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GIベビー案内板、市が削除し書き換え 横浜・根岸外国人墓地



また 横浜市の 左翼の連中がおかしげなことをしでかした。
本当に 左翼の役人など 中国共産党と同じだここから本文です
どいつが こんなことをしでかしたのか?
確か 墓地の管理に変な役人がいたと聞いたが!

GIベビー案内板、市が削除し書き換え 横浜・根岸外国人墓地

カナロコ by 神奈川新聞 8月14日(金)13時29分配信

 地域に伝わる戦後の裏面史をめぐり論争が起きている。戦後の占領下、進駐軍と日本人女性の間に生まれた「GIベビー」が埋葬されているとされる横浜市中区の根岸外国人墓地。その存在を記した案内板の文言を市が削除し、書き換えていた。墓地を管理する市は「(GIベビーを)埋葬したと証明する記録がない」と主張。地域住民らは「後ろ暗い過去であっても、しっかりと向き合うべきだ」と反発している。

 案内板は墓地入り口に掲げられ、英語と日本語で墓地の由来などを説明している。横浜山手ライオンズクラブ(LC)が1988年に寄贈したもので、文面は山手LCと市が協議して作成したという。

 削除されたのは英文の「第2次大戦後に外国軍人軍属と日本人女性との間に生まれた数多くの子どもたちが埋葬されている」という記述。市が案内板を補修した2000年に「第2次大戦後に埋葬された嬰児(えいじ)(幼児)など、埋葬者名が不明なものも多い」と書き換えた。日本語の説明文も同じ内容になっている。

 案内板の英文がかすれていたため、今年7月、山手LCの関係者が原文を確認したところ変更に気付いた。

 書き換えの理由について横浜市環境施設課は「担当者が変わっており、はっきり分からない」としつつ、外国軍人軍属と日本人女性との間に生まれた子どもたちが埋葬されたとの記録はないとして「事実かどうか確認が取れないとすると、断定的な文言をそのまま記載するのは難しい」と説明する。変更は事前に山手LCにファクスで伝えたという。

 GIベビーをめぐっては墓地に隣接する市立仲尾台中の元教諭で郷土史研究家の田村泰治さん(78)が長年調査に当たってきた。墓標のない無数の小さな十字架が不幸に産み落とされた子どもの存在をうかがわせるといい、墓の元管理人の証言も得てきた。

 「墓地に中年の米国人男性がやって来て、戦後すぐに死んだ子を埋葬したという。母親は日本人で結婚はしていなかったようで、許可なく埋めたという話だった」と田村さん。「子どもたちは差別や偏見があって育てられなかった。学ばねばならないのは戦争の犠牲者ということだけではない」と訴える。30年ほど前、仲尾台中の文化祭で遺族を招いて証言を聞いたことが契機となり、毎年11月には住民と生徒らが墓前祭を続けている。

 一方、市によると埋没者名簿には外国人同士の間に生まれた子どもの記載はあるといい、「案内板の当初の記述では、ここに埋められた子どもがすべてハーフの非嫡出子だとの印象を与えかねないという判断もあり得る」と話す。

 山手LC元会長の依田成史さん(73)によると、1999年に墓地に慰霊碑を建立する際も、GIベビーの存在を強調する動きに市は難色を示したという。依田さんは「日本人の良心として碑を建てるべきだと市に訴え、実現させた」と経緯を明かす。かすれた案内板の修復について現会長の竹内優琉(まさる)さん(42)は「市と協議しながら文言を決めていきたい」としている。

 根岸外国人墓地に眠るGIベビーを追ったノンフィクション「天使はブルースを歌う」(毎日新聞社)を著した作家山崎洋子さん(68)は「国際都市や文化観光都市をアピールしたいからか、横浜市は負の歴史を隠そうとする傾向がある。例えば、横浜公園にあった有名な遊郭、岩亀楼を『国際社交場』と言い換えている。暗い歴史であっても受け止め、そこから未来を考えていくことが必要ではないか」と話している。

 ◆根岸外国人墓地 横浜市内に4カ所ある外国人墓地の一つ。1902年開設とされ、関東大震災で被災した外国人の慰霊碑や横浜港のドイツ軍艦爆発事件(42年)の犠牲者をしのぶ慰霊碑がある。墓碑のない埋葬者が多い。第2次大戦後に連合国軍に接収され、記録が消失したため、正確なことは分かっていない。