パルデンの会

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シャープ追い詰めた「社徳」のなさ


やはり 台湾の格好をした 似非共産党関連国営企業 に魂を売り渡す会社の内実はやはり、日本人ではなかった、ではなく日本人の心をすでに失っていたのだった。
それにしても 台湾の企業が買収したのではなく シナ共産党が買収したのだ。
NHK のニュースでは ひまわり運動や カサ運動で知られる 雨傘をさしたキャスターが
「台湾、台湾」と叫んでいたが、 大嘘であり、NHKがこんな姑息なことまでやるようにシナ共産党がコントロールしているのを何人が見破れるのか?



シャープ追い詰めた「社徳」のなさ  編集委員 西條都夫

2016/3/1 6:30 日本経済新聞 電子版
 人間に「人徳」「人望」があるように、会社にも「社徳」「社望」がある。社徳のある企業とは立派で尊敬され、だれもがその企業と取引したい、提携したいと思う存在である。逆に社徳のない企業とは自己中心的で威張っており、できれば付き合いたくない存在だ。


 シャープの再建が迷走しているが、かつては液晶で一時代を築いた同社がなぜ追い詰められたのか。大型投資の失敗や経営陣の「無為」などいくつか理由があるが、「社徳のなさ」もその一因だったと思われる。日本企業は比較的行儀がよく、「他社の悪口は言わない」という不文律のごときものがあるが、シャープについては何人かの経営者からあからさまな悪口を耳にした。
■注文だけして対価払わず
 コマツのあるOBは1990年代の出来事を話してくれた。当時コマツは液晶製造装置を手掛けており、その最大の顧客がシャープだったが、いろいろと注文が多い。要は汎用スペックでは満足せず、シャープ向けの特別仕様をつくれとうるさいのだ。
筆者が注目した記事
・2月29日 日経新聞夕刊「シャープ、交渉期限の延長発表」
・2月28日 日経新聞朝刊「鴻海、債務精査を本格化、来月7日の契約めざす」
・2月17日発刊 日本経済新聞出版社『シャープ崩壊』
 コマツとしても最大顧客の要望は無視できず、人員や時間をかけてシャープのリクエストに応えるのだが、それについては何も対価を支払ってくれない。「洋服でもつるしの既製品とオーダーメードの特注品は値段が違うのが当たり前なのに…」とこのOBはいまだに納得いかない様子。
西條都夫(さいじょう・くにお) 87年日本経済新聞社入社。産業部、米州編集総局(ニューヨーク)などを経て編集局編集委員論説委員。専門分野は自動車・電機・企業経営全般・産業政策など。
 それでどうしたか。元を取るためには仕方がない、ノウハウの詰まった液晶製造装置を海外企業も含む他メーカーにも拡販し、ビジネスとしての辻つまを合わせたという。もしシャープにもう少しサプライヤーの事情を思いやる度量があれば、技術流出が少なくて済んだかもしれない。
 同じ電機メーカーからも「シャープは付き合いにくい会社」という評判を聞いた。日立製作所のOBは不振だった自社の液晶事業の再編を打診するためにシャープを訪ねたことがあるが、「完全に上から目線の対応で、けんもほろろの扱いだった」と振り返る。
 このぐらいなら、まぁ「自信の表れ」ということでいいかもしれないが、東芝ソニーの場合はかなりひどい。
 日経記者が執筆した新刊の『シャープ崩壊』(日本経済新聞出版社)によると、2010年春ごろからソニー東芝の幹部は「客をなんだと思っているんだ。あの会社(シャープ)だけは絶対許さない」と怒りの声を上げ始めたという
■信頼より目先の利益優先
 両社はシャープの堺工場(当時)から液晶パネルを購入する契約を結んでいたが、前年に導入された家電エコポイント制度の追い風で液晶テレビが飛ぶように売れ始めると、シャープは自社製テレビへの供給を優先し、ソニー東芝への供給を制限したのだ。
 他社との信義や業界内での評判より、目先の売り上げやシェアを優先する。こんな振る舞いの結果、堺工場は有力な顧客を失い、エコポイント特需が終わると業績が悪化、最後は台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業グループの出資を仰ぐことになった。
 シャープは一例にすぎない。自分が強い立場にいるからといって、横暴なことをすると、企業でも個人でもしっぺ返しが待ち受ける。「人に優しくすれば、人も優しくしてくれる。人に冷たくすれば、人からも冷たくされる」というのは子供向けの寓話(ぐうわ)の世界だけの真理ではないのである。



追記 2016.3.3

【3月5日新時代討論】ホンハイとシャープの関係から見る日本産業構造のゆくえ



新唐人テレビ特別企画番組第3弾!!

http://jp.ntdtv.com/

【出演】司会:林建良、コメンテーター:藤井厳喜河添恵子

--中国・台湾・国際問題スペシャリストの3賢人が集結--
--豪華ゲスト陣の最新情報による熱い討論をおおくりします!--

【日時】3月5日(土)19:00~21:00

【内容】「鴻海(ホンハイ)とシャープの関係から見る日本産業構造のゆくえ」

01.鴻海の歴史、郭台銘とは何者か?
02.郭氏と中国共産党の関係
03.アップル社との接点
04.郭氏の経営手法とは?
05.フォックスコン投身自殺事件
06.血汗工場と言われるゆえんとは?
07.買収のバックには中国共産党の影?
08.シャープの現状と未来
09.日本企業に与える影響は?
10.日本産業の再生に欠かせないものは何か?

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『台湾の声』 http://www.emaga.com/info/3407.html