場所が広島の風俗街、暴力団関係か「オタク」関係か 大変な事件である。
火災時に 各個室がいっぱいであったということ自体凄いことである。
3人の方のご冥福を祈ります。
◇県警、消防と合同で10日も朝から現場検証
広島市中区流川町の2階建て雑居ビルが全焼し3人が死亡した火災で、広島県警と市消防局が火元とみているビル南側の物置き場付近に火の気はなかったことが、捜査関係者への取材で分かった。出火直後の目撃情報もないという。県警は不審火の可能性もあるとみて捜査。10日も朝から消防と合同で現場検証をする。
【火災のあったビルの見取り図】
県警や消防によると、物置き場はビルの裏側に当たる南側の路地に面し、ドアなど遮るものはなく誰でも入れる状況。左隣には2階に通じる階段があり、壁で隔てられていた。路地側から奥に向け、冷蔵庫とエアコンの室外機が設置されていた。
現場検証の結果、冷蔵庫などより奥に置いてあった段ボールが激しく燃え、階段の壁は焼け落ちていた。このスペースには配電盤があるが、内部は燃えておらず、火元ではないと判断された。冷蔵庫や室外機の異常も現時点では確認できていないという。揚げ物などに使った廃油の缶もあったが、ふたが閉まっており燃えた形跡はなかった。他に火の気はないという。たばこの吸い殻は見つかっていない。
現場は繁華街で、火災当日は通報も約30件に上ったが、捜査関係者によると、燃え広がった後の目撃証言ばかりで、出火直後の様子を見た人がいないという。そのため県警は、周辺の防犯カメラの解析などで路地に不審者の出入りがなかったか確認を進めている。
この火災では、ビル1階の一部と2階で営業していたメイドカフェのうち、2階にいた従業員と男性客計6人が被害にあった。病院搬送された男性会社員(36)が死亡。男女2人の遺体が焼け跡から見つかっており、県警は連絡が取れなくなっている女性従業員(28)と男性客とみて身元確認を急いでいる。【山田尚弘、五十嵐朋子】