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2015/11/09 『政府・沖縄対立深まる 仲井眞前知事が口開く』 【前編】
自民党の小野寺五典元防衛相は9日、BSフジ番組に出演し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設に伴う埋め立て承認をめぐり、国と県が法廷で争う見通しとなったことについて「法廷闘争に持ち込む方向に誘導したのは県側かなと思っている」と述べ、承認を取り消した翁長雄志知事を批判した。
自民党の小野寺五典元防衛相は9日、BSフジ番組に出演し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設に伴う埋め立て承認をめぐり、国と県が法廷で争う見通しとなったことについて「法廷闘争に持ち込む方向に誘導したのは県側かなと思っている」と述べ、承認を取り消した翁長雄志知事を批判した。
小野寺氏は、政府が約1カ月間にわたり県と行った集中協議や、移設作業を中断した経緯にふれた上で、「普天間の危険性の除去、沖縄の負担軽減をする中で、これからも理解を求める努力はしていくが、最終的には法廷の中での争いになる。大変残念な方向だ」と述べた。
また、同番組に出演した仲井真弘多(なかいま・ひろかず)前沖縄県知事も埋め立て承認に「瑕疵(かし)はない」と強調。翁長氏の対応を「論外」と厳しく非難し、「対立のための対立で、プロパガンダ的、パフォーマンス的だ。これでは基地問題は解決できない」と指摘した。