マレーシアで盆踊り=3.5万人参加
【シャーアラム(マレーシア)時事】マレーシアで暮らす日本人や地元住民の恒例行事となっている盆踊り大会が5日夜、首都クアラルンプール近郊のシャーアラムの競技場で開かれた。時折雨が降る天候にもかかわらず、約3万5000人が参加。やぐらの周りにできた踊りの輪では、現地住民も一緒になって東京音頭や花笠音頭などを楽しんだ。
浴衣を着て踊っていた女性教師のヌア・ナディア・マハリムさん(28)さんは「盆踊りはとても楽しい」と笑顔を見せた。外処敏彦大会実行委員長は「参加者の約90%は地元の方。こうしたイベントは日本とマレーシアの友好関係を深める上でもとても大事」と語った。
盆踊り大会は、現地の日本人会と日本人学校、在マレーシア日本大使館が主催。日本人会によると、1977年に始まり、徐々に祭りの規模が大きくなった。来年は40回目の節目となる。(2015/09/05-21:48)