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狼魔人日記>県、係争委に不服申請 国の辺野古是正に対し



狼魔人日記  より転載

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

県、係争委に不服申請 国の辺野古是正に対し

2016-03-15 06:32:15 | 普天間移設

前略ーー

今朝の沖縄タイムスの一面トップは米兵の「準強姦」の大見出し。
合計四面を床って狂気乱舞の大発狂である。
■一面トップ
米兵、準強姦容疑で逮捕
那覇署 眠った観光客襲う
容疑者は否認
沖縄タイムスによると被害者の女性も容疑者の米兵も同じホテルに別々投宿中。 
米兵が女性の部屋に侵入して狼藉に及んだのなら「準強姦」も納得できるが、ことに及んだのは米兵の部屋の中だという。 一読して不可解な事件だが、これが本当に強姦なら、由々しきことであり加害者が米兵、日本人を問わず厳重に断罪すべきは言うまでもない。
それにしても、この手の事件で県知事がコメントを発表するのも可笑しなものである。
そもそも「準強姦」と「強姦」の区別も知らないし、沖縄2紙がこの手の米兵事件を報じるときの「捏造報道」(例えば沖縄市の米兵女子中学生暴行事件など)も気になるので、とりあえず【おまけ】で備忘録にしておく。
 

県、係争委に申し出 辺野古是正指示、取り消し勧告求め

 米軍普天間飛行場移設計画に伴う名護市辺野古の埋め立て承認を取り消した翁長雄志知事に国土交通相が是正の指示を出したことを受け、翁長知事は14日午後、県庁で会見を開き、是正の指示を取り消すべきであるとの勧告を求めて国地方係争処理委員会に審査を申し出たことを発表した。翁長知事は「今回、まさしく地方公共団体に対する国の関与が違法か適法かということが正面から問われることになる。係争処理委には中立・公正な審査、判断を願いたい」と述べた。

 県は、この日発送した申し出書で(1)指示文書に指示の理由が記されておらず、地方自治法の定めに反している(2)具体的な理由・事実が一切記されていない以上、取り消しに関する法令違反の事実を認めることはできない-ことなどを主張している。
 辺野古代執行訴訟で県と国が合意した和解条項では、国が訴訟を取り下げて工事を中断する代わりに、地方自治法に基づき代執行手続きよりも強制力が弱い是正指示から法的な争いをやり直すことが決まっていた。係争処理委は申し出から90日以内に結論を出す。
 係争処理委の審査結果に対し、県が不服だったり、国が勧告に応じなかったりした場合、県は高等裁判所に提訴する。和解条項は、最高裁での上告審を含め判決が確定した場合、両者はその結果に従うことを定めている。
                 
和解成立後、国は和解条項の通り、是正指示を出し、県も和解条項の通りこれを不服として国地方紛争処理委員会に審査を申し出た。
何度繰り返すが、国が和解条項を踏みにじったわけではない。
係争処理委は県の申し出から90日以内に結論を出す。
従がって遅くとも6月の中旬までには結論が出る手筈だ。
仮に係争処理委の審査結果に対し、県が不服だったり、国が勧告に応じなかったりした場合、県は高等裁判所に提訴する。
 
以下は筆者の予測。
高裁では既に論議は尽くされているので、高裁判決は6月一杯か7月中旬に判決が出る。
968年最高裁判例による行政の継続性の訴訟の入り口論か仲井真前知事の承認に瑕疵があるかどうかの法的瑕疵論だ。
いずれが勝訴しても最高裁上告へと進むだろう。
しかし、最高裁は証拠・証人の認定をしないので、7月以内に憲法判断で国の勝訴が確定する
和解条項は、最高裁での上告審を含め判決が確定した場合、両者はその結果に従うことを定めている。