺害、妻のウム・サヤフ容疑者を拘束したと発表した。人質救出作戦を除けば、米軍が対「イスラム国」の作戦で地上部隊を投入したのは初めてとみられる。米軍側に死傷者は出ていない。>
 実は「大ニュース」である。やらかしたことはそれほどではない。しかし政治的な背景が大切だ。
 <作戦はオバマ大統領の指示に基づくもので、国家安全保障チームが全員一致でオバマ氏に勧告し、実施に移された。>
 「オバマがはじめてやった」もだが、私が注目したのは<国家安全保障チームが全員一致でオバマ氏に勧告し>ですね。オバマは「強姦された」(女性には失礼)のだ。アホのノーベル平和賞受賞者のせいで、世界が無茶苦茶になっているのを「本当に世界をコントロールしている連中」がそろそろガマンできなくなってきたのだろう。ニュースとはこう読むものなのである。

 いやしくも税金を投じてやるモノゴトにこういう意見はどうかと思いますが。「棄権」が正しいんやないですか。
 <大阪都構想」問う住民投票、17日に投開票>
 http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150516-OYT1T50121.html
 <大阪市を廃止して五つの特別区を設ける「大阪都構想」の賛否を問う市民対象の住民投票は17日に実施され、即日開票される。
 結果には法的拘束力があり、賛成が反対を1票でも上回れば、2017年4月に大阪市は廃止され、5特別区に移行することが決まる。賛否同数か反対多数なら、大阪市は存続し、都構想の制度案は廃案になる。有権者は約211万人で、住民投票では過去最大規模となる。>
 私は大阪に住民票がないので、まあ他人の意見ですが「何を言っているのか全くわからない」が正直な感想です。そうまで騒ぐことなのか、とすら思える。実は私はもともとこの論者だったのだ。しかしゆっくりと落ち着いて考えると「それほどのことなのかなあ」と。橋下徹さんも、実は頭を冷やして考えるとそうなのではないか。自分がきちんと実行者として選ばれた上で、判断すればいいことではないか。何も住民投票にかけることはないかと。
 ひとつ面白いのは直接的な民主主義のカタチが、なんと大阪で実施されるということだ。直接的なそれで知られるはスイスだが、そこには洗練がある。いえ、大阪に洗練がないとはいいませんよ、言うてるけど(笑)それがどこまで示されるかがまことに興味深い。ああ、だからさきほど「棄権」と書きましたが、投票には行きましょか。ほんでもって、どういう気持ちか投じたらええ。
 投票所から出たらアホな大マスコミがマイクをつきつけて来るから
、全く逆のことを言ってやって下さい。「橋下さんすごいわあ。あの人が言うんやから、そりゃ大阪都とちゃうん」とか。いま書いてみて思ったけれども、大阪都って、嫌な字面だね。ただの作家の感想だけれども。いやいや、ハシゲに反対したわけではなく、ただのひとつの例として引いただけです。
 やっとここまで来た。かなりしんどかったです。モノ書きがモノを書いているのに愚痴を言うではないね。でもなんとか250行までもうすぐたどりつく。これが私の「業」(ぎょうではなく「ごう」です)なのだ。それに今日もつきあっていただいたあなたや、あなたには、ああ、本当にいま涙が出てね。病気なのでかんべんしてください。今日も読んでくれて、ありがとうございます。

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