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高額出張費、韓国人学校…都庁に批判1万件超 職員悲鳴

高額出張費、韓国人学校…都庁に批判1万件超 職員悲鳴

産経新聞 5月13日(金)21時13分配信


 高額な海外出張費をはじめ、韓国政府への都有地貸与、公用車での別荘通いと立て続けに東京都民らの批判を集めた舛添要一知事。一連の騒動を受けた都庁への批判は延べ1万件を超えた。「仕事にならない」。鳴り止まない電話に、都職員からは悲鳴も聞かれる。

 都によると、「家族旅行」の疑惑を受け、11、12日に都庁に寄せられた批判は計480件。「公私混同」「しっかり説明すべきだ」。知事直轄の政策企画局や都民の声課には、電話やメールで次々と厳しい声が届く。

 だが、政治資金は本来、舛添氏個人の事務所の問題。さらには知事就任前の不祥事とあって、事情を知らない都職員は対応に苦慮。「政治資金の問題なので答えかねる」などと丁寧に対応しているが、ある職員は「対応で業務に支障が出そうだ」。

 都庁には、舛添氏のパリ・ロンドンの出張費が5千万円に及んだことが判明した3月以降、舛添氏の政治姿勢に関する批判が殺到。都によると、「高額すぎる」など海外出張に関する意見は、これまでに延べ4200件に及ぶ。

 また、舛添氏が、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領からの依頼に従い、保育所不足に悩む新宿区の都有地を韓国人学校の増設用地として貸し出す方針を打ち出したことについては、「韓国でなく、都民のために使うべきだ」などの批判が延べ7450件。公用車を使って神奈川県湯河原町の別荘にほぼ毎週末通っていた問題については、「距離が遠い」「毎週末はいかがなものか」など延べ1800件の批判があった。




より転載
長谷川豊
  • 2016年05月13日 18:33

舛添さんの大ウソ話を「物的な証拠」もなしにそのままスルーする都政記者たち

と、いう訳であまりにも予想の範囲内の問答がやり取りされたわけで…。

「会計責任者のミスです」
「ホテルには泊まってたけれど、部屋で政治の会議をしていました。なので問題ないです。時間は短くても大事な話なのでいいんです」

その程度ならダラダラと「精査」せずにすぐに話せよってね。
記者の皆さんも、あんまり追求しないんですね…。まぁ、ずっとべた付きで取材しているんだし、言いにくいのかなぁ…。記者クラブの皆さんではあの程度が限界か…。

99%の都民の皆さんが思ってる通りで、こんなの大ウソの誤魔化しです。少なくとも、私の経験をもとに今日は説明します。

ちょっと余談を一つだけ。
舛添さんは他の政治家と同じように、選挙に通ったので「自分を特別な人間」と認識していたのだと思いますよ。そして「特別な人間」なので「庶民が納める税金」は「自分のお小遣い」と感じていたのでしょう。
都民の皆さん、怒るのも無理はないですけれど、これら話に関しては舛添さんだけ怒ってもしょうがない話ですからね?政治家って、かなりの割合で本気でそう考えていますから。

私はもともと東京キー局のアナウンサーをしていたので…政治家の皆さんにしてみれば、私たちって同じ穴の狢(むじな)というか「特別な人間の仲間」と思われてて、飲みに行ったりすると、酔うと本音でしゃべってくれたりするときがありました。
「文句ばっか言うけどね、ハセガワさん!それなら選挙に出りゃあいいんですよ!選挙に出もせず、政治の勉強もせず、文句ばっか言うなって話ですヨ!」
まぁ、酔っての話ですからね。しかも、一定の理解は出来るところはあるし…。さて、それは置いといて、舛添さんの話ですね。

さて、話を戻しますね。


本当に「誤解」であれば、一刻も早く解こうとするもの

舛添さんは言うまでもなく、ごまかしたのです。旅館には「家族旅行」で行ったわけです。状況証拠として、彼はこの疑惑が出たときに「すぐに反論」をしていない点が挙げられます。

私もくだらない疑惑をかけられた経験がある人間なので、解説しますね。

「冗談じゃないよ!」って言いたくなるような大ウソの疑惑をかけられた場合、人間って、すぐに否定したくなるものなのです。私も会社を辞めた「翌日」には発信を始めました。今まで依頼のあった数十件の取材は全部受けて説明しました。

何故か?簡単です。ウソだから誤解を解きたいからです。

文春さんで言えば、実は先日、ちょっと可哀想な誤報もありました。
文春さんを定期的に読んでいる人は知ってるでしょうが、テレビでもおなじみのソン・ミヒョン先生という有名な産婦人科医の医学博士の先生がいます。朝の「とくダネ!」などでもおなじみですね。
可哀想に、ソン先生は文春さんで「経歴詐称疑惑!」というヒドイ記事を書かれたんです。要は彼女の経歴に書かれている
ロンドン大学での留学経験」
と言うのはウソじゃないか?と。しかも「文春の取材班がロンドン大学に電話して聞いたが確認できなかった!」。「ショーンKの話もあるが経歴を詐称するのは得だね!と言ったところか」なんて。

で、ソン先生、即日反論。

ブログでもFacebookでも猛反論し、実際に働いていない限りもらうのことの絶対に出来ない入館パスの写真などをアップし、実は文春さんの電話取材にもちゃんと説明したにもかかわらず、全く記事に反映されていないことなどを全部説明したのでした。私も海外での勤務経験があるので、一目で分かりましたが、これは確かに働いています。「短期間」かも知れませんが間違いなく「短期留学」はしていると確認できます。

ちなみに、ソン先生のFacebookには、ソン先生が実際に留学していた時のご学友の方が「ヒドイ記事ですね」「一緒に働いていた時期が懐かしいですね~」といった、文春さんの誤報を完全に裏付ける書き込みが何件も続いています。
ま、要は文春さんの取材が甘かっただけで、ソン先生はちゃんと働いてたわけです。

で、舛添さんの話に戻すと、民進の山尾さんと同じで、とにかくあーだこーだ言いながらすぐに説明してないでしょ?これはですね、経験上「クロ」だと判断します。間違いないと思います。

だって、今日の会見でした説明なんて「家族と行ってましたけれど、会議していたので政治活動の範囲なんです」ってことなわけですが…そんなもん、文春の発売日にすぐ言えよ、と。覚えてんだろ?正月の家族旅行くらい。
要は「精査します」とか言ってるんですが、そんな訳なくてね、時間をかけて弁護士さんやリスクマネジメントの専門家チームと何時間もかけて質疑応答の練習をしてたんでしょ。訴えられないように。自分の権利を守るために。


記者は「物的証拠」を出させればよかった

こういうのはですね、経験するとわかるんですけれど…記者さんたちは「一言」だけ言えばいいんです。

「ホテルで会議してたっていう『物的証拠』を見せてもらっていいですか?」

って。だって、普通はない行動なんだから。「家族のいる部屋で会議」なんて。

例えば私のケースは「このお金を返します。どうやって返せばいいですか?」って思い切り書かれている個人メールを今でもアップしています。誰でも自由に見てください。ソン先生のIDパスも同じですね。
身が潔白である場合、舛添さんも「何らかの物的証拠」があるはずです。どれだけ探しても一つもないなんて、そんなことないって。

「旅行中にすみません、今からご家族でお泊りの部屋に伺います」
と書かれたメールや
「旅行中ですが政治関連の会議をしましょう!今から向かいます!」

というメールくらいはあるでしょう。実際に「家族で泊まっていた部屋」で「会議をしていた」んならね。そんな不自然極まりない行動をしていたのであれば、絶対に何かあります。「物的なモノ」が。

出来れば、記者さんたちにはその質問はしてほしかったですが…まぁ、東京都民じゃないので、別にいいです。

舛添さん、これで逃げ切りか